コットンのやさしい気持ち

【開催報告】12/22 第13回ACE交流サロン

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13ACE交流サロンは「なぜ今、人権課題に向き合うべきなのか?~繊維業界の事例にみる」をテーマに、昨今注目が集まるテキスタイル・アパレル業界の人権課題を中心に焦点を当て、その向き合い方について皆さんと共に考える場を設けました。 

 

 

はじめに、ACE 代表岩附からのご挨拶と活動近況報告に続き、ソーシャルビジネス推進事業担当の及川・桐村より、「ビジネスと人権」をめぐる業界を取り巻く最近の動向、繊研新聞社との共催で行った「サステイナブルな調達に関するアンケート」の結果報告、児童労働を始めとするサプライチェーンに潜むリスクやそれらがもたらし得るビジネスへの影響などについてお話しいたしました。 

基調講演

上智大学特任教授 浦元義照さんからは、「アパレル業界と人権課題~バリューチェーンにおける価値創造と分配を考える」と題し、一枚のTシャツを例に、バリューチェーン上のコスト構造やステークホルダー間のパワーバランス、各国の政策がもたらす影響などをお話しいただきました。 

 

人権デューディリジェンスの事例紹介

帝人株式会社 CSR・信頼性保証部 企業倫理・コンプライアンスグループ長の黒瀬友佳子さんからは、帝人グループにおける人権尊重の取り組みご紹介いただき、実際に人権デューディリジェンスに取り組む中で抱える課題や、コロナ禍で新たに配慮が必要になった人権尊重への取り組みなどについて情報共有していただきました。 

 

ワークショップ

今回のサロンでも、参加者の皆さん気づきや学びを振り返り共有していただくことを大切にし、後半のワークショップでは、少人数に分かれたディスカッションで、自社のサプライチェーンに潜むリスクや人権デューディリジェンス取り組みに向けた課題などについて議論を深めていただきました 

 

「児童労働のないビジネスづくり」や
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  • カテゴリー:報告
  • 投稿日:2022.01.14