ACE[エース]とは

子どもと若者のセーフガーディング

ACEは子どもや若者と共に活動するうえで、子どもや若者にとって安全・安心な環境づくりを行う「子どもと若者のセーフガーディング」に取り組んでいます。

セーフガーディングとは

「子どもと若者のセーフガーディング」とは、組織のスタッフなど関係者によって、また、事業活動において、子どもや若者に虐待、搾取、危険のリスクなどいかなる危害も及ぼさないよう予防に努め、万が一、活動を通じて子どもの安全にかかわる懸念が生じたときには、しかるべき対応を行い、組織の責任として取り組むことです。​

これまで国際協力や人道支援を行う業界で、援助関係者による子どもへの性的搾取・虐待等が問題視され、その問題解決に取り組むことが求められてきました。近年の動きとしては、セーフガーディングに取り組むことが資金援助機関による助成の条件として設けられていたり、セーフガーディングに関する取り組みの普及や強化のためのサミットや研修の開催、情報共有なども行われるようになってきています。

またセーフガーディングは、海外だけではなく、日本国内においても、子どもや若者への支援活動を行ったり、子どもと共に活動をしたりする組織にとって重要です。私たちACEも例外ではなく、どんな団体でも、活動する環境や様々な関係者との関りの中で、子どもや若者が危害にさらされる可能性が全くないとは言えません。

ACEのセーフガーディングの取り組み

ACEは、海外で子どもとその家族・地域住民を支援するプロジェクトや、日本で子どもたちと共に子どもの権利を普及・推進するなどの活動を行っています。そのため、組織・活動を通じて、子どもや若者の安全と権利を守ることができるよう、セーフガーディングに取り組んでいます。2019年にはその指針及び行動規範を作成し、その後見直しを行って、2022年12月に改訂しました。

「ACE子どもと若者のセーフガーディングに関する指針及び行動規範」

これを役職員・インターン・ボランティア、さらに協働するパートナーに周知しながら、取り組んでいます。

ACEのオンラインイベントに参加する方へ

ACEでは、オンラインイベントに参加されるみなさんに、「子どもと若者のセーフガーディング」へのご理解とご協力のお願いをさせていただいています。

オンラインイベント参加時のお願い

ACEの活動に参加する子ども、保護者の方へ

子ども自身が、安心してACEの活動に関わっていけるよう、大切にしたいことを分かりやすくまとめたリーフレットを作成中です。

子ども向けリーフレット(後日掲載予定です)

報告相談窓口

ACEのスタッフ・関係者による子どもや若者への不適切な行為や安全への懸念がある時、またはそれを発見した時は、下記までご連絡ください。ご報告・相談者の方の情報などの秘密は守ります。

認定NPO法人ACE 子どもと若者のセーフガーディング担当
専用ダイヤル:050-1746-1956
専用メールアドレス:csg%acejapan.org (%を@にしてお送りください)

セーフガーディングの普及

JANICワーキンググループ

ACEは、国際協力NGOセンター(JANIC)の「子どもと若者のセーフガーディング・ワーキンググループ」に参加し、他団体のセーフガーディングの導入や取り組み強化にも関わっています。

このワーキンググループを通じて、セーフガーディング導入のためのガイドを作成しました。 「子どもと若者のセーフガーディング最低基準のためのガイド」

 

ACEのこれまでの取り組み

こども食堂・居場所の運営者向けに子どものセーフガーディングを紹介するワークショップを行いました(2023年11月29日)

子どもの権利条約フォーラムin那覇/沖縄で分科会を開催しました(2022年12月)

子どもを支援している方々への研修プログラムを開発中です(2022年4-10月)

【2020/02/14セミナー報告】HAPIC ブレイクアウトセッション 「私たちは本当に安全な団体?〜組織内で取り組む子どもと若者のセーフガーディング〜」

【開催報告】11/16-17 子どもの権利条約フォーラム2019

以上

子どもの権利の普及推進のために
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