中国:レンガ工場強制労働事件での判決

中国:レンガ工場強制労働事件での判決

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北京-(2007年7月17日)ー 中国山西省のレンガ工場で児童労働を含む強制労働が行われていた事件で、傷害や拘禁の罪などに問われた工場経営者に対する判決公判が開かれた。

判決によると、監視役をしていた従業員1人が、知的障害のあった労働者を殺害した罪で死刑、このほかに、28人の被告が禁固2年から終身刑の判決を受けた。子どもを誘拐して労働させていた事件では、一部の被告に懲役5年の実刑判決が下された。

また、経営者側だけでなく、この事件に関わった同省の党員幹部、公職関係者らも監督管理および職務上の怠慢、レンガ工場の請負監視へ参与したなどして、免職などの大量処分を受けたことが分かった。

5月に事件が発覚してから約1カ月半で処分や判決が下される「スピード解決」となった。胡錦濤政権には、事件が社会不安や不満の拡大を招くのを抑えたい意図があるとみられる。

出所:livedoorニュース
大紀元
UK Reuters

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  • カテゴリー:児童労働ニュース
  • 投稿日:2007.07.27