5/10 エシカルファッションカレッジ開催に向けての想い | 世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)

児童労働のない未来へ-NPO 法人ACE代表 岩附由香のブログ(single-blog)

お知らせ・報告

2014年4月29日

5/10 エシカルファッションカレッジ開催に向けての想い

ゴールデンウィークですね!

今日はACEでエシカルファッションカレッジのボランティア説明会を行いました。

ACEのボランティアが初めて!という高校生・大学生から、ACE会員の社会人の方、学校の先生など、幅広い層の方がご参加いただいています!

当日運営をお手伝いいただくボランティアもまだ募集しています!お友達を誘ってください。

 ボランティア募集内容:5/10終日いられる方で、事前説明会に出席できる方
 説明会:4/29(祝日、火)10時半~12時5/7(水)19時~20時半

詳細→https://acejapan.org/event/volunteer140510/

どうしてACEが企業とコラボイベントを開催するの?

国際協力NGOのACEが、なぜこんなイベントを企業と共催で?と疑問に思われたかたもいるかもしれないので、経緯と想いをここでちょっと説明したいと思います。

リー・ジャパン株式会社とNPO法人ACEは、2011年より毎年5月10日の「コットンの日」に、シンポジウム「コットンCSRサミット」(2013年は「エシカルコットンサミット」)を開催してきました。この 平日のシンポジウムはアパレル関係者にファッションの裏側の課題を知ってもらい、アクションを起こしてもらう狙いで開催してきました。

2014年の5月10日にどんなイベントを企画するかを話し合う会議の中で、2013年のイベントに登壇いただいた生駒芳子さんから「欧州ではエシカルファッションが学科になっている大学まである」と聞き、日本でもそのようにエシカルが広まることを祈って、「エシカルファッションカレッジ」と名付け、今年は一般の市民が気軽に参加できる1日限りの大学、としました。今後もこの取組みを続けていきたいと願っています。

ACEは、世界の子どもが希望を持って安心して暮らせる社会を目指し、児童労働の撤廃と予防に取り組む国際協力NGOです。インドのコットン生産地で児童労働を目の当たりにしてきた私たちですが、その問題の解決のために、現地で子どもたちを直接救う活動をするだけでは、根本的な解決が難しいと感じています。なぜなら、児童労働を必要とするビジネスモデルが成り立ってしまっていて、かつ消費者や企業が気付かずにそこに加担してしまっているという構造がなりたってしまっているからです。この構造を変えなければ、児童労働の根本的解決にはいたりません。

そのため、私たちACEは「児童労働がない、エシカルなビジネスとそれを支える消費が浸透する」ことを、中期戦略として掲げています。リー・ジャパンさんはじめ、エシカルなビジネスを行う企業は徐々に増えてきました。しかし、そのような企業が正当に社会に評価され、消費者に応援されなければ、取り組みは続けられません。エシカルとは何か、自分がどうそこに関わるのか、を知ってもらえるイベントを通じて、エシカルな消費者を増やしたい、それがこのイベントにかける想いです。

このイベントで、たくさんの方に出会えることを、楽しみにしています!

詳細はこちらから:http://efc.lee-japan.jp/

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