【アクション紹介】川口市立中居小学校のレッドカードアクション!

【アクション紹介】川口市立中居小学校のレッドカードアクション!

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川口市立中居小学校が、ACEのウェブサイトの内容を参考に作成した資料を使って、児童労働について伝える授業をしてくれました!その取り組みについてご紹介します。

6年生(3クラス)を対象に、「『レッドカードアクション』に参加しよう」を学習課題として、児童労働問題についての学習を実施。児童労働について学んだ子どもたちは、児童労働反対のメッセージとして一人ひとり「レッドカードアクション(カード)」を書きました。

このカードは、中居小学校独自の「レッドカードアクション」として学校の玄関に掲示されており、他学年の子どもたちや教職員も、参加してみようという気持ちになっているのだそうです。

実際に使用されたプリントや授業の内容、子どもたちのメッセージを共有していただきましたのでご紹介します。

※あくまで参考資料としてご覧ください。無断でのダウンロード、複製・配布、SNSでのシェア等はご遠慮いただきますようお願いいたします。

SDGs自主学習プリント

学習に使ったプリント

掲示されたレッドカード

掲示されたレッドカードアクション

子どもたちからの、児童労働に反対するメッセージ(子どもたちのメッセージを、一部抜粋してご紹介します)

・学校に行く理由は、将来働いてお金を稼ぐためであって、小さい頃から仕事をさせて、家に少しのお金を入れるだけで完全に家が豊かになるわけではないから意味がない。貧しいならみんなが協力して困難をのりきればいいと思った。

・法律をもう少し厳しめにしてほしい。SDGsに力を入れている人に1票入れたいと思った。

・本当は学校に行きたいと思っているのに、学校に行けないし、制服もお金もない中で、「無理」だと思いどんどん関心がなくなり、畑仕事に関心が傾いてしまう。つまり、働くことは子供の希望を奪ってしまう恐ろしいものだとしった。

・学校にいけないと文字が読めなかったり、書けなかったり貧困状態から抜け出せない。この負の連鎖をとめるためにも子供が学校に行く機会を奪ってはいけない。全ての子供が平等に自由をもてる世界になってほしい。

・私はテレビで児童労働を見たことがあるけれど、軽い気持ちでみていました。でも、これは本当のことなんだと知って驚きました。 児童労働をもっとなくせたらいいのに、私も家のお手伝いをいっぱいしたいと思います。

 

教頭先生の発案で、これまでも校内掲示や希望者への自主学習プリントの配布などを通して、SDGsについて「知る 気づく 考える」活動を行ってきた中居小学校。コロナの影響で授業数が限られる中ではありますが、今後も児童に伝える取り組みを続けられるとのことです。

ぜひ、「あなたにできるアクション」の参考になさってみてください。

 

あなたのアクション、ご紹介します!

児童労働をなくすためのアクションを実施したみなさんの例をご紹介しています。「アクションやったよ!」というご報告も受け付けています。個人の取り組み、職場や学校での取り組みなど、実施したアクションをぜひ「お問い合わせフォーム」からご報告ください。

 

児童労働について学びたい!もっと知りたい!
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学校・学生ができること

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  • カテゴリー:報告
  • 投稿日:2020.07.10