2009年:第6回ACEチャリティフットサル大会 開催報告

サッカーには世界を変える力がある!
遊ぶ、学ぶ、笑う。そんなあたりまえを、世界の子どもたちに。
フェアプレーの精神で、楽しみながら世界の子どもたちの笑顔のために国際協力をしよう!

大会目的

1.児童労働の問題やACEの活動への理解を広め、活動資金を集める
2.児童労働の問題やACEが行っている国際協力活動への理解を広める
3.サッカー業界による児童労働への取り組みやフェアトレード(※)について広める
4.フェアな精神を広め、気軽に国際協力やNGOの活動に参加するきっかけをつくる

※大会の収益は、ACEが行う国内外での児童労働をなくすための活動に使わせていただきます。

大会名 第6回ACEチャリティフットサル大会
日時 2009年5月16日(土)10:00~15:00
会場 フットサルポイントJ-Foot浦和美園 (〒336-0963 埼玉県さいたま市緑区大門2372-1 )
参加 ミックスチーム 32チーム 約300名
主催 特定非営利活動法人ACE
協力 JFCスポーツバンガード株式会社
協賛 アシックス労働組合、SFIDA(株)イデアインターナショナルアサヒ飲料株式会社株式会社シンビ ジャパン
後援 埼玉県サッカー協会埼玉県国際交流協会

大会報告

今年で6回目を迎えたチャリティフットサル大会。朝から雲行きが怪しく、お日様がなかなか顔を出してくれない天気の中、なんとか雨に降られることなく大会を終えることができました。5月16日(土)、J-Foot浦和美園でACEチャリティフットサル大会を例年どおり「児童労働反対世界デー・キャンペーンの賛同イベントとして開催しました。3月末からチーム募集を開始したところ、定員の32を超えるチームからお申込みいただき、総勢約300名が参加した過去最大規模の大会となりました。

ミックスチームのフレンドリーマッチ!

ACEチャリティフットサル大会ACEは、子どもからおとなまで、女性も男性も関係なく、誰もが楽しく参加できるフレンドリーマッチをモットーに大会を開催しています。

試合中は必ずピッチ上に女性か小学生以下の子ども1名が参加し、得点が2点となる特別ルールで実施しています。

サッカー経験や経験者の人数によってチームを「レギュラー」と「ビギナー」のリーグに分けて大会を開催しました。各予選ブロックの上位2チームが決勝トーナメントに進出し、惜しくも敗退したチームは交流戦を行い、最後までフットサルを楽しんでいただきました。

アトラクション・イベント紹介

豪華賞品争奪「じゃんけん大会」毎年恒例の「サッカーボウリング」と「○×クイズ」などのアトラクションも実施しました。「サッカーボウリング」には、約100名が参加。ボールを蹴って倒したピンの合計数を競います。予選リーグと決勝トーナメントの間に「○×クイズ」を行いました。サッカーや児童労働に関する問題を出題。今年はTシャツなどの原料であるコットン生産地での児童労働に関する問題も出題し、「はじめて知った」というご意見を数多くいただきました。

また、会場のJ-Foot浦和美園店様のご協力により、チャリティーオークションのために、浦和レッズの3選手からサイン入りグッズをご提供いただきました。

表彰式の後は、昨年も好評だった参加者全員に賞品ゲットのチャンスがある「じゃんけん大会」。今年も大盛況でした。

浦和レッズOB 西野努さんによるサッカークリニック&トークセッション

浦和レッズOB 西野努さんによるトークセッション今大会は浦和レッズOBの西野努さんにご協力いただき、初めての試みとしてサッカークリニックやトークセッションを実施しました。クリニックへは試合の合間自由に参加でき、西野さんから楽しいトレーニング方法を教わっていました。トークセッションでは、ACEが取り組んでいる児童労働の問題に対して思うことや信じることの大切さなどを語っていただきました。

今大会の開催により、384,005円が集まりました。このうち80%をACEがインドで行う「子どもにやさしい村」プロジェクトに、20%は国内事務局経費として活用させていただきます。チャリティフットサル大会にご参加・ご協力いただきまことにありがとうございます。今後ともご協力をよろしくお願いいたします。

>> 「子どもにやさしい村」プロジェクト

 

レギュラーリーグ入賞チーム
温泉サッカー。
優勝 温泉サッカー。
キャピキャン
第3位 キャピキャン
長坂Family
第3位 長坂Family
ビギナーリーグ入賞チーム
LUSH FUTSAL CLUB
優勝 LUSH FUTSAL CLUB
野村ゼミ
準優勝 野村ゼミ
F.C.UNION
第3位 F.C.UNION

※大会では、児童労働が使われていない「フェアトレード」のボールを使用

本大会では、現地の工場でボールを作る大人の職人達に適正な給料と労働環境を提供し、定期的に国際機関の調査を受け入れ、 児童労働がないことを証明しているフットボールブランド「SFIDA(スフィーダ)」のフェアトレードボールを使用しました。 「フェアトレード」とは、製品を適正な価格で取引し、生産者の労働環境と生産地の自然環境を守ることを通じて、生産地の経済的・社会的発展を支援する取り組みです。 ボールには、「Stop Child Labour(児童労働)」のメッセージが印字されています。

大会終了後、Yahoo!オークションでチャリティーオークション開催!

大会当日のオークションだけでなく、Yahoo!オークションでも、チャリティーオークションを開催しました。

>> ACE チャリティフットサル大会 Yahoo!チャリティーオークション

ACEの活動はみなさんの募金や寄付で支えられています。ご協力お願いします!

サッカーボール産業における児童労働は、FIFAや国際機関、 企業やNGOなど、業界全体の取り組みによって改善されてきました。これは「児童労働は解決できる」ことを証明しています。いまなお世界で働く1億6800万人の子どもたちを救うため、ACEはチョコレートの原料である「カカオ」の生産地や、Tシャツなどの原料「コットン」の生産地での児童労働の問題に取り組んでおり、ACEの活動は、みなさんの応援によって成り立っています。ACEでは月々1,000円から寄付ができる「マンスリーサポーター」を募集しています。ぜひ、世界の子どもの笑顔のため、ご協力よろしくお願いします!

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大会詳細報告

>> 第6回ACEチャリティフットサル大会報告書(PDF:780KB)

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