第20回ACE交流サロン「社会的インパクトをもたらすシステムチェンジとリーダーシップ」
このイベントは参加者受付中です
開催日 | 2025.06.24 | ||||||||||||||||
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開催場所 | パズル浅草橋 | ||||||||||||||||
ACEでは、児童労働の課題解決のために企業とも一緒に取り組む必要性を感じ、2008年頃から企業との連携を進めています。2016年にはACE法人会員制度を設け、課題の重要性を理解し、活動趣旨に賛同いただける法人様に会員としてACEの活動をご支援いただいています。その会員特典として、共に学び交流する場として2017年よりACE交流サロンを開催しており、参加者同士の交流や連携にもつながっています。 今回は、表面的な解決策や一時的な改善ではなく、問題の根本原因や根源にアプローチし、システムそのものを再構築する「システムチェンジ」をテーマに取り上げます。 現代社会は気候変動や経済格差、ジェンダー不平等など、複雑で相互に関連する課題に直面しています。これらは個々の努力だけでは解決できず、システム全体を変革するシステムチェンジが求められています。 ACEが取り組む児童労働においても、そこにある課題をシステムとして捉え、子どもが働かざるをえない家庭の貧困への対応を現場で行うだけでなく、現地の教育・福祉などの公的サービスの整備、安価な労働力に依存する経済システムの変革などに、政府機関や企業を巻き込みながら取り組んでいます。 本サロンでは、有限会社チェンジ・エージェントの小田理一郎さんをお迎えし、社会にインパクトをもたらすシステムチェンジとは何か、基本的なコンセプトやアプローチについてお話いただくとともに、ACEの白木より、ACEが取り組んできたシステムチェンジの事例をお話しいたします。 後半では、対談ゲストとして森永製菓株式会社の渡辺啓太さんに加わっていただき、社会や組織にシステムチェンジを起こしていく時のリーダーシップとは何か、どのようなきっかけでシステムチェンジが始まり、進めていくことができたのか、などについて対話をしていきます。 正解のないシステムチェンジを起こしていく時に起こりうる関係者との対立やリーダーが直面する葛藤などにどう対応して道を切り開いていくのか。ACEや森永製菓での経験を共有しつつ、一緒に考えていきたいと思います。 本サロンは法人会員の特典と位置付けておりますが、それ以外の方も参加費を頂戴するかたちでご参加いただけます。また、プログラム終了後には会場で交流会も開催します。簡単なドリンクとフードを準備していますので、登壇者や参加者同士との交流やネットワーキングにご活用いただければ幸いです。 こんな方のご参加をお待ちしております
プログラム(予定)14:00 開会・あいさつ 14:05 「社会的インパクトをもたらすシステムチェンジとは」 14:20 「ACEのシステムチェンジへの挑戦」 14:30 対談「システムチェンジを起こすリーダーシップとは」 15:15 Q&Aセッション 開催概要
登壇者紹介
オレゴン大学経営学修士(MBA)修了。多国籍企業経営を専攻し、米国企業で10 年間、製品責任者・経営企画室長として組織横断での業務改革・組織変革に取り組む。2005年チェンジ・エージェント社を設立、人財・組織開発、CSR経営などのコンサルティングに従事し、システム横断で社会課題を解決するプロセスデザインやファシリテーションを展開する。
2009年に入社し、営業を経験したのち、主に新規事業の立ち上げ・拡大に携わる。2023年4月から現職で広報担当としてPR活動や取材対応、コーポレートブランディングなどを担当。2023年11月に森永製菓の特長的なサステナビリティ取り組みである「1チョコ for 1スマイル」の支援地ガーナを訪問。
開発援助コンサルティング会社での勤務を経て、2005年4月から2021年11月までACE事務局⾧を務める。ガーナ・カカオ生産地での事業立案、企業との連携、企業向けビジネスと人権に関する研修・ダイアローグ・コンサルティングガーナ政府との「児童労働フリーゾーン(Child Labour Free Zones)」認定制度の構築等に従事。
お問合せ認定NPO法人ACE(エース)担当:森下 |
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