朝から雲行きが怪しく、お日様がなかなか顔を出してくれない天気の中、なんとか雨に降られることなく大会を終えることができました。
5月24日(土)、J-Foot浦和美園にて、第5回ACEチャリティフットサル大会を開催いたしました。懸念された天候も大会終了まで乱れることなく、ビギナーとレギュラー、 2つのリーグに分かれて全22チーム、参加者とスタッフをあわせて約200人、子どもからおとなまで、白熱した試合が繰り広げられました。
大会名 | 第5回ACEチャリティフットサル大会 |
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日時 | 2008年5月24日(土)10:00~15:00 |
会場 | フットサルポイントJ-Foot浦和美園 (〒336-0963 埼玉県さいたま市緑区大門2372-1 ) |
募集 | ミックスチーム 22チーム |
共催 | 特定非営利活動法人ACE、JFCスポーツバンガード株式会社 |
協賛 | アサヒ飲料㈱、アシックス労働組合、㈱イミオ、プーマジャパン㈱ |
後援 | 埼玉県サッカー協会、 埼玉県国際交流協会 |
オークション 協力 |
浦和レッズ 梅崎司選手、鈴木啓太選手、ポンテ選手 |
5月16日(土)、J-Foot浦和美園でACEチャリティフットサル大会を例年どおり「児童労働反対世界デー・キャンペーンの賛同イベントとして開催しました。3月末からチーム募集を開始したところ、定員の32を超えるチームからお申込みいただき、総勢約300名が参加した過去最大規模の大会となりました。
試合中、必ずピッチ上に女性か小学生以下の子ども1名いて、なおかつ得点が2点という大会特別ルールで実施。
今年は過去の大会実績と参加者のサッカー・フットサル経験を踏まえて、レギュラーリーグとビギナーリーグににわけて実施。これまで、なかなか決勝トーナメントまで進出できなかったチームも勝ち進むことができたり、実力伯仲の名勝負が繰り広げられました。それぞれ予選ブロックの上位2チームが決勝トーナメントに進出し、予選リーグで惜しくも敗退したチームは交流戦を行います。
予選リーグと決勝トーナメントの間には、毎年恒例フットサルコートの四隅を使った4択クイズを行いました。今年は「チョコレートと児童労働」に関する問題を出題し、チーム対抗でクイズの正解数を競ってもらいました。
5問中、4問正解した5チームには、2008年2月にACEが調査で訪れた際に購入してきたガーナ産のチョコレート10個を分け合ってもらいました。
試合の合間は「サッカーボウリング」をエンジョイ。ゴール前に並べたボウリングのピンを倒します。チャンスは3回。倒したピンの合計数を競ってもらいました。上位7名には大会スタッフとおそろいのゲームTシャツ(アシックス労働組合提供)をプレゼント。
チャリティオークションには、会場のJ-Foot浦和美園店のご協力により、浦和レッズの3選手からサイン入りバッグをご提供いただきました。みなさんのご協力により、17,500円の売り上げになりました。
決勝トーナメントを勝ち抜いた各リーグの3位までに入賞したチームには賞状と、優勝・準優勝チームには、賞品のフェアトレードサッカーボール(株式会社イミオ提供)を授与。
今回は、表彰式後にジャンケン大会を実施、ジャンケンの勝者には協賛企業からいただいたサッカーグッズをプレゼント。試合結果に関わらず参加者全員に賞品獲得のチャンスがあるので、大会の最後まで盛り上がりました。
レギュラーリーグ入賞チーム | |||
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優勝 アミーゴス ジュニア |
準優勝 西戸山サル軍団 |
第3位 西戸山イヌ軍団 |
第3位 Regimpennir |
ビギナーリーグ入賞チーム | |||
優勝 TEAM NAGASAKA |
準優勝 CFF FC |
第3位 CrosseWind |
第3位 FCフリービー |
今大会は、タレントフットサルチームchakuchaku J.bキャプテンの影山のぞみさんが大会MCとして参加し、開会式やクイズ・ジャンケン大会など進行を担当。フットサル雑誌「ハヤブサマガジン」のDJも参加し、大会を大いに盛り上げてくれました。
この大会では、適正な労働条件によって作られ、児童労働が使われていないことが保障されているフェアトレードのボールを使用しています。あらゆる側面から「フェアな」大会づくりに心がけています。
大会MCの影山のぞみさん |
ボランティアスタッフ |
フェアトレードボール |
ジャンケン大会「残念!」 |
大会による収益金はインドの「子どもにやさしい村」プロジェクトの活動費として活用させていただきます。
参加者のみなさん、ご後援、ご協力、ご協賛いただいた団体、企業の方々、ボランティアのみなさんのご協力により、今年も子どもたちの支援を行うことができます。
みなさまのご支援に心より感謝申し上げます。
ACEは今後も、子どもが笑顔でいられる社会をめざして活動を続けていきます。
今後ともご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
サッカーボール産業における児童労働は、FIFAや国際機関、 企業やNGOなど、業界全体の取り組みによって改善されてきました。これは「児童労働は解決できる」ことを証明しています。いまなお世界で働く1億6800万人の子どもたちを救うため、ACEはチョコレートの原料である「カカオ」の生産地や、Tシャツなどの原料「コットン」の生産地での児童労働の問題に取り組んでおり、ACEの活動は、みなさんの応援によって成り立っています。ACEでは月々1,000円から寄付ができる「マンスリーサポーター」を募集しています。ぜひ、世界の子どもの笑顔のため、ご協力よろしくお願いします!
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