宮城県山元町出張報告 その2 | 世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)

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お知らせ・報告

2014年9月20日

宮城県山元町出張報告 その2

19日も引き続き山元町にいました。 今日は写真つきで報告します。

「宮城県山元町出張報告 その1」はコチラ

やまもと復興応援センターを訪問

やまもと復興応援センターで、社会福祉協議会の方や山元復興応援センターの方からヒアリング。仮設住宅の入居率が2014年8月時点で65.3%。仮設住宅は場所によって入居率が変わりますが、低いところは52.3%だそうです。

空いてしまった部屋を閉め切ったままにしておくとカビが生えてしまうため、やまもと復興応援センターの支援員のみなさんが空き部屋の換気を行っているそうです。1軒1軒、鍵を開けて、窓をあけて。。。と結構時間がかかる作業のよう。

ヒアリングの様子

やまもと復興応援センターでの和気あいあいとしたヒアリング風景(右手前がACEスタッフの成田)

仮設住宅には、年金生活や1人暮らしの高齢者、経済力があまりない方々が残る傾向にあるとのこと。人口1万8,000人だった山元町も、現在1万3,000人を切っている状態です。あくまでも住民票の有無でカウントした人口なので、住民票は移していないが、山元町に住んでいない人もいて、実際は1万人ぐらいではないかなどの声も、複数の人から聞かれました。

オレンジハウスを訪問

オレンジハウス看板

オレンジハウス看板

やまもと復興応援センターの元支援員で、手芸がお得意な山下さん宅を訪ね、オレンジハウスを見させてもらいました。山下さんが土地を提供し、震災発生直後から山元町の支援を行っているNPO法人ADRA(アドラ)が寄贈した、地域の方々がパソコン教室や活動のために使うことのできるトレーラーハウスです。背景の稲穂をコーン畑に見立てたら、なんだかアメリカの中西部や西海岸に見えませんか?ということで、アメリカの高校生の仲良しグループのていで、パチリ!

オレンジハウスの前で記念写真

オレンジハウスの前で

 

山元町の仮設住宅のお母さんたちがつくった「エコタワシ」

ACEは、山元町の仮設住宅で暮らしているお母さんたちが作った、いちごの形をした毛糸の「エコたわし」を売っていますが、その手配をしてくれているのが山下さん。今回、新しいエコたわしができたということで見せてもらったら、なんとまぁおしゃれな!数あるサンプルの中から、キャンドルジュンさんが選んだ10種類が現在商品としてBEAMSなどでも売られているそう。今後ACEでも取り扱うか検討すべく、サンプルを購入!

山元タイムのいちご型たわし

山元タイムのいちご型たわし

この日の夜は、宮城県の社会福祉協議会さんが開催された、災害ボランティアセンターの運営に関する会議に、懇親会から参加!2011年ボランティアセンター運営に関わっていたときにお世話になった方々に久々に会うなど、懐かしかったです。

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