【第12回ACE交流サロン】企業×NGOで実現 サステナブルコットンの船出~学生とSDGsを達成する未来を考える~
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開催日 | 2021.02.18 | ||||||||||||||||||
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開催場所 | オンライン(Zoom) | ||||||||||||||||||
ACEでは、法人の皆さんとSDGs、CSR(企業の社会的責任)やCSV(共有価値の創造)、ビジネスと人権、企業経営などについて知見を共有し、互いに学びあう場として、年に数回「ACE交流サロン」を設けています。 12回目の今回は、当サロン初の試みとして、従来の法人会員・企業の参加だけでなく、高校生から大学生の若者層にも参加を呼びかけます。企業の立場、学生の立場からそれぞれの価値観を共有し、持続可能な未来を実現するためになにができるのか、お互いに学び合う時間にできたらと考えています。 これまでACEの活動は、若者と企業への啓発活動を別々に行なってきましたが、サステナビリティに限らずこの未曾有の状況下において、未来を担う若者と一緒に考えていく視点が今まさに企業において必要であること、そのために、共に持続可能な社会を考える場が重要なのではないかと思い、このような形で開催をすることにいたしました。 ワークショップでは参加企業を事例として企業と若者のチームを作り、持続可能な社会をつくる企業活動について考えていただきます。若者の意見を自社企画に取り入れたい方は、事例提供のご協力をお願いします(申し込み欄で表明をお願いします)。 また、すでに行われている取り組み事例として1つ目に、ACEが企業と共に取り組んできた「児童労働のないコットン」である Peace India Cotton (P.I.C.) のプロジェクト内容を、P.I.C.使用した商品発売のタイミングに合わせご紹介します。SDGs目標達成に貢献する企業とNGOの連携で行われるプロジェクトで実際起きた困難や、社会に与える変化をご紹介します。 2つ目として、サステナブルファッションブランド PASCAL MARIE DESMARAIS のデザイナーであるマリエさんを聞き手に迎え、サステナブルな社会を実現するため実際にアクションを起こしている学生団体から、若い世代が社会や企業に対して何を求めているかについて発信してもらいます。 皆さんのご参加をお待ちしております。 Peace India Cotton (P.I.C.)とは2014年より興和株式会社によって運営されている、 ACEのコットン生産地での取り組み「ピース・インド プロジェクト」詳細はこちら
開催概要
申込期限:2021年2月16日(火)まで。満席になり次第締め切ります 登壇者第一部(講演)企業×NGO ~人権・環境にやさしいコットンができるまで~石川 博一(興和株式会社 生活関連事業部 素材開発部)2003年、興和株式会社に入社。商社部門で化学品、食品などの輸出入取引を担当し、2007~2010年にインド・ムンバイの現地法人に駐在。2019年より生活関連事業部にてPICプロジェクトをはじめインドコットンビジネスに携わる。
古賀 義政(株式会社イケヒコ・コーポレーション 品質管理部 部長)インテリアメーカーであるイケヒコ・コーポレーションに入社後、商品事業部でインドのコットンラグを企画生産する仕事がコットンとの最初の出会いでした。その後、営業部や品質管理と転属となっても売る立場、管理する立場でインドのコットンには常に携わってきました。必要なものを生産して売るだけではなく、事業を通じて社会へ貢献するすることの大切さに気づき、2015年にオーガニックコットン事業をスタート。2020年からACEさんの活動の支援を始めました。
田柳 優子(認定NPO法人ACE 子ども・若者支援事業チーフ)大学在学中にインドの現地NGOでのインターンシップやACEのスタディツアー、ボランティア活動に参加。卒業後は企業勤務を経て、2015年にACEに入職。インド・プロジェクトマネージャーとしてプロジェクトを担当。コットン生産地の子どもを労働から守り教育を支援する活動の管理の他、日本で企業との連携によるサステナブルな製品の推進、消費者・学校向けに啓発活動等を行う。
第二部(パネルディスカッション)想い×若者 ~どんな未来を生きていたい?~モデレーター マリエ(株式会社HELL OF HEAVEN代表取締役兼デザイナー・Jwave ナビゲーター・環境省森里川海アンバサダー)1987年6月20日生まれ。東京都出身。 NPO法人DEAR ME2015年に神戸の学生団体として発足し、2019 年 7 月に NPO 法人化。 「Better Fashion,Better Future」をスローガンに、ファッションを通して持続可能な社会作りを目指 す。2015 年よりフィリピンでファッションショーを計 7 回開催。国内では、2020 年より企業とともに持 続可能な社会の共創を目指す新しい取り組みを開始した。 今年の 3 月は、Z 世代をターゲットに、現代のアパレルを軸とした社会課題をテーマとし、トークシ ョーやチャリティショップを行うオンラインイベントを開催予定。 全国の女子大学生 20 名で活動中。 Kindai SDGs Association(近畿大学)近畿大学 社会連携推進センターの学生団体「Kindai SDGs Association」では、SDGsに関する活動に取り組み、発信し、SDGsの認知度高めるとともに、少しでも多くの人の環境意識を向上させ、私たちに残された自然を守るための行動を目的とし活動しています。今回は、Tabioさんと行っている「無農薬栽培コットンプロジェクト」についてお話しさせて頂きます。 やさしいせいふく運営は中高生で構成され、「ありがとう」と、笑顔が生まれる服づくりを世界中に浸透させることを最大の目的としたプロジェクトです。支えてくれる大人達や私たちのアイデアに賛同してくれた企業と繋がり、服を通して笑顔とやさしさを作ります。ファストファッションが抱える社会問題や服との付き合い方を、買う側の人間が考える機会づくりも目的としています。 大量生産大量廃棄の現代社会で、「服は消費するものではない」という価値観を若い世代に発信することで、持続可能な社会の進化に貢献します。 *本イベントは独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します。 お問合せ認定NPO法人ACE(エース)担当:田柳、杉山 |