【開催報告】8/3【100 Million campaign ローンチイベント】Make a difference! 1億人のユースが変える世界と未来
【開催報告】8/3【100 Million campaign ローンチイベント】Make a difference! 1億人のユースが変える世界と未来
2018年8月3日(金)、お茶の水のワテラスコモンのホールをお借りして、ACE 20th anniversary 感謝イベント vol.2 「『チェンジの扉』出版記念&100Million Campaignローンチイベント ~Make a difference! 1億人のユースが変える世界と未来~」を開催しました。
前半は、若者向けのワークショップをおこないました。夏休み中の中学生から大学生まで、20名の皆さんにご参加いただきました。
後半は大人も一緒に、ゲストを迎えてのトークセッションをおこないました。前半に参加していた若者に加え、大人の参加者も合わせて約40名の皆さんにご参加いただきました
ワークショップ:100ミリオンキャンペーン “Free, Safe, Educated”
100 Million campaignについてご紹介
日本で100Million Campaignを進めるユースチーム「100 Million Makers Youth Japan」の立ち上げメンバーである長尾海さん、相良早苗さんより、100 Million Campaignについて紹介がありました。
100 Million Campaignとは、13歳から25歳以下の若者が担い手となる世界的なキャンペーンです。世界の1億人の権利を虐げられている子ども・若者のために、世界の1億人が立ち上がってアクションを起こそうというもの。このキャンペーンは、ノーベル平和賞受賞者カイラシュ・サティヤルティさんが提唱し、2016年12月にインドではじまり、2017年には米国、南米、ヨーロッパの国々から多くの参加者が集うキャンペーンとなっています。
100 Million Makers Youth Japan(facebook)
ワークショップ
ワークショップでは「Free(児童労働のない世界)」「Safe(暴力のない世界)」「Educated(教育を受けられる世界)」の3つのグループに分かれ、今、海外で起きている課題について以下を中心に話し合いました。
Q なぜ児童労働が起きるんだろう?自分たちとどう関係しているんだろう?
Q 暴力にはどういうものがあるんだろう?
Q 教育を受けられない子供たちがたくさんまだいるのはなぜ?
Q 子どもたちの状況を改善するために、どんなことができるだろう?
その後、上記の課題を解決するために「最も子どもたちの状況を良くするためには?」というテーマで、各グループでアクションシートを作り上げ、発表の場面では、以下のような意見が出ました。
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児童労働によって作られた商品であることを表示するマークを作りたい
- 周りの人に児童労働について伝えるために、学校や地域で児童労働に関する映画上映会を実施したり、学校でポスターを作ったりする
- 子どもに対する暴力を見たら声をかける勇気を持つ。安心して相談できる場所を地域につくる。
- 政治家に、児童労働問題に取り組むよう手紙を書く
トークセッション ~世の中に違いを生み出してきたオトナたちが語る 過去、現在、未来~
トークセッション&ラウンドテーブル
トークセッションでは豪華ゲスト陣をお迎えし、「自分に向き合い、やりたいことを見つけて、一歩を踏み出す」時の踏み出し方や、「これはこのままほうってはおけない!」と感じて行動してきたことが現在の仕事になっている、という方々に、お話を聞きました。
ゲストスピーカーとして以下の4名にお越しいただきました。
- 大西健丞さん(ピースウィンズ・ジャパン代表理事)
- 工藤啓さん(認定NPO法人育て上げネット 理事長)
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安田祐輔さん(キズキグループ代表)
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詩歩さん(「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサー)
始めにゲストの皆さんそれぞれから自己紹介をいただきました。
その後、ACE代表岩附をモデレーターに、皆さんそれぞれの書籍の中から「岩附に刺さったコトバ」を紹介しながらお話を伺うトークセッションをおこないました。
後半には、参加者それぞれが話を聞きたいゲストのテーブルに分かれ、自由に意見交換をおこなうラウンドテーブルをおこないました。
最後は、大人たちも一緒に集合写真。児童労働のない世界のために、子ども・若者も、大人も、一緒になって進んでいきましょう!
- カテゴリー:報告
- 投稿日:2018.08.20