【第11回 ACE交流サロン】ESG経営視点で見る子どもの権利とビジネス
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開催日 | 2020.10.29 | ||||||||||||||||||
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開催場所 | オンライン(Zoom) | ||||||||||||||||||
ACEでは、法人の皆さんとSDGs、CSR(企業の社会的責任)やCSV(共有価値の創造)、ビジネスと人権、企業経営などについて知見を共有し、互いに学びあう場として、年に数回「ACE交流サロン」を設けています。 第11回目となる今回は「子どもの権利とビジネス」のテーマで、新型コロナウィルス感染拡大後の「ニューノーマル」への対応の一環として、全面オンラインによる開催を試みます。 「ビジネスと人権に関する指導原則」の浸透やSDGへの取り組みの広がりに伴い、自社のビジネスを取り巻く人権問題への対処を経営課題として取り上げる企業が増えています。しかし、子どもは世界人口の約3分の1を占めるものの、ビジネスにおいて子どもの権利は充分に顧みられていないのが現状です。オランダに本部を置くESG評価機関のSustainalytics社はUNICEFと共同で、持続可能な社会の構築に不可欠な、次世代を担う子どもの健全な成長への配慮を投資家と企業に促すことを目的として、「子どもの権利を投資の意思決定に組み込むための投資家向けガイダンス」を子どもの権利条約30周年に当る昨年9月に策定しました。ACEは、関係者の許諾を得てこのガイドラインの日本語版を制作し、このたび公開いたしました。(詳しくは、ACEの企業向け情報サイト をご覧ください) 「子どもの人権に関する投資家向けのガイダンス」(子どもの権利を投資の意思決定に組み込むための投資家向けガイダンス) これを受け、今回のサロンは、これまで見落とされがちだった「子どもの権利」についての理解を深め、ビジネスと人権に関する行動計画(NAP)との関係や取り組みの先進事例について学ぶ場とします。この機会に、子どもの権利をビジネスの中でどのように尊重することができるのか、また、リスクや機会ついて参加者のみなさんと一緒に考えたいと思います。 ACE交流サロンの目的・法人の交流・学びあいの場 ・SDGs、CSR(企業の社会的責任)、CSV(共有価値の創造)、ビジネスと人権や、ACEの活動の最新情報の共有・報告 ・メンバー企業・団体の紹介の場
開催概要
登壇者堀江 由美子(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン アドボカシーマネージャー)共同通信社に勤務後、英国大学院で農村開発修士課程修了。1999年より(特活)国際ボランティアセンター山形でカンボジア農村開発事業に従事し、2002年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン入局。2010年より子どもの権利実現の観点から国際保健・栄養、SDGs、子どもの権利とビジネスなどの政策提言に関わる。共著に『ミレニアム開発目標:世界から貧しさをなくす8つの方法』(合同出版)、『SDGsを学ぶ: 国際開発・国際協力入門』(法律文化社)など。 村上 芽(株式会社日本総合研究所 創発戦略センター シニアマネジャー)日本興業銀行(現みずほ銀行)を経て、2003年より株式会社日本総合研究所入社。現在は、創発戦略センター シニアマネジャー。専門分野はESG(環境、社会、ガバナンス)分野の企業調査、SDGsと経営、子どもの参加論。著書に『少子化する世界』(日本経済新聞出版社、2019)、共著に『SDGsの教科書』(日経BP社、2018年)、『SDGs入門』(日本経済新聞出版社、2019年)、『行職員のための地域金融×SDGs入門』(経済法令研究会、2020年)などがある。
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