第3回「ビジネスと児童労働」連続セミナー アパレルのサプライチェーンの課題と解決策~畑からブランドをつなげるエシカルファッションを目指して~
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開催日 | 2014.08.06 | ||||||||||||||||||||||||
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開催場所 | 興和株式会社 原宿 (東京都渋谷区神宮前6-7-1 Tres表参道C棟1F) | ||||||||||||||||||||||||
アパレルのサプライチェーンの課題と解決策世界の児童労働者数は1億6800万人。そのうち6割が農業分野で働いています。児童労働が起きる要因として、貧困、学校設備や質の問題などコミュニティや家族が児童労働者を供給してしまうという課題だけでなく、グローバル経済の中で価格抑制、低賃金で支えられるビジネスの有り方が児童労働を必要としてしまう需要側の課題もあります。 衣料を作るのに欠かせないコットンも、児童労働問題が指摘されており、世界で100万人もの児童労働者を抱えているともいわれています。中でもインドは、少なくとも38万人がコットン種子生産を目的として働いているとの調査結果もあり、問題は深刻です。そのような原材料の生産現場が抱える課題を、企業としてどう捉え、どう解決に取り組むべきか。今回の「ビジネスと児童労働」連続セミナー第3回では、アパレルのサプライチェーンのリスクであり、人権課題となる児童労働の問題を、参加型のワークショップ形式で学び、理解を深めます。さらにACEがこの課題にどう取り組もうとしているのか、協働プロジェクトをご紹介します。 8/6,7,8の3日間、ACEの活動紹介や興和のオーガニックブランドも展示!
第3回「ビジネスと児童労働」連続セミナー
会場までの道順セミナープログラム
※セミナー後、会場近くで懇親会も予定しています。 全4回「ビジネスと児童労働」連続セミナーについて2013年9月、国際労働機関(ILO)が児童労働の最新の世界推計を発表しました。全世界の児童労働者は約1億6800万人となり、2008年当時の推計と比べて4700万人もの減少となりました。しかし、子ども兵士や人身売買を含む危険・有害労働に従事する子どもは8534万人に上り、ILOが目標としている「2016年までの最悪の形態の児童労働の撤廃」は達成できないと指摘されています。また、児童労働は最貧国ではなく、インドやガーナ、インドネシア、フィリピンなど中所得国が最も多く、日本企業とビジネスを通じて関わりの深い国で問題となっています。そんな現状を日本のビジネスパーソンに理解いただき、各国企業が行ってきた児童労働に関する取り組みをご紹介するセミナーを企画しました。ISO26000が発行され、人権デューデリジェンスの必要性が高まる中、企業人として備えておくべき知識を蓄え、実践例から学びます。 「ビジネスと児童労働」連続セミナー概要主催:認定NPO法人ACE(エース)、協力:株式会社オルタナ
主催:認定NPO法人ACE(エース)世界中のすべての子どもが権利を守られ、希望を持って安心して暮らせる社会を実現するため、1997年に学生有志が設立した国際協力NGO。インドのコットン生産地、ガーナのカカオ生産地で子どもを危険な労働から守るため、教育支援や農家の収入向上に取り組むプロジェクトを実施。森永製菓「1チョコfor1スマイル」キャンペーンのパートナー団体として第10回日本パートナーシップ大賞の準グランプリと特別賞を受賞。第1回日経ソーシャルイニシアチブ大賞ファイナリスト(2013年、2014年)、平成23年度社会貢献支援財団「社会貢献者表彰」受賞。インドのコットン生産地で児童労働に取り組む「ピース・インド プロジェクト」を2010年から開始、これまで204人の子どもを児童労働から救出。 後援:興和株式会社1894年に綿布問屋として創業、今年でちょうど創業120周年を迎える。グループでは繊維・機械・建材などの商社機能と、医薬品・医療用機器・環境・省エネ関連製品などのメーカー機能をあわせ持つ。“地球と未来を考える興和グループ”を環境方針として、環境問題の重要性を認識し、社会の持続可能な発展に寄与するため、事業活動と地球環境保全との調和を図るべく活動している。現在オーガニックコットンブランド「テネリータ」を運営している。
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