児童労働のない未来へ-NPO 法人ACE代表 岩附由香のブログ(single-blog)

お知らせ・報告

2007年11月26日

10周年トークイベント&パーティー終了!

おかげさまで、昨日ACE設立10周年記念のトークイベント&パーティーが終了いたしました。ご参加いただいたみなさま、ボランティアでこの会を当日支えてくださった20人以上の皆様、そして暖かいお言葉をかけてくださった皆様に感謝します。

昨日のイベントで印象に残ったいくつかのキーワードをご紹介します。

トークイベント参加者からのまわりの人たちをどう動かしたらいいのだろうか?という質問に対して、「世界がもし100人の村だったら」再話者の池田香代子さんは「さりげなく、なにげなく、でも意図的に話をすること」と答えられました。

「児童労働は普通の話題に上ってきにくいので、フェアトレード商品を紹介するのもやりやすい方法ですね。フェアトレードがある製品の市場10%シェアまで伸びればあとの90%を占める大会社がその存在を無視できなくなる」という仮説をご紹介いただきましたが、私もそこで改めてフェアトレードの役割というものを再認識させていただきました。

池田さんには、30分間の基調講演の中で朗読もしてくださったのですが、
それに感動した!という参加者の方もいらっしゃいました。
ありがとうございました。

長坂先生からは「ACEはAttractive, Credible, Excellent,なNGOに」というメッセージをいただきました。

そのようになれるようがんばります!長坂先生がおっしゃっている「公共(Public)」の再定義も、私も共感するところがあります。ともにこれからPublicを作っていきたいです!

林達雄さんから「私たちができるのは、生きる姿に共感すること」というメッセージが。

林さんご自身のご経験から迫力のある語りをありがとうございました。林さんは23年前、100万人もの人が亡くなったといわれるエチオピアの飢饉に医師としてたち合われ、墓堀人を20人もやとって500人の人を看取った経験を語ってくださいました。そのような飢饉の村へ入るときに、自分たちが持ってきた食べ物を奪われはしないかと心配していたら、村長さんが残り少ない食物の中から客人へコーヒーといった麦を出してくださって、人間は、こんな状況でもこういうことができるんだ、と感じいったそうです。

以上、忘れないうちに。。

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