【開催報告】国際協力キャリアセミナー〜NGOスタッフの仕事をのぞいてみよう〜

こんにちは、ACEインターンのみのりです。

2023年7月26日(木)の夕方、キャリアチケットカフェ早稲田大学前店にて「国際協力キャリアセミナー」を開催しました。ACEスタッフの田柳優子（啓発・市民参加事業チーフ）が登壇し、国際協力に携わる仕事、ACEの事業・仕事内容をお伝えし、これまでのキャリアや仕事に対する想いなどを熱く語ってもらいました。

ACEスタッフからの話や参加者同士のディスカッションを通し、参加してくださった国際協力を仕事にしたい学生さんたちが、将来のキャリアのイメージを明確にすることへの“きっかけづくり”となったら嬉しいです。

当イベントを通し学んだことを、国際協力キャリアを目指す学生さん、就職活動で今後のキャリアに悩んでいる学生さん向けにまとめてみました！

自身の経験について話すACE田柳（写真中央）

コネクションは大切にしよう！

みなさんは、大学のサークルや部活、ゼミ、バイト先の先輩やO Bとのつながりを大切にしていますか？

田柳さんがACEに入職したきっかけは、ACE代表岩附さんからの声かけでした。田柳さんは、ACEが実施していたインドスタディツアーに参加したことがきっかけで学生時代からACEやスタッフとのつながりを大切にしていたことから、ACEに転職することに興味がないか声をかけられたようです。

私も現在大学４年生、就職活動を終えてみて、先輩やOB、周りの社会人とのコネクションは大切だと実感しました。私が、ご縁があって就職する会社も先輩の紹介です。特に、自分がしてみたい、就いてみたいと思う業界で働いている先輩方や社会人とは、積極的に関わり、コネクションを作ってみると、仕事について教えてもらえたり、仕事のポストが空いた時に声をかけてもらえたりするかもしれません。

就職活動以外でも、多くの人とのコネクションを持っておくことは今後「強み」になります。ぜひ、周りの人の紹介やセミナー参加などを通して自分の興味のある業界で働いている人とのつながりを大切にしてみてください。

将来したいこと、達成したいことは何かもう一度考えてみよう！

当イベントでは、参加者の皆さんのキャリアに対するイメージをクリアにすることを目標にディスカッションを通しキャリアパスについて考える時間がありました。

学生のうちから、具体的に将来のキャリアプラン・ビジョンを作ることは難しいですよね。何がしたいかわからない人が大半だと思います。ですが、今自分が興味を持っている分野や事柄から関連した、興味のある仕事・関わってみたい事業を見つけることで、キャリアプランが今よりももっと具体化されるかもしれません。そして、学生である今、何をすべきなのか考える第一歩になると思います。

就職活動の面接でも「この企業で何がしたいのか？」という質問をよくされます。そこで、自身のキャリアビジョンに基づいた成し遂げたいことを具体的に話せると高評価につながります。

もう一度、将来どんな事業に携わりたいのか、国際協力キャリアを目指す人であれば、どのアクター・分野で活躍したいのか、そのために今何ができるのかを考えてみると良いかもしれないですね。

大学時代になるべく多くの経験をしよう！

田柳さんが国際協力キャリアを目指し始めたのは、学生時代のインドでのインターンシップの経験が大きく影響しているそうです。

勉強やサークル・アルバイトで忙しい大学時代ですが、長期休暇などの空いた時間を使って何か興味のあること、ワクワクすることに取り組んでみると、将来のキャリアを考える大切な経験になるかもしれません。

海外に行く、インターンシップを始めるなど多くの費用や時間を費やすのが難しいという人は、児童労働に関する情報を見てみる、セミナーに参加して社会人の話を聞いてみる、など日常の隙間時間を使ってチャレンジしてみるのはどうでしょうか。

国際協力に携わりたい人は、あまり知識のなかった分野について知るきっかけになり、それが将来のキャリアにつながるかもしれません。就職活動をしている人でも、セミナーに参加して色々な人のキャリアパスを聞いてみることで今後の参考にできることがあるでしょう。

大きなことにチャレンジするのが怖い人でも、空いた時間を使って身の回りにある興味のあることにぜひ挑戦し、キャリアにつながる経験を積んで欲しいです。

前回好評だったキャリアセミナーを対面でもやってみたいと思い、就活支援を行なっているキャリアチケットカフェさんでセミナーを実施しました。国際協力キャリアを目指す学生さんに集まっていただき、みなさんの熱い想い、将来のビジョンをお聞きしこちらも学ばせていただくことがたくさんありました。当イベントを通し、参加してくださったみなさんのキャリアのサポートが何らかの形でできていたら幸いです。