26年7月 3日間の合宿で、ACEの過去・現在・未来を見つめ直しました

26年7月 3日間の合宿で、ACEの過去・現在・未来を見つめ直しました

  • 投稿日:2026.07.23

2026年7月7日〜9日、神奈川県・葉山町にある研修宿泊施設「湘南国際村センター」にて2泊3日の合宿を実施しました。今回はオンライン参加のメンバーも多かったため、オンラインと現地会場のハイブリッドでの開催となりました。 

ACEでは米MITのピーター・センゲ氏が提唱した 「学習する組織」を実践しており、個人と組織がともに進化していくための時間を意識的に設けています。その中でも宿泊を伴う合宿は、普段はオンライン上でしか顔を合わせないスタッフが同じ空間に集い、交流しながらお互いの状況や想いをアップデートする貴重な機会になっています。 

今回の合宿の意図は、「今のACEを感じ、システムアウェアネス(組織や環境の全体像を捉える意識 を高め、未来の物語を共につくる」こと。今日はその様子をご紹介します。 

なお合宿は、途中ゲストや専門家をお招きしつつ、ホラクラシー®(役割ベースで一人ひとりが自律的に判断し行動する組織運営の仕組み )の実践や組織開発をサポートいただいている NexTreams 合同会社の石井宏明さんに、3 日間全体の企画や伴走をしていただきました。

Day1 2025-26年度の活動評価・振り返り 

初日は、9月から始まる新年度を前に、プロジェクトや領域ごとに「今年度の成果と課題」、「次へのアクション」を共有しました。 

各々の担当領域での取り組みを言語化し、互いに共有することで、それぞれの活動がACE全体の中でどうつながっているのかを確認する時間になりました。 

オンラインホワイトボードを活用し、リアルタイムにフィードバックを送り合いながら進めました 

Day2 祝福と嘆き、そしてシステムアウェアネスを高める 

Day1はチーム単位での振り返りでしたが、Day2は、まず一人ひとりの振り返りを行いました。テーマは「祝福と嘆きのセッション〜大切にしてきたこと、大切にしたかったこと〜」。「祝福」と「嘆き」は、NVC(非暴力コミュニケーション)において私たちが自分自身のニーズ(大切にしたいこと)と深くつながるために欠かせないプロセスとされています。今年うまくいったことだけでなく、心残りだったことにも光を当てる時間から2日目をスタートしました。 

続いて、ゲストに合同会社ファミリーコンパスの渋谷聡子さんを迎え、「システムアウェアネス」を高めるセッションを行いました。 

システム思考の代表的なパターンのひとつ「問題のすり替わり」という考え方を用いて、今ACEで起きていること(「問題症状」)、それに対して「対症療法」として行っていること、その副作用として生じていること、そして真の「根本課題」は何かを、構造(システム)として捉え直すワークです。 

まずは自分のケースを通じて、「問題のすり替わり」構造を見る 

自分のケースでウォーミングアップを行った後、実際にACEで起きていることを「問題のすり替わり」構造として捉え、その構造の中に登場する一つひとつの「役」の声に皆で耳を傾けました。 

構造の中に登場する「役」として、声を発してみる 

2日目の最後は、今「ある」ことや、これまで「やってきたこと」への承認として、自分自身への労いと、感謝や承認を伝えたいメンバーへの想いを言葉にするセッションで締めくくりました。 

Day3 ACEの未来ストーリーを描くワークショップ 

最終日は、the teamの兎洞武揚さん、原節子さんをゲストにお迎えして、ACEの未来ストーリーを描くワークショップを行いました。 

まず取り組んだのは「私たちの年表」です。この30年間、「世界」「ACE」「自分」にそれぞれ何が起きてきたかを、壁一面に貼り出しながら振り返りました。 

続いて、ACEのスタッフや支援者の皆さまへ事前に実施したインタビューをもとに、the teamの皆さんがまとめてくださった所見について、みんなでディスカッションしました。 

外部の目から見た私たちの姿を言葉にしていただいたことで、自分たちでは気づけていなかった強みを、改めて発見する時間になりました。 

セッションの最後には、短期・中期・長期でACEが目指すインパクトとアクション・事業はどう発展していくのか、その時々のインパクトターゲットや強み、共創パートナーについて、皆で対話を重ね、ACEの未来のストーリーを描きました。 

このプロセスは今後も続いていきます。詳細は改めて、皆さまにご報告させていただきます。

3日間を通じて 

参加したスタッフからは、こんな声が寄せられました。 

・普段直接関わらない事業も含め、担当者の生の言葉で成果や取り組みを聞くことで、ACE全体の活動と社会課題へのアプローチへの理解がより深まりました。 

・対話や労いを通じ、お互いの想いや熱量を再確認。明日からまた前を向いて活動するための大きな活力をもらいました。 

・壁一面の年表を振り返り、これまでの積み重ねと重みを実感。10年・30年先の未来を見据える大切な土台が整いました。 

一方で、全員が現地に集まることの難しさやハイブリッド(オンラインと現地)開催ならではの課題、「正直、合宿後も未消化な気持ちや課題感がまだ残っている」という率直な声もありました。   

完璧な答えがすぐに出るわけではありません。だからこそ、こうした対話の場をきっかけに、互いにとってより良いコミュニケーションのあり方や、合宿で得た気づきを日々の活動にどう生かしていけるのかを模索し続けたい、そう思っています。 

世界の子どもの笑顔のため、世界を変える小さな一歩を。

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  • 投稿日:2026.07.23