児童労働は、なくせる。~ひとりの小さなアクションが、社会を動かす~

児童労働は、なくせる。~ひとりの小さなアクションが、社会を動かす~

世界では今も、約1億3800万人、つまり13人に1人の子どもが児童労働をしています。その多くは、私たちの暮らしとも関係する農林水産業です。

カカオ、コーヒー、コットン、砂糖――。身近な商品の生産現場で、子どもたちが働いています。

日本が輸入するカカオの約7割はガーナから。そのガーナのカカオ農家では、約2人に1人の子どもが児童労働をしています。

児童労働は、遠い国だけの問題ではありません。日本でも、危険な労働、性的搾取、犯罪への巻き込みといった「最悪の形態の児童労働」が起きており、子どもの権利が守られない現実があります。

カカオの実をナタで割る作業

でも、児童労働は、社会全体で取り組むことで減らすことができる問題です。

実際に、かつて児童労働が問題となったサッカーボール産業では、 市民・企業・NGO・国際機関が連携し、児童労働は「ほぼ解消」されたと言われています。

6月12日「児童労働反対世界デー」。

知ること。広げること。声をあげること。
あなたのアクションが、児童労働のない未来につながります。

3つのアクションを見る

2026年6月1日〜30日
児童労働反対世界デーに合わせて、児童労働について知り、行動するきっかけを広げる特別企画を実施しています。

児童労働は、なぜなくならないの?

児童労働は、「貧しい家庭の問題」だけではありません。

ガーナでは、

  • 子どもも働かないと生活できない貧困
  • おとなが十分な収入を得られない経済構造
  • 教育環境の不足
  • 安い労働力に依存する社会の仕組み
  • 「貧しい子どもは学校に行けなくても仕方ない」という社会の価値観

など、さまざまな問題が複雑に絡み合って、児童労働を生む社会の仕組み(システム)ができあがってしまっています。

そして日本でも、子どもたちを孤立させてしまう構造があります。

  • 家庭で安心して過ごせない
  • 学校や地域に居場所がない
  • 悩みを相談できるおとながいない
  • 「おとなが決め、子どもは従う」という考え方

そうした状況が、危険な働き方や搾取、犯罪への巻き込みなどにつながることがあります。

児童労働は、一部の「かわいそうな子ども」の問題ではなく、
子どもの権利が守られない「社会の仕組み」が生んでいる問題です。

だからACEは、目の前の子どもを支えるだけでなく、
児童労働を生み出す「仕組み」そのものを変えることに取り組んでいます。

そしてその変化は、ひとりひとりのアクションから始まります。

あなたにできる3つのアクション

1.クイズに参加して、シェアする

社会課題を解決するための第一歩は、「知ること」から。

ACEのSNSでは、児童労働や子どもの権利について考える「子どもの権利クイズ」を投稿しています。

例えば――

  • 日本にも「最悪の形態の児童労働」が存在する?
  • 犯罪に利用される「受け子」は児童労働に含まれる?
  • 日本には「児童労働」を定義する法律がない?
  • あなたが食べているチョコレートは、児童労働とつながっている?

あなたは、知っていましたか?

児童労働は、遠い国だけの問題ではなく、私たちの暮らしともつながっています。
まずは知ること。そして、周りの人にも広げること。その小さなアクションが、社会を変えるきっかけになります。

[ACEのSNSを見る]

2.クラウドファンディングを応援する

子どもが働かなくていい社会を、仕組みから変える。

ACEは、ガーナのカカオ生産地での児童労働撤廃や、日本での子どもの権利推進において、対処療法ではなく、社会の仕組みそのものを変える「システムチェンジ」に取り組んでいます。

例えば――

  • ガーナ政府と連携し、子どもが働かなくても暮らしていける地域の仕組みを整える「児童労働フリーゾーン」制度の実現
  • 日本国内での児童労働や子どもの権利についての啓発活動
  • 企業向けセミナーや協働を通じた、「ビジネスと人権」の推進

目の前の子どもを守ること。そして、同じ状況を生み出し続ける社会の仕組みを変えること。その両方に挑戦するACEに力を貸してください。

クラウドファンディング概要
  • テーマ:ガーナから日本まで。子どもの権利が守られる社会へシステムチェンジ!
  • 実施期間:2026年5月21日(木)~7月31日(金)
  • 目標金額:1,000万円

3.ハッシュタグキャンペーンに参加する

あなたの投稿が、寄付につながる。

ACEが事務局を務める「児童労働ネットワーク(CL-Net)」では、「ストップ!児童労働キャンペーン2026」を実施しています。テーマは、「児童労働ゼロ、その日はいつ? ― パスをつないでゴールを目指そう ―」

レッドカードを掲げた写真を「#ストップ児童労働」または「#STOPCL」をつけてSNS投稿すると、1アクションにつき100円が、児童労働をなくす活動への寄付につながります。

目標は、世界の児童労働者数にちなみ、13,800アクション。

かつて、サッカーボール産業では、市民、企業、NGO、国際機関が連携し、児童労働を大きく減らすことができました。今度は、私たちみんなで、次の「児童労働ゼロ」を目指す番です。

キャンペーン概要
  • キャンペーン名:ストップ!児童労働キャンペーン2026
  • 実施期間:2026年5月15日(金)~6月30日(火)
  • テーマ:あなたのアクションが100円の寄付に
    「児童労働ゼロ、その日はいつ?~パスをつないでゴールを目指そう~」

児童労働は、なくせる。

「自分ひとりが動いても、変わらない。」そう感じることがあるかもしれません。でも、社会の仕組みは、誰かの「知った」から変わり始めます。

シェアされた投稿を見て、初めて児童労働を知る人がいる。
寄付によって、学校に通えるようになる子どもがいる。
声が集まることで、企業や政府が動く。

児童労働は、なくせない問題ではありません。だからこそ今、もっと多くの人のアクションが必要です。

6月12日、児童労働反対世界デー。
子どもが働かなくていい社会を、子どもが生き生きと輝ける世界を、一緒につくりませんか。

  • カテゴリー:お知らせ
  • 投稿日:2026.06.01