ACEチャリティセミナー第4回 経営コンサルタント小宮一慶氏と『道をひらく』を読む 開催報告

ACEチャリティセミナー第4回 経営コンサルタント小宮一慶氏と『道をひらく』を読む 開催報告

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2016年8月3日(水)の夜、経営コンサルタントの小宮一慶さんをゲスト講師にお招きし、麹町にあるグロービス経営大学院でACEチャリティーセミナー「松下幸之助の『道をひらく』を読む ~ 毎日繰り返し読み見えてきた、人として、経営者としての道のひらき方~」を開催しました。

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『道をひらく』は、25年間にわたって繰り返し読み続けてこられた小宮さんの愛読書。年間2回は繰り返して読んでいるとのことなので、通算で50回以上!その愛読書に書かれている松下翁の言葉から、最も印象に残るものをピックアップし語っていただくという内容で、当日は最前線で仕事をする中堅世代の会社員をはじめとして多彩な顔ぶれのみなさんが参加され、熱心に聴き入っていらっしゃいました。

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冒頭で「自分が素直だと思う人は手を挙げてください」(*)という問いかけから始まったセミナーは、双方向のコミュニケーションを保ちながら話を導いていく小宮さん流のスタイルで、聴講者との間に一体感を感じさせ始終和やかな雰囲気に包まれていました。

*「はい」と答えた方は要注意だそうです(笑)

  • 素直な心の内容の中には、万物万人いっさいをゆるしいれる広い寛容の心というものも含まれる
  • 他人に観てもらうより、自分で自分を観る。自分のどこがいけないのかを自分で見つける。この自己観照が大切である。

どちらも、この小宮さんの愛読書にある言葉なのですが、このふたつの言葉に照らし合わせると、先の問いに「はい」とは迂闊に答えられなくなるのではないでしょうか。  

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そして、小宮さんがこのセミナーを通じて語ってくださったポイントは、概ね以下の通りだったと思います:「成功の条件は『素直』」「積み重ねが自信につながる」「アウトプットで評価されろ」「謙虚さを大切に」「とにかく行動を起こせ」。

ほかに、セミナーで配布された資料のなかで小宮さんがピックアップされている言葉には、以下のものがあります。よろしければご参考になさってください。

  • 勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。
  • 不可能にぶつかったらチャンスと考え、すべての方法を白紙に戻して一から問い直してみる。
  • この世に起こることはすべて必然で必要、そしてベストのタイミングで起こる。
  • 戦術・戦略も大事。しかしそれ以上に、何が正しいかということを忘れてはならない。そうでなければ大事は決行できないものだ。
  • 感謝の気持ちが高まれば高まるほど、それに比例して幸福感が高まっていく。  

これらの言葉を咀嚼しつつ自らの行動を日々顧みることで、謙虚な姿勢を忘れずにコツコツと努力を積み重ねることが結局は成功につながるのだという確信が強まります。

まだまだご紹介したいのですが、スペースの関係で割愛させていただきます。

ACEでは、これから社会のなかでますます重要な役割を担っていく30歳から40歳代を中心とした人たちを主な対象として、受講料が寄付になるチャリティーセミナーを随時開催しています。今回で4回目となった「ACEチャリティーセミナー『これからの私たち』」のシリーズはまだまだ続きます。今後の企画にご期待ください。

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参加者全員で「児童労働にレッドカード!」

報告:広報担当 桐村

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  • カテゴリー:報告
  • 投稿日:2016.08.24