震災復興支援 | 世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)

活動内容

震災復興支援

東日本大震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

「東日本大震災」復興支援におけるACEの取り組み

ACEは世界の子どもを児童労働から守るために活動しています。その活動は「すべての子どもの権利が守られ、子どもが希望を持って安心して暮らせる社会の実現」というACEの団体ビジョンを達成するために取り組んでいます。

東日本大震災発生後、被災地域の子どもたちはいま、安心して暮らせているのだろうか。私たちには何ができるかを模索してきました。その後、私たちにできるかたちで復興支援をしていくことを決め、2011年5月から宮城県山元町災害ボランティアセンターへのスタッフ派遣を行いながら情報収集・関係構築を行ってきました。

宮城県 山元町の被害状況

人的被害 死者
(※うち山元町民の死者)
行方不明者
672人(町内での遺体発見数)
581人(約3.5%)
38人(町外者を除く)
家屋被害 全壊
大規模半壊
半壊
一部損壊
2,169棟(うち流出1,012棟)
525棟
461棟
919棟

※人口約18,000人(約5,500世帯)のうち、7,524人(2,494世帯)の世帯・区域が津波により水没しました。928世帯が仮設住宅への入居を予定しており、2011年7月時点で約三分の二の世帯が入居済です。

ACEによる宮城県 山元町での復興支援活動

山元町災害ボランティアセンターへスタッフ派遣

2011年5月より、宮城県亘理郡山元町の社会福祉協議会が中心となって構成された山元町災害ボランティアセンター(現:やまもと復興応援センター)へ支援者の派遣を行ってきました。ACEスタッフが交代で山元町に滞在し、ボランティアセンターの運営支援などを行ってきました。2011年6月からは仮設住宅の支援チームに入り、社会福祉協議会の生活相談員と一緒に仮設住宅への物資の配布や見回り活動などを行ってきました。

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山元町災害ボランティアセンターへスタッフを派遣

仮設住宅で交流の場作り「かき氷祭り」「おしるこ祭り」を開催

仮設住宅に住む方に交流の場、子どもたちに遊びの場を提供するため、仮設住宅でイベントを開催してきました。山元町内にある仮設住宅の各集会所で、2011年夏に「かき氷祭り」を、2011年から2012年の冬にかけて「おしるこ祭り」を開催します。

仮設住宅のみなさんとの交流イベントを開催

宮城県の被災した子どもの生活・教育支援

宮城県仙台市でACEの活動を応援してくださっている私立の中学・高校で被災した子どもたちがいました。子どもたちの家族が沿岸部で被災し、経済的にも大きな影響を受けています。学校と調整し、子どもたちが新しい環境で生活するにあたって必要としている生活物資や学業継続のための支援を行いました。

子ども向けワークショップの開催

子どもたちが震災を受けての想いや経験を分かち合うことで、子ども自身が持つ「心の傷を癒す力」を引き出すきっかけづくりとして、ワークショップを開催しました。家族や友人と離れて暮らしたり、狭い仮設住宅でストレスを感じたりする気持ちを共有してもらいました。ワークショップを通じて「大切なモノ」や「山元町の好きなところ」などの絵も描いてもらいました。

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子どもたちに「大切なモノ」、「山元町の好きなところ」などを描いてもらいました

継続的な情報収集のための他団体との協働

被災地支援に必要な情報収集、発信、他団体との連携、震災に関るネットワークへの加盟を通じ、復興支援に必要な情報、スキル、体制を整え、資金調達や情報発信を行っていきます。

ACE 東日本応援募金

東日本大震災で被災した子どもや地域を支援する募金を募集しています。ウェブサイトからのクレジットカード決済や銀行振込、郵便振替でご寄付いただけます。

東日本応援募金

被災地の子どもたちを支援「東日本応援募金」

ACEのミッションである「すべての子どもが希望を持って安心して暮らせる社会」を実現するため、東日本大震災で被災した子どもたちを支援するための寄付を募っています。

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ACEの東日本大震災への取り組み 関連ページ