特定非営利活動法人ACE　法人化５周年・認定NPO記念事業 児童労働のない未来へキャンペーン 子どものしあわせリンクプロジェクト 〜日本と世界、つながって知ろう、働く子どものこと〜

ACE（エース）は、世界中のすべての子どもが権利を守られ、希望を持って安心して暮らせる社会をめざして児童労働の撤廃と予防に取り組む国際協力NGOです。インドとガーナで子どもを危険な労働から守り、教育を推進する国際協力活動、日本では児童労働の問題を伝える啓発活動や、政府や企業への提言活動、ネットワークの活動を行っています。
今年、NPO法人となって5周年を迎えることができました。皆様からのご支援により、これまで418人の子どもたちを児童労働から救い、5,387人の子どもの教育を支援することが出来ました。ありがとうございます。しかし、世界には学校に行けずに重労働を担い、けがや病気の危険にさらされている児童労働をしている子どもが2億1500万人（2010年5月ILO発表）います。
児童労働が世界からなくならない理由のひとつは、無関心。実は、サッカーボールやチョコレートなど、私たちが普段使ったり食べたりしているものに子どもたちが関っていることを知らない人がほとんどです。
ACE設立のきっかけは、世界同時に児童労働を知らせるムーブメントを日本で行うためでした。原点に戻り、「児童労働により子どもの権利が守られていない現状」を知らせ、これまでの経験から「児童労働はなくすことができる」ことを伝えるため、インドでサッカーボールを縫っていた子ども、ガーナのカカオ畑で働いていた子どもを招き子どもの交流会とシンポジウムを行います。
11月20日は「世界子どもの日」です。これをきっかけに、1人でも多くの方が児童労働のない未来へ向けてともにアクションを起こして下さることを願っています。ご参加お待ちしています！