子ども若者支援
ACEは、児童労働のない世界、子どもの権利が守られる社会の実現をめざして海外と日本で活動しています。
ACEの海外支援事業は、これまで児童労働がもっとも多いと言われる国インドと、働く子どもの割合がもっとも高いアフリカ地域のガーナで子どもたちを危険で有害な児童労働から守り、教育を支援するとともに住民の自立を支援する活動を行なってきました。以下の基本原則をもとに、子どもや住民が自ら問題解決に取り組む力をつけるエンパワーメントを重視し、支援が終了した後も、地域住民や行政と連携しながら、子どもの権利が守られる持続可能なコミュニティをめざしています。
海外の支援事業における基本原則
- 権利を基盤として、最も立場の弱い人々のエンパワメントを大切にします。
- 子どもや若者にとっての最善の利益を考えます。
- 地域の人々のオーナーシップとともに持続性を図ります。
- 関わる人がそれぞれの役割を分かち合い、パートナーとして一緒に歩みます。
日本では、子ども自身が自ら持っている権利を知り、子どもの権利を使えるようになることや、家庭・学校・地域・国全体などあらゆるレベルで子どもの権利が大切にされる社会づくりを目指して活動しています。
日本での主な活動
- 「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」を通じた、子どもの権利条約の考え方を広める啓発活動や、国や自治体への政策提言活動
- 子どもや子ども支援者が子どもの権利を知り実践に活かすためのワークショップや研修の実施
- 沖縄で子どもの権利の実現とウェルビーイング向上をめざす「沖縄うまんちゅ子どもの権利推進プロジェクト」の実施
- 日本の児童労働の予防・啓発の取り組み
ACEが実施する3つの子ども支援活動
日本の子どもの権利推進
日本で、子どもやおとなが子どもの権利を知り行動できるようになること、また地域や日本全体で子どもの権利が大切にされることをめざして、様々な取り組みを行っています。
現地の支援活動を応援する3つの募金
過去に実施したプロジェクト
インドの農村地域支援
児童労働が世界でもっとも多い国と言われるインドで、農村地域の子どもたちを児童労働から守る「子どもにやさしい村」プロジェクトを実施していました。(2003年6月~2013年4月)
支援地を訪問するスタディツアーも実施
ピース・インド プロジェクト実施地での「コットン・スタディツアー」の実施
「ピース・インド」プロジェクトの対象地と、オーガニックコットンの栽培地や紡績工場などを訪問するコットン・スタディツアーを実施しています。
(終了)「子どもにやさしい村」プロジェクト実施地でのスタディツアーの実施
「子どもにやさしい村」プロジェクト実施地を訪ね、児童労働をしていた子どもたちと交流する「インドの子どもに会って考える旅」を実施していました。
※「子どもにやさしい村」プロジェクト終了に伴い、このスタディツアーも終了しました。現在は「ピース・インド」プロジェクト実施地でのスタディツアーを実施しています。(上記参照)