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ニュース・お知らせ


2010年4月30日
エバンスくん(ガーナ:14歳)

ガーナのアシャンティ州クワベナ・アクワ村の小学校に通うエバンスくん。
お父さん、お母さんと、6人兄弟の8人家族です。お父さんはカカオ農家。
土地を借りてカカオを栽培し、生計を立てています。

調査のために初めて村を訪ねた2008年3月、エバンス君は14歳。1つ年上のお兄さんと一緒に4年生の教室の一番後ろの席に座っていました。入学するはずの年で入学しなかったため、年下の子どもたちと机を並べていました。ガーナでは幼稚園から制服を着なければなりませんが、エバンスくん兄弟は制服を着ていません。ペンやノートも持っていませんでした。

家を訪ねて話を聞くと「畑で働いたほうが家族のためになると思って、学校を休んで畑仕事をするんだ」とエバンスくん。お父さんと一緒に、一日中、カカオ農園で草刈りや収穫したカカオの実の運搬などをしていました。「制服や靴がないから、行く気がしない」とも。お父さん曰く、「子どもたちは学校よりも農業に関心があるので畑仕事を任せているんです」。

2010年1月。再び村の学校を訪ねると、エバンス君は6年生に進学していました。制服を着て、一番前の席に座って一生懸命勉強していました。夢はサッカー選手になること。毎日休まず元気に学校通っています。

ACEがガーナで行っている「スマイル・ガーナ プロジェクト」では、子どもを危険な労働から守り、村のすべての子どもがしっかりと学校に通えるよう、村での啓発活動や学校改善、カカオ農家への技術訓練などを行っています。

現地での支援活動について詳しくは「ACEの支援活動」をご覧ください。

 

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遊ぶ、学ぶ、笑う。そんなあたりまえを、世界の子どもに。
エバンスくんと同じように、一人でも多くの子どもが児童労働から解放され、
元気に学校へ通えるように、ACEはインドとガーナ、そして日本で活動しています。

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ACEが支援してきた「子どものエピソード」

  1. エバンスくん(ガーナ:14歳)
  2. カビタちゃん(インド:11歳)
  3. マンジュちゃん(インド:13歳)、プジャちゃん(17歳)
  4. プリンシラちゃん(ガーナ:12歳)
  5. エマヌエルくん(ガーナ:11歳)、ステファンくん(14歳)
  6. ジェイラクシュミちゃん(インド:13歳)
  7. ソニアさん(インド:15歳)
  8. バービーちゃん(インド:12歳)
  9. ゴッドフレッドくん(ガーナ:15歳)