児童労働って?フェアトレードって?小さな一歩を踏み出した、日本の女の子の奮闘記。「チョコレートの原料、カカオ豆を、どこで誰がつくっているのか、あなたは知っていますか?」日本の普通の女の子3人が、アフリカのガーナで出会ったのは、たくさんの子どもたちがカカオ農園で働かされ、学校に通うこともできない「児童労働」という現実でした。バレンタインデーに、フェアトレードでつくられた、ほんとうに愛のあるチョコレートを、日本のみんなに選んでほしい。彼女たちは動き出しました。イベントの名は、「バレンタイン一揆」。果たして、彼女たちの想いはみんなに届くのか??これは、児童労働の問題と出会い、悩み、闘った、日本の女の子たちの物語です。
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ガーナの村を訪問した3人が、カカオ生産地の現状を見て、感じてきたことと、ACEユースアカデミーの参加者による『バレンタイン一揆』の実施報告会を行いました。
日時 | 2012年3月17日(土)10:30〜12:15(受付10:15〜) |
開催地 | UIゼンセン同盟本部 2F大会議室(東京都千代田区九段南4-8-16 ゼンセン会館) |
参加人数 | 30人 |
主催 | 特定非営利活動法人ACE |
報告会会場の後方には『バレンタイン一揆』当日、参加者から寄せられたメッセージを掲示。
ガーナの訪問報告をしてくれた梅田さん(左)、仙台の活動報告をしてくれた齋藤さん(右)
アカデミー参加者も一緒にディスカッション。ガーナで撮った写真を見ながら意見交換。
ガーナの子どもたちからバレンタインデーに届いたメッセージを紹介させていただきました。
自信を持って発表している皆さんの姿を、父親のような気分で見ていました(笑) 実際に”行動してみた"ということに対しての実感というものがとてもよく伝わった、すばらしい発表でした。行動を起こす実行力とともに、周りの共感を得るという影響力が、活動を通して発揮されたんですね。ガーナへ行った人もバレンタイン一揆に参加した人も、内なるリーダーシップを実践したということに感動しました。
梅田さんの「カカオを作ってくれていることへの純粋な感謝」、斉藤さんの「私たちの生活と切り離して考えてほしくない」という言葉のとおり、距離、国境に関係なく、今この同じ地球で同じ時間を過ごす人たちを想い、真摯に分かち合うこと、その大切さを改めて教えてもらった気がします。
終盤、岩附代表、白木さんのお話を聴きながらこの活動を続けていくことの困難さとともに、この事業が成長してきた軌跡の大きさというものも感じることのできた貴重な時間となりました。最後に。活動を続ける中で、いろいろな意見を言ってくる人がいるとは思います。でも、どうか自分の思いをしまい込まず、歩みを進めていってほしいのです。
皆さんの活動によって、誰かが今日、幸福な時間、安らぎの時間、夢を語る時間を少しでも多く持つことができたならば、きっとそれは実践において真実なのですから。
本日は素晴しい会を開いてくださり、誠にありがとうございました。高校生があそこまで活動しているという現実を見ることができて、大変励まされました。自分も主体的に働きかけられるような子どもたちを育てていきたいです。
また、今年度は実際に、生徒ともに校内においてソーシャルビジネスをやってみようとも考えています。その際には、架空の校内NPO団体も設立しようとも考えています。その際に、可能でしたら、アドバイス等いただけたら幸いです。
ガーナへ訪問した3人のメンバー以外にも、代表者を決める合宿「ACEユースアカデミー」に参加した高校生・大学生たちが、地元や自分たちのフィールドでアクションを行って来ました。売り上げの一部がガーナの子ども支援のための寄付になる「しあわせを運ぶ てんとう虫チョコ」を販売したり、イベント出展・開催など、それぞれのアクションを実施してきました。
上映会の開催企画 |
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