ウガンダ：エイズが児童労働者を増加させている

カンパラ（2007年11月28日）― ウガンダのジェンダー・労働・社会開発大臣によると、エイズ禍が国内の児童労働者を増加させている。

実際、働きながら一家を支える子どもたちの大多数がエイズ遺児である。国際労働機関（ILO）の担当者によれば、国内の孤児約180万人の半分はエイズによって片親あるいは両親を亡くしているという。親が病の床にふすと、子ども、特に女子は、親を看病すると共に家族の代替的な収入を求めて働くために学校を中退せざるを得ない。HIV感染は児童労働の原因であると共に、結果であるといえる。

ウガンダ政府は、ILOと協働してHIV／エイズによる児童労働をなくすため、各地域で様々なプロジェクトを展開してきた。これにより、今まで危険な労働に従事していた子どもたち約3000人が保護された。

出所：allAfrica.com