【第19回ACE交流サロン】ビジネスと人権におけるステークホルダーエンゲージメント ~企業の本質的な取り組みを進める対話とは?~「『ビジネスと人権』基本から実践まで」出版記念共催イベント | 世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)

【第19回ACE交流サロン】ビジネスと人権におけるステークホルダーエンゲージメント ~企業の本質的な取り組みを進める対話とは?~「『ビジネスと人権』基本から実践まで」出版記念共催イベント

【第19回ACE交流サロン】ビジネスと人権におけるステークホルダーエンゲージメント ~企業の本質的な取り組みを進める対話とは?~「『ビジネスと人権』基本から実践まで」出版記念共催イベント

このイベントは受付を閉め切りました

開催日 2024.08.20
開催場所 森・濱田松本法律事務所

 

ACEでは、児童労働の課題解決のために企業とも一緒に取り組む必要性を感じ、2008年頃から企業との連携を進めています。2016年にはACE法人会員制度を設け、課題の重要性を理解し、活動趣旨に賛同いただける法人様に会員としてACEの活動をご支援いただいています。その会員特典として、共に学び交流する場として2017年よりACE交流サロンを開催しており、参加者同士の交流や連携にもつながっています。

今回は、ビジネスと人権で求められている人権デュー・ディリジェンスの実施において重要なプロセスのひとつである、ステークホルダーエンゲージメントをテーマに取り上げます。ステークホルダーエンゲージメントは日本政府のガイドライン内でもその重要性が強調されており、人権デュー・ディリジェンスの実践において欠かせないプロセスです。しかし、7月2日に国際NGOのWorld Benchmarking Alliance(WBA)より公表された「ソーシャル・ベンチマーク」(調査対象:世界大手2,000社、うち日本企業151社)においては、90%が人権、適正な労働環境、倫理的な企業行動の3領域において十分に取り組みができていない、また、ステークホルダーエンゲージメントに関しては、具体例を報告している企業は9%と報告されています。

こういった状況の中、具体的な事例を交えながらステークホルダーエンゲージメントの本質的な理解を深めることで、みなさまの取り組みが前進する一歩としていだけるように、今年4月に「『ビジネスと人権』基本から実践まで」を上梓した塚田 智宏弁護士に人権デュー・ディリジェンスの基本を解説いただくとともに、カカオ生産地での対話を実践した森永製菓の渡辺 啓太氏、モデレーターにカカオ生産地を取材した朝日新聞編集委員 北郷美由紀氏をお迎えし、ステークホルダーエンゲージメントのあり方や意義について考えます。

通常は法人会員以外の方は参加費を頂戴していますが、今回は共催イベントのためどなたでも無料でご参加いただけます。また、プログラム終了後には会場で交流会も開催します。簡単なドリンクとフードを準備していますので、登壇者や参加者同士との交流やネットワーキングにご活用いただければ幸いです。
どうぞ奮ってご参加ください。

こんな方のご参加をお待ちしております
  • 人権デュー・ディリジェンスにおけるステークホルダーエンゲージメントの本質的な意義を知りたい方
  • ステークホルダーエンゲージメントについての実例、取り組みにあたってのマインドセットを知りたい方

プログラム(予定)

15:30 開会・あいさつ
15:35 パネルディスカッション
「ビジネスと人権におけるステークホルダーエンゲージメント~企業の本質的な取り組みを進める対話とは?~
パネリスト
森・濱田松本法律事務所 塚田 智宏弁護士 
森永製菓株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ 渡辺 啓太 氏
認定NPO法人ACE副代表 白木 朋子  
モデレーター
朝日新聞編集委員 北郷美由紀氏
16:35 Q&Aセッション
16:55 お知らせ
17:00 閉会
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17:00 交流会(要事前申し込み・残り僅か)
18:00 終了

開催概要

日 時 2024年8月20日(火)
セミナー15:30-17:00頃 / 交流会17:00‐18:00頃
開催形式 対面のみ
会場 森・濱田松本法律事務所
東京都千代田区丸の内2丁目6番1号
丸の内パークビルディンク(受付16階)
※中央B棟のエレベーターにて16階にお越しください。
アクセス:https://www.mhmjapan.com/ja/offices/tokyo.html
参加費 無料
持ち物 名刺を2枚ご用意ください
定員 80名(先着順) 懇親会:30名(先着順・残り僅か)
主催 認定NPO法人ACE / 森・濱田松本法律事務所
お申込み お申込み受付は終了しました。
(お申込み期限:2024年8月14日(水))

登壇者

森・濱田松本法律事務所
塚田 智宏 弁護士

2015年森・濱田松本法律事務所入所。2022年より経済産業省ビジネス・人権政策調整室に赴任し、日本政府の「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」等の立案を担当。2024年4月、「『ビジネスと人権』 基本から実践まで」(商事法務・単著)を出版。

森永製菓株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ

渡辺 啓太 氏

2009年に入社し、営業を経験したのち、主に新規事業の立ち上げ・拡大に携わる。2023年4月から現職で広報担当としてPR活動や取材対応、コーポレートブランディングなどを担当。2023年11月に森永製菓の特長的なサステナビリティ取り組みである「1チョコ for 1スマイル」の支援地ガーナを訪問。

認定NPO法人ACE 副代表・共同創業者
白木 朋子

開発援助コンサルティング会社での勤務を経て、2005年4月から2021年11月までACE事務局⾧を務める。ガーナ・カカオ生産地での事業立案、企業との連携、企業向けビジネスと人権に関する研修・ダイアローグ・コンサルティングガーナ政府との「児童労働フリーゾーン(Child Labour Free Zones)」認定制度の構築等に従事。

モデレーター
朝日新聞 編集委員(SDGs担当)
北郷 美由紀 氏 

2017年から紙面企画「2030 SDGsで変える」を担当。「誰ひとり取り残さない」というSDGsの理念を担保・推進するものとしてビジネスと人権に注目しており、ジュネーブのフォーラムにも取材に出かけた。3月、JICAの「サステイナブル・カカオ・プラットフォーム」のガーナ視察に参加、ACEの活動地域も訪ねた。

お問合せ

認定NPO法人ACE(エース)担当:佐藤
TEL:03-3835-7555
Email: partnership%acejapan.org (%を@に変えて送ってください)