第5回 ACE法人会員交流サロンのご案内 | 世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)

第5回 ACE法人会員交流サロンのご案内

第5回 ACE法人会員交流サロンのご案内

このイベントは終了しました

開催日 2018.04.11
開催場所 TKP御茶ノ水カンファレンスセンター ホール2A (東京都千代田区神田駿河台4-3 新お茶の水ビルディング)

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ESG投資の拡大に伴い、企業の事業活動における人権配慮が投資家の関心事項になりつつあります。また、サプライチェーンの人権デューデリジェンを促す法整備が各国で進むなど、具体的な対応策を迫られる企業も増えてきました。

サプライチェーンの人権課題でもある児童労働の解決を目指す認定NPO法人ACEでは、企業および法人会員のみなさんが集い、ビジネスと人権やSDGs、CSR(企業の社会的責任)やCSV(共有価値の創造)などについて、知見を共有することで互いに学びあう場として、年間3~4回の頻度で「交流サロン」を設けています。

■ 過去4回の交流サロンについてはこちらをご覧ください。
https://acejapan.org/wecando/cooperation/membership_salon

第5回目となる今回は、世界カカオ財団(World Cocoa Foundation)副代表のTim McCoy氏が来日される際に、ACEとそのネットワークでつながるみなさまとの情報交換の場を設けていただけることになりました。グローバルなチョコレート業界における、サプライチェーンの児童労働や環境問題への取り組みについてお話しいただくとともに、WCFの加盟企業でもあるネスレと立花商店の2つの企業からも、メーカー、商社としての取り組みについてお話しいただきます。ACEからも、2009年からガーナで行ってきたプロジェクトや企業との連携の取り組みについてご報告いたします。

対応が困難といわれる原料生産現場での児童労働への具体的な取り組みについて学ぶとともに、持続可能な社会の実現に向けた企業とNPOの連携のあり方や、コレクティブインパクトと呼ばれる、異なるアクターが共同で社会的インパクトを生み出す方法についても考える機会にしたいと思います。チョコレートに関わる業界のみなさんはもちろんのこと、サプライチェーンの人権に対する取り組みやSDGsへの貢献について検討している企業関係者のみなさま同士がネットワークを広げる場にもしたいと思います。

初めての方もぜひお気軽にご参加ください。

 

テーマ&プログラム

【テーマ】
サプライチェーンの児童労働と環境に取り組む先進事例から学ぶ
~社会課題の解決を非競争領域とするグローバルなチョコレート産業

【プログラム】
・ゲストスピーカーのトークセッション 
・ACEからの最新情報の提供とご案内 
・交流サロン終了後、別会場にて交流会を予定

 

スピーカー・登壇者

Tim McCoy 氏(世界カカオ財団)

Tim McCoy世界カカオ財団副代表 
Vice President, Member & External Relations
World Cocoa Foundation (WCF)

「WCFのココアアクションとチョコレート業界における児童労働と環境への取り組み」(仮)

ティム・マッコイ氏は、日本の11社を含む世界のココア関連企業100社以上が加盟する世界ココア財団(WCF)の渉外担当副代表です。アフリカを中心とした国際問題や経済開発プログラム推進など外交分野での約25年にわたる経験を携え、2012年にWCFに加わりました。当財団は、生産者農家の繁栄、コミュニティの自立、人権の尊重、環境の保存などを通したココア業界の持続的な繁栄を目指しています。

マッコイ氏は、各方面の主要ステークホルダーとの対話や児童労働を含む人権リスクの分野をはじめとする、戦略的かつグローバルなコミュニケーション活動全般を監督しています。また、WCFの「パートナーシップ・ミーティング」と呼ばれる毎年開催されるココア・サステナビリティ・グローバル会議の運営を担当するなどヨーロッパ、日本、北米および東南アジアに拠点を置く他のチョコレートおよびココアの業界団体、ならびに国際機関などとの連携の中心的存在として活躍しています。

※ 逐次通訳つき

生田渉 氏(株式会社立花商店)

Ikuta - Tachibana 株式会社立花商店 取締役 東京支店長
「世界のカカオ生産地とともに歩むソーシャルトレーディングカンパニー立花商店の取り組み」(仮)

2000年総合商社に入社し、食品原料の世界で10年を過ごす。その中で生産品目による生産者の収入不均衡に課題を感じ、2010年からカカオ領域を専門にしたいと(株)立花商店に移る。日本では珍しいカカオトレーダーとして、主にアフリカ各国のカカオをアジア、中東、欧州市場に販売。これまで年間100日を海外出張で過ごす生活を10年、近年は高品質カカオの需要の高まりを受けてアジアのカカオ生産に取り組む。『全世界の全てのカカオを最適な市場に』が仕事のコンセプト。TACHIBANA INTERNATIONAL PTE LTD マネージングディレクター。株式会社立花商店 取締役 東京支店長

嘉納未來 氏(ネスレ日本株式会社)

嘉納未來  ネスレ日本株式会社ネスレ日本株式会社 執行役員 コーポレートアフェアーズ統括部長
「ネスレのカカオプランとサプライチェーンの児童労働への取り組み」(仮)

2001年ネスレ日本入社。消費者対応部門やカスタマーリレーションシップマーケティング部門、お客様相談室長、メディアリレーションズ室長を経て、20157月から現職。メディア、行政、有識者、地域コミュニティをはじめとする社外ステークホルダーとの関係構築などの社外広報を統括。

白木朋子(NPO法人ACE)

白木朋子NPO法人ACE 事務局長
「ACEのスマイル・ガーナ プロジェクトと企業、消費者を巻き込んだ取り組み」

明治学院大学国際学部卒業、ロンドン大学東洋アフリカ大学院国際教養ディプロマ課程、サセックス大学・文化環境開発研究所(CDE) 開発人類学修士課程修了。代表の岩附とともに大学在籍中にACEを創業。開発援助コンサルティング会社を経て、2005年4月より現職。 SA8000社会監査人コース修了、サプライチェーンの労働・人権の社会監査、企業との連携などを担当。ガーナでのプロジェクト実施、海外での調査経験も豊富。

 

開催概要

日時2018年4月11日(水)
15:30開始、18:00終了予定(15:15より受付開始)
*終了後、付近の飲食店で懇親会を予定しています(参加費3000円程度)。
会場TKP御茶ノ水カンファレンスセンター ホール2A
(東京都千代田区神田駿河台4-3 新お茶の水ビルディング)
https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-ochanomizu/access/
参加費 無料
参加対象者

1.ACE法人会員の企業・団体に所属する方
2.企業のCSR・経営企画・事業部門の方
3.セクター横断的に社会的インパクトを生み出す方法に関心のある方

※ 2と3は、ACEまたは法人会員の紹介がある場合で初めての方のみご参加いただけます。

※ 新春フォーラム・賀詞交歓会を兼ねた 2018年1月24日開催の第4回サロンはカウントいたしませんので、この回にお越しいただいた非会員企業・団体の方もご参加いただけます。

申込方法定員に達しましたので申込みは締め切りました。
申込締切2018年4月9日(月)(定員になり次第締め切り)
定員40名
主催認定NPO法人ACE(エース)
お問い合わせ〒110-0015 東京都台東区東上野1-6-4 あつきビル3F 
TEL:03-3835-7555 FAX:03-3835-7601
E-MAIL: partnership%acejapan.org (%を@に変えて送ってください)

定員に達しましたので申込みは締め切りました。

 

 

お申込・お問合せ

認定NPO法人ACE(エース)担当:桐村
TEL:03-3835-7555
Email: partnership%acejapan.org (%を@に変えて送ってください)