【開催報告】9/18 第6回 ACE法人会員交流サロン

日本における児童労働と強制労働について　

6回目となる今回のACE法人会員交流サロンでは、「日本における児童労働と強制労働」をテーマに掲げ、日本国内に潜んでいるビジネスと人権の問題について掘り下げました。

ACE アドボカシーオフィサーの太田まさこが、日本に存在する児童労働の形態と現状および企業が配慮しなければならない児童労働のリスクなどについてご報告した後、NPO法人 移住者と連帯する全国ネットワーク代表理事の鳥井一平氏より、外国人技能実習生への人権侵害の実態に関する問題提起とサプライチェーンに対する監視の重要性について注意喚起をしていただき、ANAホールディングス株式会社 CSR推進部マネジャーの杉本茂氏からは、2016年に同社が初めて策定した「ANAグループ人権方針」や「人権報告書」の発行に至るまでの経営トップを巻き込んだプロセスについてのエピソードを交えながら、同社が推進するビジネスと人権課題に対する取り組みについて詳しくご紹介いただきました。

ACE事務局長 白木朋子を交えたパネルディスカッションは、参加者同士での問題意識の共有を経て出された質問に対し回答する形式で行われ、鳥井氏からは、自社のサプライチェーン全体を考える企業の姿勢が不可欠である点について、杉本氏からは、外部機関との連携の必要性について重要なコメントがあり、強く印象に残りました。

イベント概要

登壇者と講演内容

日本における児童労働調査に関する報告

太田まさこ
認定NPO法人ACE　アドボカシーオフィサー

外国人技能実習生の就労現場の実態

鳥井一平氏
NPO法人移住者と連帯する全国ネットワーク 代表理事

「ANAグループ人権方針」～ビジネスと人権課題に対する取り組み

杉本茂氏
ANAホールディングス株式会社　CSR推進部マネジャー

 
※法人会員交流サロンは、原則としてACEの法人会員企業・団体に所属されている方を対象とし、一部の例外を除き無料でご参加いただけます。
（非会員企業・団体の方は会員の紹介がある場合に限り、１回のみ無料参加可）

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ACE紹介資料（企業様向け）

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