2005年に来日したオムくんが「国際子ども平和賞」を受賞
2005年に来日したオムくんが「国際子ども平和賞」を受賞
来日してシンポジウムで講演するオムくん
2005年にACEのNPO設立記念シンポジウムへ出席するために来日したオム・プラカシュくんが「国際子ども平和賞」を受賞しました。
オムくんは、インドのラジャスターン州出身、5歳から3年間子ども奴隷として働かされていました。それからオムくんはBBA(ACEのインドのパートナーNGO)に救出された後、社会復帰のためのリハビリを受けながら「子ども活動家」として児童労働の撲滅と子どもの権利の啓発活動を行ってきました。
元児童労働者としての経験を子ども活動家として伝えるオムくん
今回の受賞は、インドで貧困家庭が教育費用を負担することの不公正や村落での児童労働の禁止について訴えてきたオムくんの活動が評価されたものです。
受賞式は2006年11月19日、オランダのハーグ市にあるオランダ政府の庁舎で行われ、ネルソン・マンデラ氏とともに、ノーベル平和賞を受賞した南アフリカ共和国の元大統領フレデリック・デクラーク氏から賞を手渡されました。
2006年に実施したACEインド・スタディツアーでオムくんに会ってきました
2006年6月に来日したスマンくん(左)と2005年に来日したオムくん(右)にスタディツアーで再会
- カテゴリー:子どものエピソード
- 投稿日:2006.12.08