【開催報告】2/18 第12回ACE交流サロン
企業×NGOで実現 サステナブルコットンの船出 ~学生とSDGsを達成する未来を考える~
ACE交流サロン第12回目となる今回は、サロン初の試みとして、企業だけでなく、若者・学生にも参加いただき、ACEがインドのコットン生産地の人権・環境問題を切り口に、サステナブルな商品を作る企業の取組紹介から、Z世代の学生・若者を招き、持続可能な未来に求めることを語っていただきました。
【第一部】企業×NGO~人権・環境にやさしいコットンができるまで~ (Peace India Cottonの紹介)
第一部では、コットン生産地の人権・環境問題をACEから報告し、人権・環境問題を解決するための取組事例紹介として2社(興和株式会社、株式会社イケヒコ・コーポレーション)にご登壇いただきました。
ACEインド・プロジェクトマネージャー 田柳優子
世界の子どもの10人に1人が児童労働をしているという課題を踏まえ、私たちの身近に存在するコットンに焦点を当て、コットン栽培に伴う問題は児童労働だけでなく、農薬、健康被害、水質土壌汚染のように環境や身体にも悪影響を及ぼしていることを伝えました。
興和株式会社 石川博一さん、内山雄介さん、Komal Bhambhaniさん
ACEがプロジェクトを終了した児童労働のない村で行うPeace India Cottonプロジェクトのご紹介をいただきました。
株式会社イケヒコ・コーポレーション 古賀義政さん
2019年にACE主催のコットンツアーに参加、そこで出会ったコットン農家の現状や児童労働の実情を目の当たりにし、自社「自らの意志で社会貢献」の目標を改めて見直し、現在、P.I.C.を商品に組み込み、製品化を進めていることをご報告いただきました。
【第二部】想い×若者~どんな未来を生きていたい?~
持続可能な未来の実現のため、実際にアクションを起こしている若者や学生の皆さんをお迎えしてパネルディスカッションを行ないました。
モデレーター
PASCAL MARIE DESMARAIS マリエさん
2017年に立ち上げたアパレルブランドの代表取締役。ACEとの出会いをきっかけに、オーガニックコットンをファッションにどう活かしていけるのか考えながら活動。
登壇者
NPO法人DEAR ME 中村彩乃さん、原日和さん、小花三奈さん
近畿大学学生団体Kindai SDGs Association 寺浦成美さん
学生団体やさしいせいふくプロジェクト 坂本亮さん
【第三部】企業×若者~描く未来をビジネスで実現するには~
第三部では「学生視点で企業・社会に求めるものは何か?企業はどうしたらそれに応えられるのか?」をテーマに、企業と若者の意見交換の場を設けました。短時間でしたが、企業と若者が互いに気づきのある実りある時間となりました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
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- カテゴリー:報告
- 投稿日:2021.05.10