【開催報告】ジャパンSDGsアワード受賞記念「世界の力を解き放つ」シン・ACEお披露目パーティ

ACEは2023年3月、団体設立25周年という節目の年に、 SDGs達成のために優れた取り組みを行う団体等を表彰する「第6回ジャパンSDGsアワード」の「SDGs推進本部長（内閣総理大臣）賞」を受賞しました。この賞の受賞を記念して2023年12月8日にENEKO Tokyoにてパーティーを開催しました。そのパーティの様子をご報告します。

エントランス

受付の様子

1階ではパネルや動画などのディスプレイを行いました

ACE代表岩附の挨拶からパーティーは始まりました。

次に、株式会社オウルズコンサルティンググループ代表取締役CEOであり、ACE理事でもある羽生田慶介さんより乾杯の挨拶を賜りました。

ACEでは、25周年を機にACEのパーパス（存在意義）を再定義しました。その新しいパーパスをトークセッションでお披露目させていただきました。パーパスを再定義するにあたりサポートいただいた株式会社電通　エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターの並河進さんをゲストにお迎えし、ACE代表岩附とパーパスが決まるまでの過程を振り返りるとともに、今後、新たなパーパスとともにACEがどのような道を進んでいくのかをお話しいただきました。

ACEの新パーパスを発表する並河進さん(左)とACE代表岩附(右)

次にACEを日頃からサポートしていただいてる以下の４名の方々から祝辞を賜りました。素晴らしいお話をしていただき、パーティーを盛り立てていただきました。ご挨拶をいただいた皆さまに心よりお礼申し上げます。

アバンティ相談役、一般社団法人サーキュラー コットン ファクトリー代表理事の渡邊智恵子さん

AFRIKA ROSE代表の田中秀行さん

衆議院議員の鈴木馨祐さん

有楽製菓 会長の河合伴治さん

歓談中の様子

歓談の時間を挟んで、その後、ACE代表岩附より、谷川俊太郎さんがACEのために書き下ろしてくださった詩「そのこ」の裏話などをお話ししながら、ご参加の皆様に「そのこ」の動画を観ていただきました。

（動画「そのこ」はYouTubeでもご覧いただけます：谷川俊太郎「そのこ」～児童労働のない未来へ～）

最後に閉会の挨拶として、ACE副代表の白木朋子よりご挨拶させていただき、実際に支援している子どもたちの話しや、ACE25周年記念で製作したアニダソチョコレートの説明をさせていただきました。 白木の挨拶を持って、パーティは終了しました。

ACE副代表　白木朋子

パーティでは、白木から紹介のあった25周年記念で製作したアニダソチョコレートも、試食として提供させていただき、ご参加いただいた皆様に特別に限定販売させていただきました。100個用意していたチョコレートはおかげさまで完売になりました（このチョコレートは500円がACEへの寄付となります）。

（アニダソチョコレートの詳細・販売情報はこちら：アニダソチョコレートが誕生しました）

試食で提供したアニダソチョコレート

写真左からチョコレートジャーナリスト市川歩美さん、ACE副代表白木朋子、クラウン製菓 取締役兼工場長の鶴田絹さん

会場では、寄付ブースも設けさせていただきました。たくさんの方からご寄付をいただき、ありがとうございました。みなさまからいただいた寄付は25周年募金として、今後のACEの活動に使わせていただきます。私たちACEにしかできないこと、私たちだからできることを探求しながら、子どもや若者が自らの意志で人生や社会を切り拓ける社会をつくるために、活動をスケールアップしていきます。

司会進行をしてくださったフリーアナウンサーの桐島瑞希さん、素敵な会場を使わせていただいたENEKO Tokyoのスタッフのみなさまにも、多大なるご協力を賜りました。この場を借りて心よりお礼申し上げます。また、会場ではAFRIKA ROSEの薔薇を会場にディスプレイさせていただき、参加者の皆様に一本ずつお持ち帰りいただきました。朝早くから薔薇のご準備いただいたAFRIKA ROSEのスタッフのみなさま、ありがとうございました。

左からACEスタッフ山下みほこ、AFRIKA ROSE代表田中秀行さん、司会の桐島瑞希さん

AFRIKA ROSEの薔薇

なお、以下のご協賛企業の皆さまには、参加者の皆さまへのお土産をご協賛いただきました。ご協力に心より感謝申し上げます。

• 森永製菓株式会社様：「1チョコ fro 1スマイル」対象商品の「カレ・ド・ショコラ」
• 有楽製菓株式会社様：児童労働問題に配慮されたカカオ原料100%使用の「ブラックサンダー」
• タイのアロマブランド「カルマカメット」の正規代理店 株式会社ストラプス＆カンパニー様：『KARMAKAMET』のパフュームサシェ

最後に、ACE代表よりメッセージです。

ACE代表岩附由香よりご挨拶

第6回ジャパンSDGsアワード内閣総理大臣賞の受賞を記念して「世界の力を解き放つ シンACE お披露目パーティ」を開催させていただきました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

ご来場いただいた方みなさまに直接のご挨拶が叶わず、心苦しい限りではございましたが、かねてからお世話になっているコピーライターの並河進さんと一緒に新しいパーパスお披露目トークを行い、また祝辞をアバンティ相談役の渡邊智恵子さん、アフリカローズの田中秀行さん、衆議院議員の鈴木馨祐議員、そしてあのブラックサンダーの有楽製菓河合伴治会長にいただき、短い時間でしたがみなさまと共に過ごさせていただきました。ありがとうございました！

ACEの新しいパーパスは
「世界の力を解き放つ　－子どもたちに自由の力を、すべての人に変革の力をー」となります。

このパーティーとパーパス発表をもって一連の25周年事業が完了となります。
一昨年の「同窓会」で過去を振り返り、今年10月に開催した「ACEフェス」でACEの【今】を伝え、そして今回のパーティーは、ACEのこれからを宣言する会となりました。

冒頭に理事の羽生田からご紹介させていただいた通り、ビジネスと人権を含め世界のトレンドとしてはサプライチェーンの児童労働問題は取り組まねばならない課題として認識が高まっており、当日ご出席いただいた企業様との連携もますます活動量を増やしております。

また、最後に閉会の挨拶で副代表白木が紹介したように、私たちの活動は実は一人ひとりの子どもたちの人生とも密接に結びつき、そこにある可能性をつぶさず、チャンスの扉を開けられるような支援の積み重ねでもあります。

個人と組織。ミクロとマクロ。
その両方の力を解き放つ、そんなことができれば、もっと世界は誰にとっても住みやすい場所になるはずです。

これからも、どうぞACEと共に、児童労働のない未来、子どもの権利が守られる日々を目指して、活動にご参加、また応援いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

ACE代表　岩附由香

ACEスタッフで記念撮影