親子イベントin宮城県山元町「被災地から世界につながろう!親子で描く、これからの社会」(カイラシュ氏来日イベント) | 世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)

親子イベントin宮城県山元町「被災地から世界につながろう!親子で描く、これからの社会」(カイラシュ氏来日イベント)

親子イベントin宮城県山元町「被災地から世界につながろう!親子で描く、これからの社会」(カイラシュ氏来日イベント)

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開催日 2016.05.15
開催場所 ICHIGO WORLD(宮城県亘理郡山元町山寺字桜堤47)

震災やテロなど、いつ何が起きるかわからない時代。そんな中、困難を乗り越え、強く生きている人たちが世界にも日本にもたくさんいます。これからわたしたちは、どのようにして未来を切り拓き、平和で暮らしやすい社会をどう作っていくのか。世界で教育を受けられずに働いている子どもたちのお話や、山元町で復活を遂げたイチゴの話を聞きながら、2014年にノーベル平和賞を受賞したインドの活動家カイラシュ・サティヤルティさんと一緒に考えます。

 

日時2016年5月15日(日)10:15~11:45(10:00開場)
イベント後、イチゴ狩りをして解散(自由参加、12:30までに終了)
場所ICHIGO WORLD
宮城県亘理郡山元町山寺字桜堤47
http://ichigo-world.jp/
定員80名(山元町在住の方を優先します)
・親子での参加者大募集!(子どもは小学生から高校生までとします)
・一般の方もご参加いただけます
スピーカー・カイラシュ・サティヤルティ(2014年ノーベル平和賞受賞者)※通訳付き
・岩佐大輝(株式会社GRA代表取締役CEO)
参加費無料 (参加者はイチゴ狩りに無料ご招待! )
主催特定非営利活動法人ACE
協力株式会社GRA、山元町教育委員会 生涯学習課
助成庭野平和財団

このイベントのチラシはこちらからダウンロードできます

 

イベント詳細

聞いてみよう!困難を乗り越えた世界の子どもと山元町のイチゴのはなし
考えてみよう!わたしたちがつくる、これからの社会のこと

<当日スケジュール>

10:00 開場
10:15 イベント開始

 ① ビデオ上映(カイラシュさんの活動紹介)
 ② カイラシュさんと岩佐さんのトーク ※通訳あり
 ③ ワークショップ「これからの未来を描こう!」
 「2030年に暮らしていたい社会」をイメージして、絵を描いて話してみよう!
 ④ 全員で記念撮影!

11:45 イベント終了、その後イチゴ狩り(自由参加)

12:30 解散

スピーカープロフィール

カイラシュ

カイラシュ・サティヤルティ氏

-「カイラシュ・サティヤルティ子ども財団」創設者
-「児童労働に反対するグローバルマーチ」名誉代表

2014年ノーベル平和賞受賞者

1954年1月11日、インド・マディヤブラデシュ州ビディシャ生まれ。1980年、26歳で子どもの強制労働を撲滅する団体を設立。30年以上にわたり、児童労働問題にグローバルに取り組む。創設した NGO、BBA(子ども時代を救え運動)では 84,000人以上の子どもを過酷な労働から救い、救出された子どもに対する教育やリハビリのモデルケースとなっている。「児童労働に反対するグローバルマーチ」を構想。1998年に子どもを含む市民を巻き込み 5 大陸でマーチを実現させ、翌年のILO 最悪の形態の児童労働条約の採択につなげた。「子どもや若者の抑圧、またすべての子どもの教育における権利に対する闘い」の功績が認められ、2014年マララ・ユスフザイ氏と共にノーベル平和賞を受賞。

「BBA (Bachpan Bachao Andolan)」 http://www.bba.org.in/
「カイラシュ・サティヤルティ子ども財団」 http://satyarthi.org/
「児童労働に反対するグローバルマーチ」 http://www.globalmarch.org/

 

岩佐大輝さん

1977年、宮城県山元町生まれ。 株式会社GRA代表取締役CEO。日本、インドで6つの法人のトップを務める起業家。

2002年にITコンサルティングを主業とする株式会社ズノウを設立。 2011年の東日本大震災後は、大きな被害を受けた故郷山元町の復興を目的に特定非営利活動法人GRAおよび農業生産法人株式会社GRAを設立。先端施設園芸を軸とした「東北の再創造」をライフワークとするようになる。イチゴビジネスに構造変革を起こし、大手百貨店で、ひと粒1000円で売れる「ミガキイチゴ」を生み出す。 2012年11月にはインドのマハラシュト州タレガオンに先端イチゴハウスを建設。 同年、グロービス経営大学院でMBAを取得。 2014年に「ジャパンベンチャーアワード」で「東日本大震災復興賞」を受賞する。 著書に『99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る』(ダイヤモンド社)、『甘酸っぱい経営』(ブックウォーカー)がある。

 

参加申込方法

参加申込書をダウンロードして、必要事項をご記入の上、5月14日(土)までに、山元町教育委員会生涯学習課(中央公民館内)、またはACE(event2@acejapan.org/FAX03-3835-7601)に提出してください。
応募者多数の場合は抽選、山元町在住の方を優先とします。

申込書をダウンロードの上、お申込みください。
(申込期限は5月14日(土)まで)

申込フォーム ダウンロード

 

山元町とACEとのつながり

ACEは「世界中のすべての子どもの権利が守られ、子どもが希望を持って安心して暮らせる社会の実現」というビジョンを掲げて活動するNPO法人です。東日本大震災発生後、被災地域の子どもたちに対して、私たちにできるかたちで復興支援をしていくことを決め、2011年5月より、宮城県亘理郡山元町の「山元町災害ボランティアセンター」(その後:やまもと復興応援センター)へスタッフを交代で派遣し、運営支援などを行ってきました。

2011年6月からは仮設住宅の支援チームに入り、社会福祉協議会の生活相談員と一緒に仮設住宅への物資の配布や見回り活動などを行ってきました。また、仮設住宅の各集会所で、2011年夏に「かき氷祭り」を、2011年から2012年の冬にかけて「おしるこ祭り」を開催するなど、仮設住宅に住む方々の交流の場、子どもたちの遊びの場も提供してきました。

子どもたちが震災を受けての想いや経験を分かち合うことで、子ども自身が持つ「心の傷を癒す力」を引き出すきっかけづくりとして、ワークショップも開催しました。家族や友人と離れて暮らしたり、狭い仮設住宅でストレスを感じたりする気持ちを共有してもらい、ワークショップを通じて「大切なモノ」や「山元町の好きなところ」などの絵も描いてもらいました。

また、仮設住宅に暮らす女性たちが手作りした「イチゴタワシ」や携帯ストラップ「いちごのきもち」などをACEオンラインショップで販売することで、被災地のみなさんの支援を続けています。