ソーシャル・イノベーション・サミット2017 参加報告(その2) | 世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)

児童労働のない未来へ-NPO 法人ACE代表 岩附由香のブログ(single-blog)

お知らせ・報告

2017年10月6日

ソーシャル・イノベーション・サミット2017 参加報告(その2)

さて、私が登壇したセッションは、「コレクティブ・インパクトの最前線」と題されたセッション。今回、「企業連携/児童労働のイノベーター」というタイトルで参加させてもらったのですが、そもそも今回の参加動機が不純(?)のため、正直、「何を話せばよいのだろう・・・」と、自分が貢献できる度合いに全く自信が持てぬまま、「こんな分野でコレクティブインパクトを起こしたいでーす」というプレゼンを作って送り、今年2度目の神石高原入り。

一緒に登壇したのは、ザ・PWJの大西さん、日経BP酒井さん、RCF藤沢さん。それぞれ面識はあり、お付き合いも多少あるけれど、この組み合わせでどんな話が展開されるのかが未知数でドキドキ。(正式なプログラムはこちら

当日の様子はこんな感じ(神原さん撮影を拝借)。

21316268_1484661958247492_2389372641180040734_o

事前にモデレーターのFundrex平尾さんから頂いたメールには、このセッションの進め方が詳細に書かれており、「はじめに自己紹介兼ねて5分を話したのちに・・・(中略)最後にメッセージを一字、紙に書いて出してもらいます」とあった。

一字!漢字一字。これは事前に考えておかないと出んわ・・と、広島駅から福山駅に移動する新幹線(30分弱)の間に、ちょっと考えたら浮かんできた文字があり、おし!これで行こう!と決めて、セッション前に「漢字一字だよね?」と確認したところ、これが「漢字一字」ではなく「一言」だった、ということが判明(笑)。

びっくりしたー(というか平尾さんが私の勘違いにびっくりしていた<笑>)。

でもなんかいまさら変えられず、そのまま漢字一文字で発表しました。

セッションの内容は自分が登壇していたところは緊張もあってかあまり覚えておらず、なのですが、大西さんが「NPOはもっとお金を上手く使って投資、回収できるはず」「れつごをとってくれる銀行が必要」と、お金の流れのイノベーションの必要性をいっていたこと。実はこの登壇中、「れつご」(劣後)の意味がわからなくって、後で大西さんに聞いたところ、銀行がお金を貸すときに、債権者として返してもらうのは一番最後でいいですよ、と言ってくれることらしく。何十歩、何百歩も先を行っている大西さん、私の貧弱なボキャブラリーと知識ではついていけないことが多く・・・反省というかなんというか。

で、私の発表した、漢字一字はなんだったか、というと。

「破」

突破、とか破る、の字ですね。

ディズニー映画の「メリダとおそろしの森」を見たことがある方は、メリダがそれまでの伝統を破り、自分で結婚相手を決める、ということをしていい、と熊になっちゃったお母さんが「破る」ジェスチャーをしているところを想像してください(知らない方はなんのこっちゃだと思いますが、ごめんなさい)。

時代遅れのルールは、破っていいんじゃないか。そういうルールを疑ったり、デフォルトとしてととらえるのではなく変えたり、新しく作ったりしてもいいんなじゃいか。もちろん人権など犯してはいけないルールはあるけれど、これからイノベーションを起こすには、もっと積極的に破っていってもいいんじゃないか、そんな話を、しました。(そして、すみません、単なる、思いつきです・・・)

当然このセッションもバズセッションがあり、周りの人と意見交換をしたのですが、登壇者でバズっている写真(事務局撮影)がこちら、

DSC06637e

大西さんが良い笑顔!ラーちゃんもよしよしされてうれしそう。

 そして事務局から送られてきた写真には大西さんと岩附のツーショットも!
DSC06652e

 とっても光栄なツーショット。

そして私がまぶしそーに大西さんを見ております(睨んでない、睨んでないです。目がもともと細いんです。)

いやー、なんでもっとにこやかに聞いていなかったんだ私、そして顔がむくんでいるわー、とこの写真見て反省。実は前の日遅くまで・・・飲んでたんですよね。前日の91日(金)は広島市内で開催された「平和のためのマーケティング経済人ミニフォーラム」に参加して、ダイバーシティーのワークショップに登壇していたんです。そこでご一緒させていただいた方々と、レセプション終了後に2次会をしてしまい、2日の朝に広島から福山に新幹線で移動したのですが、瞼が重そうなのはそんなわけで、決してぶすっとふてくされているわけではありません。

憧れの大西さんとのせっかくのツーショット写真の私の残念さはさておき、報告はまだまだ続きます。

 

ページの先頭へ戻る