ノーベル平和賞受賞者カイラシュ・サティヤルティ氏来日記念 公開シンポジウム | 世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)

ノーベル平和賞受賞者カイラシュ・サティヤルティ氏来日記念 公開シンポジウム

ノーベル平和賞受賞者カイラシュ・サティヤルティ氏来日記念 公開シンポジウム

このイベントは終了しました

開催日 2016.05.14
開催場所 文京学院大学 仁愛ホール(東京都文京区向丘1-19-1)

※事前申込は締め切りましたが、当日会場でもご参加を受け付けております。ご参加希望の方は申込フォームよりご連絡いただき、直接会場にお越しください。

2015年9月、ニューヨークの国連本部で行われた持続可能な開発サミットで、ノーベル平和賞受賞者カイラシュ・サティヤルティさんは「児童労働、人身売買、子どもへの暴力、奴隷制がもしなくならなければ、他の目標も達成出来ないだろう。未来への意思を形にしたのが持続可能な開発目標。これを行動に移さなければならない。その未来へ向けともに手を取り歩みましょう、教育の行き届いた平和な世界へ。」と各国代表へ語りかけました。この時採択されたのが、2030年までにあるべき世界の姿をまとめた国連持続可能な開発目標です。17の目標と169のターゲットからなり、目標8の中には「2025年までにすべての形態の児童労働を終わらせる」ことが明記されています。

カイラシュ・サティヤルティさんは長年の児童労働や教育への功績を認められ、2014年にマララ・ユフスザイさんとノーベル平和賞を同時受賞しました。受賞後初の来日となるカイラシュさんと共に、SDGs達成に向けて、私たちひとりひとりがどのようなアクションによって未来を切り開くことができるのか、考えるシンポジウムを開催します。


プログラム

<開場>

15:00~
NGO活動紹介デスク当日は会場内ホールで、NGOの活動紹介デスクを設置します。ぜひご覧ください。

<第一部>

16:00~
総合司会:桐島瑞希
・主催者挨拶 - 堀内光子(児童労働ネットワーク代表)
・基調講演 - カイラシュ・サティヤルティ(2014年ノーベル平和賞受賞者)
・休憩・質問用紙の回収

<第二部>

17:20~
・カイラシュさんへの質疑応答
・パネルトーク
 ~消費者、学生、企業、市民社会の立場から、児童労働のない未来にできること~

  モデレーター:
  葭内ありさ(お茶の水女子大学附属高等学校教諭)

  パネリスト:
  カイラシュ・サティヤルティ(2014年ノーベル平和賞受賞者)
  ピーター D. ピーダーセン(株式会社イースクエア共同創業者)
  鎌田安里紗(モデル、慶応義塾大学院在学中)
  岩附由香(認定NPO法人ACE代表、児童労働ネットワーク事務局長)

*当日はカイラシュさんと一緒に「児童労働にレッドカード!」の写真撮影を行う予定です。

19時 閉会

登壇者プロフィール

スピーカー

カイラシュ

カイラシュ・サティヤルティ氏

-「カイラシュ・サティヤルティ子ども財団」創設者
-「児童労働に反対するグローバルマーチ」名誉代表
-  2014年ノーベル平和賞受賞者

1981年から長年児童労働問題に取り組み、救出やリハビリ施設を運営するインドのNGO、BBA(子ども時代を救え運動)を創設。これまで過酷な労働から解放した子どもの数は85,000人に上る。児童労働に反対するグローバルマーチの構想を提案、1998年に5大陸で市民を巻き込みマーチを実現、ILOでの最悪の形態の児童労働条約の採択につなげた。教育のためのグローバルキャンペーンの創設者として、各国の教育支援動員にも成功。児童労働のないカーペットのラベル“Good Weave”を創設し、消費者の意識啓発にも努めてきた。2014年、マララ・ユスフザイさんと共に「子どもや若者の抑圧、またすべての子どもの教育を受ける権利に対する闘い」の功績を認められ、ノーベル平和賞を受賞。

「カイラシュ・サティヤルティ子ども財団」 http://satyarthi.org/
「児童労働に反対するグローバルマーチ」 http://www.globalmarch.org/

パネリスト

ピーター D. ピーダーセン
1967年デンマーク生まれ。2000年に環境・CSRコンサルティングを手掛ける株式会社イースクエアを共同創業し、2011年まで社長を務める。2002年にLOHAS(健康と環境を志向するライフスタイル)という考えを日本に紹介し、環境成長経済、カーボン・オフセットなど、未来を創るさまざまな新しいキーワードを提案している。現在は、次世代リーダーのグローバル・ネットワークNELIS共同代表を務める傍ら、リーダーシップ・アカデミーTACLの代表として企業向け研修事業に取り組む。

鎌田 安里紗
慶応義塾大学院在学中。 ティーン向けファッション誌Ranzukiにて、「ありちゃん」の愛称でモデルとして活躍。 JICAの「なんとかしなきゃ!プロジェクト」という途上国の支援活動をするプロジェクトのメンバーに選ばれフェアートレード商品の制作、チャリティーイベントの企画、スタディツアーの企画などを行い国際協力活動の必要性を訴えている。 モデル活動の他、TV番組にも多数出演。多岐にわたって活躍中。

岩附 由香
1974年東京生まれ。桐朋女子高校卒業。上智大学文学部卒業。大阪大学大学院国際公共政策研究科(OSIPP)博士前期課程修了。大学院在籍中の1997年にACEを起業し、代表に就任。2012年・2015年に出産、二児の母として、子育てと仕事に励む。目指しているのは「人とつながり、力を引き出し、社会を変えるエネルギーを生み出す」こと。

モデレーター

葭内ありさ
お茶の水女子大学附属高等学校教諭、お茶の水女子大学非常勤講師
お茶の水女子大学卒業、同大学院人間文化研究科修了。慶應義塾大学法学部卒業。児童労働やフェアトレード、環境問題等を家庭科の授業で取り上げてきた。現在はエシカル・ファッションを糸口に若者の消費の背景へのまなざしを育てている。文部科学省検定高校家庭科教科書編集委員、消費者庁「倫理的消費調査研究会」委員。日本エシカル推進協議会発起人。

シンポジウム概要

ノーベル平和賞受賞者カイラシュ・サティヤルティ氏 来日記念公開シンポジウム
私からはじまる児童労働のない未来
~ノーベル平和賞受賞者カイラシュさんの問題解決の方法とは?~

日時2016年5月14日(土)
16時00分~19時00分(開場15時00分)
会場文京学院大学 仁愛ホール(東京都文京区向丘1-19-1)
東京メトロ南北線「東大前」駅下車(2番出口)
⇒会場の詳細はこちら
資料代事前申込み:1,000円(5月11日までの事前申込受付分まで) 
当日受付:1,500円 
※高校生以下無料
参加申し込み方法※事前申込みは締め切りましたが、当日会場でもご参加を受け付けております。ご参加希望の方は申込フォームよりご連絡のうえ、会場にお越しください。
当日受付申込みフォーム
共催特定非営利活動法人AC E、児童労働ネットワーク(CL-Net)、NGO-労働組合国際協働フォーラム 児童労働グループ
後援外務省、文部科学省、厚生労働省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、ILO駐日事務所、UNDP駐日代表事務所、特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)、日本ILO協議会、日本労働組合総連合会(連合)、一般社団法人グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン
助成公益財団法人 庭野平和財団、国際交流基金日米センター
協力世界の人びとのためのJICA基金


事前申込は締め切りました。
         

会場へのアクセス

東京都文京区向丘1-19-1
東京メトロ南北線「東大前」駅下車(2番出口)徒歩0分
都営三田線「白山」駅下車(A2出口)徒歩10分
東京メトロ千代田線「根津」駅下車(1番出口)徒歩10分
⇒会場の詳細はこちら

文教学院大学マップ