/>5月10日（コットンの日）『コットンCSRサミット2011』開催

5月10日（コットンの日）『コットンCSRサミット2011』開催

人と地球にやさしいコットンとバリューチェーンを考える

リー・ジャパン株式会社、特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド、特定非営利活動法人ACE（代表岩附由香、以下ACE）は、2011年5月10日（＝コットンの日）に、人と地球にやさしいコットンの普及やコットンの生産現場が抱える貧困や児童労働などの課題解決の方法を考える「コットンCSRサミット2011」を開催いたします。アパレル、紡績、商社などの衣料・繊維関係企業の方に登壇いただき、世界のCSRの潮流と今後の課題について各セクターの取り組みや協働のあり方を考えます。

ウガンダ・オーガニックコットン生産現場における児童労働に対する取り組み調査報告

ジーンズ、Ｔシャツ、タオルなど私たちの身の回りの衣料品には欠かせない存在であるコットン。しかし、世界のコットン生産地では、貧困、児童労働、農薬の人体や環境への被害など様々な課題があります。

2010年10月に、商品売上の一部がハンガー・フリー・ワールドの井戸建設活動に寄付されるリー・ジャパンの「BORN in UGANDA ORGANIC COTTON PROJECT」で販売する商品の原材料、ウガンダのオーガニックコットンの生産現場で、ACEが第三者として人権や労働に関わる国際基準が遵守されているか確認するレビューを行いました。原綿の輸入からジーンズの製造に関わるサプライヤーの方々にもご同行いただき、コットンの畑や工場などを訪問し、綿を作る農民の労働環境の観察、農家や関係者のインタビューを通じて生産現場の現状を把握しました。この協働の経験から、より多くの関係者のみなさまと共に経験共有を行う場を作ろうと、今回のサミットの開催にいたりました。

「コットンCSRサミット2011」開催概要

日　時：2011年5月10日（火）13:30～17:30（13:00開場）
会　場：日本財団ビル 2階大会議室（〒107-8404　東京都港区赤坂1丁目2番2号）
最寄駅：銀座線「虎ノ門駅」、南北線「溜池山王駅」より徒歩5分
定　員：100名
参加費：企業 3,000円、NGO/一般 1,000円、学生無料
　　　　※参加費は当日お支払いください。セミナー後、会費制の懇親会もあります。

参加申込：ACEウェブサイトの「コットンCSRサミット申込フォーム」からお申し込みください。

申込〆切：2011年5月8日（日）

当日プログラム

13:30～　開会、主催者挨拶
13:40～　セッション１　人と地球にやさしいコットンを目指して
　　　　　　取組み事例① プレオーガニックコットンプログラムの試み
　　　　　　　中村延靖氏伊藤忠商事株式会社　繊維原料・テキスタイル部　繊維原料課
　　　　　　　江良慶介氏株式会社クルック
　　　　　　　細川秀和リー・ジャパン株式会社　取締役
　　　　　　取組み事例② オーガニックコットンの生産支援とその仕組み
　　　　　　　葛西龍也氏株式会社フェリシモ　マーケティング本部 haco.事業部部長代理
　　　　　　　溝口量久氏豊島株式会社　3部2課　課長
　　　　　　　山口真奈美氏株式会社コントロールユニオンジャパン　代表取締役
14:40～　質疑応答
15:00～　コーヒーブレイク
15:15～　セッション2　製品のCSR価値を高めるNGOとの新しい協働
　　　　　　　　　　　　世界のCSRの潮流と「Uganda Organic Cotton」と児童労働への取り組み
　　　　　　　渡邉清孝特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド　事務局長
　　　　　　　白木朋子特定非営利活動法人ACE　事務局長
　　　　　　　細川秀和リー・ジャパン株式会社　取締役
　　　　　　　成田由香子特定非営利活動法人ACE　国際協力事業担当
　　　　　　　黒田かをり氏 CSOネットワーク　共同事業責任者
16:30～　セッション3　製品、市場とバリューチェーン全体を考える
　　　　　　　　　　　　世界のオーガニック市場、消費者コミュニケーションと日本
　　　　　　　近藤健一氏大正紡績株式会社　取締役営業部長
　　　　　　　稲垣貢哉氏興和株式會社　開発生産部生産課／Textile Exchange
　　　　　　　池内計司氏池内タオル株式会社代表取締役
　　　　　　　渡邊智恵子氏株式会社アバンティ　代表取締役
　　　　　　　篠健司氏パタゴニア日本支社　環境担当
17:25～　主催者挨拶・閉会
17:45～　懇親会（日本財団ビル2階　会議室1～3）※1時間程度を予定しています.