インド:行方不明になった子どもの親によるデモの影響

インド:行方不明になった子どもの親によるデモの影響

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デリー(2011年2月1日)- インドで子どもたちが行方不明となっていることが、日々報道され、政府の大きな懸念事項となっている。首都デリーでは、今年1月1日から23日の間、行方不明になった子どもは117人(その内約半分は女の子)。平均すると毎日少なくとも5人の子どもが首都から消えていることになる。

長い間この問題に取り組んできたBBA(Bachpan Bachao Andolan:ACEのパートナー団体)の創設者のカイラシュ氏は、1月27日、行方不明の子どもを持つ親約50人と共に、その訴えを伝えるため、デリーの警察本部長と面会した。親たちは、警察など関連当局の対応のあり方について苦情を話し、子どもたちを取り戻せるよう申し立てた。

BBAと親からの要求は、「警察は行方不明の子どもの問題を非組織的な犯罪の観点として優先的に取り上げること」、「行方不明の子どもの事件は、速やかに登録し児童の保護および犯罪者の追訴と処罰のために早急に捜査すること」など5つである。

親たちの意見を聞いた後、警察本部長は、警察内では、女性や子どもの問題について配慮が足りないことが問題となっていると認めた。そして今後はこれを改善して迅速に対応することを保証するとともにBBAに協力を求めた。

また親たちが起こしたデモの結果、中央政府はこの問題への関心を示した。女性及び子ども開発大臣は、行方不明の子どもを警護するため、全国の州が、中央政府と合意書を交わし、ソフトウェアの活用による行方不明の子どもの情報交換を行うことを約束したと発表した。

出所:BBAプレスリリース “Impact of the demonstration on missing children”

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  • カテゴリー:児童労働ニュース
  • 投稿日:2011.03.09