【開催報告】2/12 「親子で楽しむ♪映画『バレンタイン一揆』上映会~チョコから見える、世界のこと~」
【開催報告】2/12 「親子で楽しむ♪映画『バレンタイン一揆』上映会~チョコから見える、世界のこと~」
2018年2月12日(月祝)、新宿にある株式会社ビースタイルのオフィスをお借りし、「親子で楽しむ♪映画『バレンタイン一揆』上映会~チョコから見える、世界のこと~」を開催しました。
このイベントは、ACEママチーム(ACEのママスタッフとママボランティア)の企画運営イベントです。「小さな子どもがいてもゆっくり映画を見に行きたい」「子どもたちに世界のことを知らせたい」というママ・パパが気軽に参加できるイベントを、という思いで開催しました。
当日は、赤ちゃんから大人まで、合計36名という多くの方々にご参加いただきました。
映画「バレンタイン一揆」上映
映画「バレンタイン一揆」は、日本の女の子たちがガーナのカカオ生産地を訪ねたドキュメンタリー。彼女たちが児童労働の問題に出会い、悩み、闘った、奮闘を描いています。
詳しくはこちらから→「バレンタイン一揆」特設サイト
この映画には、実際に児童労働をしていた青年、児童労働をなくそうと努力している団体職員、未だに子どもを働かせている親、その一方で教育の重要さを理解している親など、様々な立場の人が登場します。参加者の方々は、それぞれの立場から真剣なまなざしで鑑賞されていました。
参加者同士でのシェア、ミニワークショップ
映画で見たことをもう少し深める時間を作れればと思い、感想のシェアや、簡単なワークをする時間を設けました。
6つのグループに分かれて感想をシェアしたあと、ACEが作成したワークショップ教材、「おいしいチョコレートの真実」より抜粋した「お買い物ゲーム」というワークをおこないました。各グループがそれぞれ日本やガーナの家族になりきって、カードを使ってお買い物をするというものです。収入が多い家族や少ない家族、子どもが学校に行っていない家族もあれば海外に留学に行っている家族もあります。限られたお金を何に使うのか、グループのみんなで真剣に考えました。
お子さん連れの方が多いため、イベントが長くならないようにと簡単なワークに収めましたが、「もっと感想のシェアやワークの時間が欲しかった」との声も多くいただきました。
児童労働の現状、ACEの活動紹介
最後にACE代表の岩附より、児童労働の現状やACEの活動についてご紹介しました。
チョコレートだけでなく、サッカーボール、コットン、コーヒーなど普段身近にあるものの裏に児童労働があること、現在世界には日本の人口より多い1億5200万人もの子どもが不当な労働をしていることなど、深刻な状況をお伝えしました。
ACEが児童労働をなくすためにおこなっている取り組みの一つとして、「1 more LOVE」キャンペーンをご紹介しました。「1 more LOVEキャンペーン」は、「愛や感謝=LOVE」を、そばにいる大切な人に加えて、遠く離れたチョコレートの故郷ガーナの子どもたちにも届けよう!というキャンペーンです。チャリティステッカーの購入や寄付でのご参加を呼びかけました。
「1 more LOVE」キャンペーンについて、詳しくはこちらから。https://acejapan.org/info/2017/12/20044
ご参加いただいた方の声(アンケートより)
子どもに、世の中を良くするために活動している人や団体を見せたかったので。ピンときていないようですが、いつか子どもの中でつながってくれたらと願います。また、春から息子も小学生になります。当たり前に行く学校が世界では当たり前ではないこと。そのことに気づいてくれたらと思って参加させて頂きました。すばらしい機会をありがとうございました。
寒い中ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。ACEママチームは今後も親子が一緒に参加できるイベントを企画していきます!ママチームのメンバーも募集していますので、ぜひご参加ください。
ママチームに参加希望の方、「もっと詳しく知りたい」という方は「お問合せフォーム」よりお気軽にお問合せください。(ACEママチーム担当:岩附・白木・青井)
お問合せフォーム:https://acejapan.org/contact
- カテゴリー:報告
- 投稿日:2018.03.14