本ウェブサイトでは、JavaScriptおよびスタイルシートを使用しております。
お客さまがご使用のブラウザではスタイルシートが未対応のため、本来とは異なった表示になっておりますが、掲載している情報は問題なくご利用いただけます。

ニュース・お知らせ

ニュース・お知らせ一覧

2011年1月17日

ゴッドフレッドくん(ガーナ:15歳) ※2010年来日

2010年11月、ACEのNPO法人5周年記念事業の一環として、スマイル・ガーナ プロジェクトを実施しているガーナのアシャンティ州クワベナ・アクワ村から、中学2年生のオティ・ゴッドフレッドくんが来日しました。

およそ10日間の滞在期間中に、東京や大阪でのシンポジウム、子ども交流会のほか、都内や三重県での学校訪問、森永製菓のチョコレート工場見学、参議院議員会館での意見交換会など、多くの場で児童労働をしていた自分の経験を話してくれました。

>> 続きはこちら「ゴッドフレッドくん(ガーナ)」

>> NPO法人化5周年記念事業について 

ゴッドフレッドくん(ガーナ:カカオ生産地)

2010年8月12日

バービーちゃん(インド:12歳)

インドは中国に次ぐ世界二位の生産量を誇り、作地面積は世界一位です。インドのコットン生産農家の中には、コットンを作って売るだけでなく、種子を作って売るために栽培している農家があります。この種子を作ることを目的にした畑では、40万人以上の子どもが働いているといわれ、その7、8割は女の子です。

バービーちゃん(仮名、12歳)とは、2009年8月に出会いました。インド南部のアンドラプラデシュ州のある村で農家に雇われ、コットンの種を作る畑で働いています。5歳から働き、学校へは一度も行ったことがありません。朝は6時に起きて、水くみ、掃除をします。8時頃、朝食(お米と豆カレー)を食べてから、畑まで約2キロ歩いていきます。

>> 続きはこちら「バービーちゃん(インド)」

バービーちゃん(インド:コットン生産地)

2010年7月6日

ソニアさん(インド:15歳)

2002年日韓ワールドカップのちょうど一年前の2001年5月31日。一人の女の子が日本で記者会見をするために来日しました。それがソニアさんです(当時15歳)。ソニアさんは5歳からサッカーボールを縫う仕事をしていました。

「私は朝7時から夕方5時までボールを縫う仕事をしていました。
 1つのボールを縫うと5ルピー(約15円)もらえました。
 縫う時、手に針を刺してしまい、とても痛かったです。
 勉強をしたかったけど、病気の母を看病している父に
『学校に行かせてほしい』とは言えませんでした。」

>> 続きはこちら「ソニアさん(インド)」

ソニアさん(インド:サッカーボール縫い)

2010年6月28日

ジェイラクシュミちゃん(インド:13歳)

コットン生産が盛んなインドのアンドラ・プラデシュ州ナガルドーディ村に住む、ジェイラクシュミちゃん。お母さん、お兄さん2人、お姉さん3人の7人家族の末っ子です。 お父さんが数年前に亡くなってしまったため、生活のための家族全員で働いていました。

ジェイラクシュミちゃんも、村の農家に雇われてコットン種子やピーナッツなどを栽培する仕事をしていたため、学校に通うことができませんでした。朝10時から夕方6時まで働いて、1日の賃金はおとなの賃金も安い20~60ルピー(約40~120円)でした。

>> 続きはこちら「ジェイラクシュミちゃん(インド)」

ジェイラクシュミちゃん(インド:コットン)

2010年6月25日

エマヌエルくん(ガーナ:11歳)、ステファンくん(14歳)

ガーナのアシャンティ州アングロ村で暮らすエマヌエルくん(11歳)とステファンくん(14歳)。ガーナ北部のアッパーイースト州の親元を離れ、カカオ生産と牧畜で生計を立てる小作農家の労働者として暮らしていました。雇い主の子どもは学校に通っていますが、ふたりは学校へ行くことが許されていません。

気温30度を超える2010年1月のとある日の午後3時ごろ、2人が10頭ほどの牛を連れて歩いているところを通りかかりました。車を止めて話を聞くと、炎天下の中、一日中歩き続けていたとのこと。お腹を空かせていました。子どもたちの体よりも何倍も大きい牛は、コントロールするのが難しく、襲われる危険性も高いので、とても危ない労働です。

>> 続きはこちら「エマヌエルくん、ステファンくん」

エマヌエルくん、ステファンくん(ガーナ:人身売買)

2010年6月18日

プリンシラちゃん(ガーナ:12歳)

小学4年生に通う、12歳のプリンシラちゃん(仮名)。6人兄弟の2番目です。昨年この村の小学校に入学しました。その前は、クワベナ・アクワ村から車で1時間半ほど離れた別の村に、おばあさんと一緒に暮らしていました。学校には通っていませんでした。クワベナ・アクワ村の学校が少しずつよくなっていることを知って、家族の元に戻り、学校に通うようになりました。「英語を学ぶことが好き。学校に通えるようになってうれしい。」と話しながら、自分が持っているノートや教科書を見せてくれました。

ガーナの田舎では、プリンシラちゃんのように親戚にあずけられて暮らす子どもがたくさんいます。子どもが多くて育てるのが大変だから、村の学校の質がよくないから、よりよい教育を受けさせるためなどが主な理由です。しかしクワベナ・アクワ村では、この1年間で学校が変わってきたことにより、他の村に預けられていた子どもたちも村に戻ってくるようになりました。

>> 続きはこちら「プリンシラちゃん(ガーナ)」

プリンシラちゃん(ガーナ:カカオ産業)

2010年5月20日

マンジュちゃん(インド:13歳)、プジャちゃん(17歳)

マンジュちゃんは、13歳。インド北東部にあるラジャスタン州スラジプラ村で、お父さん、お母さん、兄弟姉妹9人、全部で11人の大家族で暮らしています。お父さんは日雇いの仕事で、採石場で働いています。マンジュちゃんは毎日、お母さんを手伝うため、家にあるカーペット織りの仕事や、家事の手伝い、妹や弟の世話などをしていたため、学校に1度も行ったことがありませんでした。

2008年に村で「子どもにやさしい村」プロジェクトが始まり、活動家が家をまわって訪れた時、マンジュちゃんが学校に行っていないことが分かりました。それから、活動家や子ども村議会メンバーの子どもたちが何度も家を訪ねて、お父さんとお母さんを説得し、マンジュちゃんは小学校に入学することできました。

>> 続きはこちら「マンジュちゃん、プジャちゃん」

マンジュちゃん(インド:カーペット織り)

2010年5月13日

カビタちゃん(インド:11歳)

カビタちゃんは11歳。インド西部のラジャスタン州クンダラヤ村に、お父さん、お母さん、姉と妹、弟と暮らしています。お母さんが病気のため、カビタちゃんは毎日家族のために、食器洗いや料理、洗濯、掃除、水汲みなどの家事をして、1日10時間働いていました。それだけでなく、お父さんと一緒に畑での農作業や、バッファローや牛などの家畜の世話もしていました。

2007年に村で「子どもにやさしい村」プロジェクトが始まってから、カビタちゃんの生活は変わりました。村の活動家や子ども村議会の子どもたちが、お父さんを説得したことで学校に通えるようになったのです。プロジェクトでは、村の青年たちがグループを作り、協力してお金を集めて制服や文具を子どもたちに支給したり、村の子どもたちがちゃんと学校に通っているかを定期的に確認する活動などを行うようになりました。

> 続きはこちら「カビタちゃん(インド)」

カビタちゃん(インド:11歳)

2010年5月1日

エバンスくん(ガーナ:14歳)

ガーナのアシャンティ州クワベナ・アクワ村の小学校に通うエバンスくん。
お父さん、お母さんと、6人兄弟の8人家族です。お父さんはカカオ農家。
土地を借りてカカオを栽培し、生計を立てています。

調査のために初めて村を訪ねた2008年3月、エバンス君は14歳。1つ年上のお兄さんと一緒に4年生の教室の一番後ろの席に座っていました。入学するはずの年で入学しなかったため、年下の子どもたちと机を並べていました。ガーナでは幼稚園から制服を着なければなりませんが、エバンスくん兄弟は制服を着ていません。ペンやノートも持っていませんでした。

>> 続きはこちら「エバンスくん(ガーナ)」

エバンスくん(ガーナ:14歳))

2010年5月1日

2009年インド・スタディツアー映像

ACEは毎年、児童労働の問題について考えるスタディツアーを実施しています。 2009年8月28日から9月5日にかけて実施した「インドで子どもに会って考える旅 2009」で訪問したインドのパートナー団体BBAが運営するバル・アシュラム(児童労働から解放された男の子のためのリハビリ施設)を訪問したときの映像をご紹介します。

>> インド・スタディツアー映像はこちら

2010年5月1日

『児童労働のない未来へ』キャンペーンサイト 開設

6月12日は国際労働機関(ILO)が定めた「児童労働世界反対デー」です。
世界中で児童労働をなくすためのアクションが行われ、
日本でも「児童労働ネットワーク(CL-Net)」が中心となり、キャンペーンを毎年行っています。

今年は4年ぶりに児童労働者数の統計が発表され、
児童労働をなくすために活動しているACEにとって大切な一年です。

そんな2010年。
ACEは『児童労働のない未来へ』キャンペーンを開始します。

今、働いている子どもを救うため、児童労働がなくならない理由のひとつ『無関心』を乗り越え、
一緒に児童労働の問題を伝え、活動する仲間を増やすためのキャンペーンです。

このキャンペーンサイトを通じて、
児童労働を“自分ごと”に感じ、子どもたちを児童労働から守るため、
いますぐできること」、「継続的にできること」、
一人でできること」、「企業・団体・学校でできること」など、
わたしたちにできることを紹介してまいります。