外務省NGO研究会「児童労働・人身売買の対応能力強化研修」 | 世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)

外務省NGO研究会「児童労働・人身売買の対応能力強化研修」

外務省NGO研究会「児童労働・人身売買の対応能力強化研修」

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開催日 2008.12.02
開催場所 JICA地球ひろば(東京都渋谷区広尾4-2-24)

児童労働・人身売買の対応能力強化研修

児童労働・人身売買問題への対応策を学ぶ!

ガーナから児童労働・人身売買プロジェクトの実務家を招き、「児童労働に特化したNGOの能力強化」をテーマに日本のNGO関係者を対象とした研修会を実施します。3日間の研修を通して、援助現場において児童労働の問題に直面した際の対応策を身につけることに焦点を当てます。子どもの教育、保健分野に取り組むNGO、また農村開発に取り組むNGOなど、多くの様々な分野のNGOスタッフの参加をお待ちしています。

日時 2008年12月2日(火)・3日(水)・4日(木) 10:00~17:00
(2日は17時半まで)※原則として3日間連続の受講
会場 JICA地球ひろば セミナールーム301
(東京都渋谷区広尾4-2-24)
定員 24人
※遠方参加者は交通費・宿泊費の補助可能。
参加費 参加費無料(交通費補助有、通訳有)
講師 シルビア・ヒンソン氏
(レスキュー・ファウンデーション・ガーナ代表)
主催 外務省
後援 国際協力機構(JICA)

 

研修会プログラム

本研修会は、NGOの専門能力の強化を目的とする外務省主催のNGO研究会の一環として行われます。

本研修会の目標
  1. 児童労働・人身売買に関する基礎的知識をつける。
  2. 児童労働・人身売買の対応にあたっての特別配慮、ポイントについて理解し、プロジェクト立案、実施能力の強化等に役立てる。
研修会の流れ
  1. 研修は参加型の手法を取り入れて、3日間連続で行われます。
  2. 参加者は原則として、3日間連続参加をお願いします。
  3. 1日目の昼食後は公開シンポジウムとなっています。研修の一貫として研修参加者にご参加いただきますが、公開シンポジウムのみの参加者も36名程度募集しています。
研修会セッション内容(案)

【1日目(12月2日)】

10:00~ 開会のごあいさつ
10:10~ セッション1    イントロダクション(目的、参加者の期待、参加者紹介、プログラム紹介)
11:00~ セッション2    児童労働、トラフィッキングの定義、児童労働と貧困、教育の関係性について、「最悪の形態の児童労働条約」など国際条約の定義人身売買の法律について
12:30~ 昼食・休憩
15:00~ 公開シンポジウム

【2日目(12月3日)】

10:00~ セッション3    農業、カカオ生産における危険作業の枠組み、カカオ生産の労働実態、ハーキン・エンゲル議定書など
12:30~ 昼食
13:30~ セッション4    児童労働の特定、救出
17:00  終了

【3日目(12月4日)】

10:00~ セッション5    子どものリハビリテーション、社会統合、教育
12:30~ 昼食
13:30~ セッション6    ケース・スタディーの紹介、ステークホルダーの関与、参加型プロジェクト
15:30~ セッション7    国際機関、企業、労働組合との協働例資金調達の情報共有
16:30~ 振り返り
17:00  終了

講師:シルビア・ヒンソン氏

レスキュー・ファウンデーション・ガーナ代表

レスキュー・ファウンデーション・ガーナ代表

ガーナ共和国のILO-IPEC(児童労働廃絶国際プログラム)で児童労働の国家プログラムのマネージャーを2000年から2004年まで務め、児童労働プロジェクトのプロジェクトデザイン、モニタリング、評価等あらゆる側面に従事。前職では7年間ユニセフに務めるなど、子どもに対するプロジェクトの経験を豊富に持つ。ILO退職後は自らNGO団体、Rescue Foundation Ghanaを立ち上げ、カカオ産業の児童労働プロジェクト、人身売買防止プロジェクトに従事。実際に人身売買された被害児童の特定、救出活動、リハビリ テーションも行い、理論だけでなく実践面においての経験も数多く持ち合わせている。

お問い合せ

特定非営利活動法人ACE(エース)
TEL:03-3835-7555 FAX:03-3835-7601

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