日時 | 2005年4月2日(土) |
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会場 | フットサルポイントJ-Foot浦和美園 (〒336-0963 埼玉県さいたま市緑区大門2372-1 ) |
参加 | ミックスチーム 16チーム 159名 |
主催 | 特定非営利活動法人ACE |
協力 | (特活)フェアトレード・ラベル・ジャパン、(株)ジャパンフットサルコート |
協賛 | 味の素労働組合、NTT労働組合、(有)グローバルトレーディング、THE BODY SHOP、UIゼンセン同盟 |
後援 | ILO 駐日事務所、国際食品労連日本加盟組織連絡協議会(IUF-JCC)、児童労働ネットワーク |
広報協力 | KISS(Kimura International Staff Service) |
今大会は、各チーム女性か小学生以下の子ども1名が必ず含まれるミックスチームであることを参加条件としました。その甲斐あって、サッカー少年・少女を含む子どもから中高年まで、大学生や社会人の男女が混ざり、とてもにぎやかな大会となりました。試合が進むにつれみんな真剣な顔つきになり、どんどんヒートアップしていきました。
1リーグ4チームによる予選リーグ(A~D)と予選各リーグ上位2チームによる決勝トーナメントを行いました。また、残念ながら予選リーグで敗退した8チームのうち、予選と決勝の間に行ったクイズ大会で好成績をおさめた4チームは、ひみつのトーナメントに進みました。決勝トーナメントを勝ち抜いた優勝、準優勝、第3位のチームには、賞状と協賛団体・企業からご提供いただいた豪華賞品を贈られました。
本大会では、児童労働が使われていないことが証明された「フェアトレードボール」を試合球に使用しました。国際フェアトレード認証ラベル機構(FLO)が、ボールが作られている工場では労働者へ適正な給与や労働環境が保証されていることを認証し、その証明として「フェアトレード・ラベル」がつけられています。
ACEチャリティフットサル大会では、フットサルの試合を楽しんでもらうだけでなく、大会を通じて児童労働について知ってもらうことも目指しました。コート脇では、サッカーボール縫いを体験できるコーナーを設置し、作業の難しさなどを体験していただきました。児童労働また、予選リーグと決勝トーナメントの間に、チーム対抗で賞品つきの4択クイズに挑戦してもらいました。
インドの児童労働の撲滅を目指すNGOの活動への寄付を募るため、チャリティオークショ ンも行いました。オークションには、元サッカー日本代表監督、現横浜F・マリノスの岡田武史監督のサイン入りフェアトレードボールや、横浜F・マリノスの選手たちのサインが入ったユニフォーム、浦和レッズの選手のサイン入りスパイクを含む23点が提供されました。
なかなか手に入れることができない、J リーガーのサイン入りグッズの獲得に、コートの外でも熱い戦いが繰り広げられていました。オークションでの収益は全部で77,600 円で、今回のオークションでの目標金額を見事達成できました。
チャリティーオークション出品者 |
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岡田武史監督(横浜F・マリノス)、内舘秀樹選手、岡野雅行選手、酒井友之選手、 徳重健太選手、永井雄一郎選手、山田暢久選手、横山拓也選手(以上浦和レッズ)、室井市衛選手(ヴ ィッセル神戸)、宮澤ミシェル氏(サッカー解説者)、碓氷幸一氏(宮澤ミシェル氏マネージャー) |
この大会による収益金226,940円は、2005年6月から2006年5月にかけて実施された、インドのウッタル・プラデシュ州ガンゴール村での「子どもにやさしい村」プロジェクトに活用させていただきました。
>> 第2回ACEチャリティフットサル大会報告書(PDF:119KB)
サッカーボール産業における児童労働は、FIFAや国際機関、 企業やNGOなど、業界全体の取り組みによって改善されてきました。これは「児童労働は解決できる」ことを証明しています。いまなお世界で働く1億6800万人の子どもたちを救うため、ACEはチョコレートの原料である「カカオ」の生産地や、Tシャツなどの原料「コットン」の生産地での児童労働の問題に取り組んでおり、ACEの活動は、みなさんの応援によって成り立っています。ACEでは月々1,000円から寄付ができる「マンスリーサポーター」を募集しています。ぜひ、世界の子どもの笑顔のため、ご協力よろしくお願いします!
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