【第6回ACE法人会員交流サロン】日本における児童労働と強制労働について
このイベントは終了しました
開催日 | 2018.09.18 | ||||||||||||||||
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開催場所 | 銀座ユニーク会議室 G-301号室 大会議室(東京都中央区銀座5丁目14-6 橋ビルⅡ3階) | ||||||||||||||||
児童労働問題をはじめとする、サプライチェーンの人権課題の解決を目指す認定NPO法人ACEでは、企業および法人会員のみなさんが集い、ビジネスと人権やSDGs、CSR(企業の社会的責任)やCSV(共有価値の創造)などについて、知見を共有することで互いに学びあう場として、年間3回の頻度で「ACE法人会員交流サロン」を開催しています。 当サロンも今回で第6回目。今回のテーマは、「日本における児童労働と強制労働について」です。「児童労働や強制労働が日本にも存在するのか?」という率直な驚きを抱かれる方も多いことと思いますが、日本国内に潜んでいるビジネスと人権の問題について掘り下げて考えます。 昨年12月、茨城県で15歳の少女が屋根に設置された太陽光パネルの点検・清掃中に、約13メートル下のコンクリート床へ転落するという死亡事故が起こりました。この事故では、児童労働の類型のひとつである「危険・有害労働」についての雇用者の認識の欠如の問題が浮かび上がりました。 またテレビのあるビジネス番組で、外国人技能実習生を不当な条件かつ劣悪な環境で労働させていた国内の縫製工場が取り上げられました。こちらは、委託元の中堅アパレルメーカーが番組制作側のインタビューに対し法的責任がないことを理由に責任を回避する発言・主張をしたことがネット空間で「炎上」し、不買運動につながりました。 この事例からは、経営陣の間でサプライチェーンに対する責任感が希薄であったことが想像されます。 これらの事例は、国内企業でもすぐそばに問題が潜んでいる可能性を示唆しています。 ACEでも国内の児童労働問題の調査を進めており、2018年6月には調査の中間報告にゲストスピーカーの発表を交え、参議院議員会館でセミナーを開催しました。議員の皆様やメディアの方にも多くお集まり頂き、「日本における児童労働」に対する我々の予想を超える関心の高さがうかがえました。 社会の関心の集まるこの国内の問題について、皆様と共に考えていきたいと思います。初めての方も、ぜひお気軽にご参加ください。
テーマ&プログラムテーマ日本における児童労働と強制労働について プログラム・基調報告1. 日本における児童労働調査に関する報告(仮) 2. 外国人技能実習生の就労現場の実態(仮) 3.「ANAグループ人権方針」~ビジネスと人権課題に対する取り組み(仮) ・パネルディスカッション・ACEからの最新情報の提供とご案内・交流サロン終了後、別会場にて交流会を予定
イベント概要
↓ お申し込みはこちらから ↓ 2018年9月13日(木)(定員になり次第締め切り) 定員 40名 お申込・お問合せ認定NPO法人ACE(エース)担当:桐村 ・北里 |