ACEフェス（設立25周年記念イベント）

設立25年を経て、ACEはさらに進化します。
10月7日（土）はDeloitte Tohmatsu Innovation Parkに集合！

25周年イベント、ACEフェスの開催日が決定しました。
2023年10月7日（土）一日限りで開催いたします。

セッションにはACEゆかりのゲストをご招待して、その方々と一緒にいまのACEの秘密を解き明かしていきます。
最後、ACEの秘密を知ったあなたは、一個人として、組織/チームとして、夢を描き、可能性を見出し、信じて、行動し続けるヒントを得ることができると確信しています。

また、感染症対策による開催制限がなくなって初めての大きなイベントです。
コロナ禍で失われた時間をみんなで埋めあわせて再会を祝福しましょう。

セッション概要

【D-1】ACEという生命体の”今” ～組織開発のリアル～

場所：ROOM D
時間：13:55～14:55

スピーカー
・NexTreams合同会社　共同代表　石井宏明氏
・認定NPO法人ACE　組織開発担当　山下みほこ

「こんなに頑張っているのに、どうしてよくならないのだろう」
「想いは同じはずなのに、どうしてぶつかるのだろう」
「同じような衝突を、どうして繰り返しちゃうのだろう」

“アサーティブ・コミュニケーション” “学習する組織” “NVC” “ティール組織” と様々な研修と実践を重ねることで、ACEはコミュニケーションを改善、課題を乗り越えてきました。

2020年にはオフィスを手放し、現在もスタッフ全員が完全在宅勤務を続けていますが、重ねてきた研修の成果もあり、オンラインでも支障なくコミュニケーションがとれているため、活動の範囲は拡大し、スタッフの人数も14名から20名に増えました（2020年8月時点との比較）。

ACEが設立されて25年。
スタッフそれぞれがACEと出会い刺激を受け、自分自身の人生を変化させてきました。
そして今、ACEという「組織」とそこで働く「個人」がパーパス（存在意義；何のために存在するのか）でつながり、影響し合う組織の形（自己組織化組織）を意図して、組織の変革に取り組んでいます。

社会課題に取り組み、社会のしあわせのために働く「中の人たち」も、「しあわせ」でいられるように。
「誰も見たことないけどいい感じの組織」を目指して今も模索を続けています。

そのプロセスを伴走支援してくださるNexTreams合同会社の石井宏明さんと共に、奮闘しながら組織の課題を乗り越えてきたACEの実践、ACEという生命体の”今”をお届けします。

こんな人に聴いてほしい！
・職場の人間関係に悩んでいる、コミュニケーション改善のヒントが欲しい
・従来の型にはまらない組織づくり、組織開発に関心がある
・学習する組織、NVC、ティール組織などの取り入れ方を知りたい

【D-2】子どもの命の声から学ぶ子どもの権利
～あなたの子ども時代が教えてくれたことは何ですか?

場所：ROOM D
時間：15:25～16:45

スピーカー
・特定非営利活動法人沖縄青少年自立支援センターちゅらゆい　平林勇太氏
・デロイト トーマツ コンサルティング合同会社　村上元気氏
・認定NPO法人ACE　代表　岩附由香
・認定NPO法人ACE　事務局次長 / 子ども若者支援事業チーフ　成田由香子

子どもの精神的幸福度（ウェルビーイング）が低く、子どもの権利がまだ十分知られていない日本。こども基本法ができて、日本の子どもたちにはどんな変化が待ち受けているのでしょうか？

ACEがインドやガーナで児童労働をなくす活動と、日本の子どもたちの現状から共通して学んだこと、それは「子どもの権利」でした。

トークでは、ACEのこれまでの海外支援事業と、今日本で取り組んでいる、子ども自身のエンパワメントのための活動、子ども支援者の能力強化支援、法制度に働きかけるアドボカシー活動などを紹介します。また沖縄での子どもの権利推進プロジェクトを協働実施する団体、企業からのゲストと共に、活動を通して聞こえてきた子どもたちの声や変化、未来の可能性について考えます。 

【D-3】わたしが変わる→社会が変わる？
～社会の変化と個人のウェルビーイングの関係

場所：ROOM D
時間：17:05～18:05

スピーカー
・スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版　共同発起人、一般社団法人 INNO-Lab International　共同代表　井上英之氏
・認定NPO法人ACE　副代表　白木朋子 ほか

「世の中を良くしたい！と思っているけど、自分にはできないと諦めてしまう」
「自己犠牲的なやり方が辛くて続けることができない」
25周年を迎えるACEにも、そのようなときがありました。

「児童労働をどうにかしたい！」そんな思いで学生の任意団体からスタートしたACE。NPO法人化し、スタッフも事業も増え、できることは増えたけど、いつも資金調達に走り回り、なかなか大きな成果も出ない。どうしたらインパクトを出せるのだろう？と悩み、ビジネスの手法を学んだり、戦略を立てたり、がむしゃらに走り続けていた私たち。疲弊するばかりで、チーム内の関係性もぎくしゃく。

試行錯誤してたどり着いたのは、「外側＝社会」に変化をもたらしければ、まずは「内側＝自分自身」に向き合い、変わっていくことが大事だということ。

自分の内側を見つめて、深いところにある「痛み」や「願い」に気づくということ。世界に対する痛み、過去の体験からの痛み、それが繋がっていて、他の人たちにも同じような痛みがあるということに気づくということ。

痛みの奥には本当の願いがあります。自分の願いに気づくことで行動や選択肢が変わり、見える世界が変わっていきました。

「事業としていかにインパクトを出すか」「どうアウトプットするか」と外側ばかりに注意が向いてしまいがちですが、そのためには、いかに自分がウェルビーイング（よい状態にあること）であるか、自分の「願い」「痛み」に自覚的になり、満たされている状態であるかが重要だと気付きました。

ひとりひとりのウェルビーイングが、周りの人と協力するときや、よりよい社会をつくろうとするときには大きく関係してきます。

日本のソーシャルイノベーションの第一人者である井上英之さんとともに、ACEでの体験談を交えながら、これからの社会のつくり方について語り合います。

自分を大切にしながら、自分の願いと世の中につながって、外側の世界も変えていけるヒントをお届けできれば幸いです！

こんな人に聴いてほしい！
・世の中を良くしたい、変化を生み出したいと思っている人
・「自分がどうにかしなきゃ」と感じているNPOや企業のリーダー
・自己犠牲ではないやり方を模索している人

【H-1】しほの部屋（共感的コミュニケーション体験スペース）

場所：ROOM H
時間：17:10~18:10

よくACEの活動報告などで見聞きする「NVC（共感的コミュニケーション）」。それっていったいどんなコミュニケーションなの？実際に体験いただける時間をご用意しました。ACEスタッフしほちゃんがみなさんの参加をお待ちしています。

しほちゃん：坂口志保
高校2年生の冬、1枚の写真と出会い、進路を服飾専門学校から国際協力が学べる大学へ。在学中カンボジアでのボランティアに熱中。アパレル企業の人事部での経験を活かし2012年にACEに入職。お金まわり担当。最近は大阪・沖縄とNVCの世界観を日本へ広めるために国内出張に出かけること多し。

【H-2】スナックMIHOKO

場所：ROOM H
時間：18:30～19:30

2020年12月に1日限定で誕生し、現在は月一回銀座で開催している「スナック MIHOKO」がACEフェスに登場！
じっくりスタッフと語らいたい方、MIHOKOママのお店へどうぞ。（ただしお部屋は会議室です。ご了承ください。）

ママ：山下みほこ
IT企業での勤務を経て、2008年6月外務省NGO専門調査員を委嘱、2009年4月よりACEスタッフに。これまでに、SalesforceやOffice365等のITツールの導入・運用や、寄付つきチョコレート等のグッズ販売、キャンペーン実施、支援者コミュニケーション、PRを担当。現在は組織開発担当として組織の変革に取り組む。

開催概要

お問合せ

認定NPO法人ACE（エース）担当：杉山
TEL：03-3835-7555
Email: event%acejapan.org (%を@に変えて送ってください）