児童労働のない未来へ-NPO 法人ACE代表 岩附由香のブログ(single-blog)

日々是発見

2016年8月10日

8月8日でACEは法人化11年目を迎えました

先週から長女(4歳)、次女(1歳半)が風邪と溶連菌感染、夫も扁桃腺がはれている中、
一人家庭内で菌と瀬戸際の闘いをしている岩附です。

8月8日はACEをNPO法人として「登記」した、NPO法人化の記念日です。

おかげさまで、2005年の暑い日に台東区の事務所にトコトコ歩いて登記しに行ったあの日から、11年を迎えることもが出来ました。ACEを応援し、ご支援いただいてきた会員、サポーター、支援者のみなさまのおかげです。ありがとうございます。

(ちなみにACEの活動をはじめた「発足」は1997年なので、来年20周年を迎えます!)

こういう仕事をしていると「そんな社会のために偉いね!」なんて言っていただくことがあるのですが、私自身は自分が「好きなことをやらせてもらっている」と思っています。

児童労働の問題をなんとかしたい。そのために、その目的達成にまつわるいろんなこと(組織を運営するとか)も含めて、背負い、なんとかその目的を達成に向け近づこうとしている日々です。

昨日、税制の配偶者控除撤廃のニュースを読みながらふと、私にはこれまでNGOの代表以外にいろいろな選択肢があったし、今でも、例えば専業主婦になるという選択肢も、残されていないわけではないのだよな、ということを想っていました。

これまで派遣社員として富士通で働いてみたり、国連組織がどのように動くのかをWFP日本事務所に勤めて垣間見たり、フリーランスの通訳として働いてみたりしました。

元来怠け者で、かつ命令されることがキライな私にとって、NGO代表という職業は、「目的のために一番自分が努力をする」ことができる唯一の形なのかもしれません。もともとが結構いい加減な人間なので、もっといい加減に生きることもできたろうと思います(実際かなり仕事がいい加減だった時代もあります。。)

でもこうして、子どもが病気になって保育園に預けられなくても人に来てもらって仕事に行って、出張の際には義理の母に泊まってもらって、いろんな人に協力してもらってもとにかくこれをやりたい、そういう仕事がある、これを仕事に出来るというのは、本当に恵まれていて、ありがたいことだと思います。

昨日、ウェブサイトのトップページをリニューアルしまして、このブログが以前より目立つところに位置しているため、書かなくてはというプレッシャーを感じて、朝早く起きて、紅茶を入れて、その次にこのブログを書いています。

今年からACEに職員として入ってくれたスタッフが「職員応募の決め手はブログだったかもしれません」なんて言ってくれたので、よし、がんばろう、と思ったのですが、もしかしてこれは怠惰な私にブログを更新させるモチベーションを与えようという高度なあやつり!?

そんな私より数段上手かもしれないスタッフに囲まれながら、これからも頑張っていきたいと思います。

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