「チェンジの扉」を使った授業や読書会をしませんか?

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学校で、サークルで、地域で。一緒に学んでみませんか?

ACEが2018年に出版した書籍「チェンジの扉」を日本中の子ども・若者に届けるため、全国へスタッフを派遣するプログラムを実施します。学校、大学のサークル、地域の学びの場などで、「チェンジの扉」をテーマにした授業や読書会を開催してみませんか?25歳未満の参加者には全員、「チェンジの扉」をプレゼントいたします。

この本を通じて、子どもや若者が多様性の時代に自分らしく生きること、自分の意志で人生や社会を築いていくことができるようになることをめざしています。

教育関係者のみなさま、子ども・若者に関わる活動をされている多くのみなさまにご応募いただければ幸いです。

自分の人生は自分で選び取ることができる。
そのチャンスは、誰にでもある。

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「女の子だから」という理由で学校に通わせてもらえなかったインドの女の子や、家族の生活を支えるために、学校にも行けずにカカオ農園で働いていたガーナの男の子など、世界各地で厳しい境遇の中、生きていた子どもたち。そんな子どもたちやその家族の支援に取り組んできた国際協力NGOであるACEのスタッフが、活動を通じて子どもやおとな、地域の変化に触れて学んだことは、生きる上で「大切にしたいこと」や人生の意味に気づくことでした。

インドやガーナの子どもたち自身や、彼らに向き合ってきたACEのスタッフが体験した「変化(チェンジ)」のストーリーを1冊の本にまとめたのが「チェンジの扉~児童労働に向き合って気づいたこと」(集英社より、2018年8月出版)です。多様性にあふれ、予測不能なこれからの社会を「私たちはどう生きるのか」。これからの生き方を考える1冊として、子どもや若い人たちにぜひ読んでもらいたいと思っています。

こんな話が聞けます!

  • インドやガーナの子どもたちの話
  • コットンやカカオの生産地域、コミュニティの話
  • 国際協力や社会貢献の仕事について
  • ACEのスタッフが体験した「チェンジ」のストーリー
  • 子どもの権利(生きる、守られる、育つ、参加する権利など)について
  • 子どもたちが自ら持っている権利に気づき、エンパワーされ、自分の人生や自分が暮らす地域を変えていく様子などについて

 

期間限定 本の無料プレゼント実施中!

チェンジの扉無料プレゼント 画像いつもより長い春休みにぜひ読んでいただけたらと思い、24歳までの方には書籍を1冊無料でプレゼントする企画も開始しました!

お申込み・詳細はACEオンラインショップから:無料プレゼント!「チェンジの扉〜児童労働に向き合って気づいたこと〜」

*申込み〆切:2020年4月5日(日)

 

授業や読書会へスタッフを派遣します!

「チェンジの扉」に登場するACEスタッフが授業や読書会に出向いてお話します。現地を見てきたスタッフの生の声を聞いたり、質問をして学びを深めることができます。

25歳未満の参加者には全員に「チェンジの扉」をプレゼント!(一人一冊)

たくさんの子ども・若者に届けたいと思っています。応募要件に合致するか迷う場合でも、まずはお問合せください。

応募要件
  • 対象:子ども(18歳未満)・若者(15歳から24歳まで)
  • 応募資格:学校(小・中・高・大学・フリースクール等。クラブ、サークルも可)、子ども・若者の支援をおこなう団体・施設等
  • 実施可能期間:2019年9月~2020年7月ごろ
  • 実施日時:ご希望をお聞かせください。スタッフの都合によりスケジュールを調整させていただきます。
  • 実施可能場所:日本国内であればどこでも可
  • 内容・形式:応相談。まずはご要望をお聞かせください。
  • 費用:講師料20,000円(応相談)。交通費・宿泊費はACEで負担します。
  • お申込み〆切:2019年9月30日(月)まで。
お申込み方法

「チェンジの扉」スタッフ派遣プログラム応募用紙(Wordファイル)」をダウンロードして必要事項をご記入の上、メールにてお申込みください。折り返しご連絡させていただきます。

申込フォームをダウンロードし、
メール(rf20th % acejapan.org)にてお申込みください。

申込フォーム ダウンロード

( % を @ に変えて送ってください)

派遣可能なスタッフ(「チェンジの扉」に登場するスタッフ。以下より1~2名を派遣します。)

白木朋子白木朋子(事務局長・共同創設者) 

1974年生まれ。宮城県仙台市出身。大学のゼミでインドの児童労働を研究し、現地でのフィールドワークで児童労働を余儀なくされる子どもたちと出会い、強い衝撃を受ける。1997年大学4年時に岩附由香(現ACE代表)と出会い、学生5人でACEを創業。英国の大学院への留学、開発援助のコンサルティング会社での勤務を経て、2005年より現職。ガーナのカカオ生産地での事業立案、企業との連携による商品開発、労働、人権に関する企業の社会監査、教材開発や書籍の出版、講演、執筆などに携わる。農業を営む夫と娘とともに埼玉県で暮らす。写真(左)は、「トモコ」と名付けられた、ガーナの村の女の子。 

ACE総務・経理担当 坂口志保坂口志保(経理・総務 チーフ)

1982年生まれ。鹿児島県出身。高校2年生の冬、一枚の写真に出会う。大きな瞳を輝かせた女の子の笑顔とは対照的に「『女の子だから』というだけで、学校に行けない子どもたちがいます。」という言葉にショックを受け、服飾の専門学校から国際学部のある大学へ進路変更。在学中カンボジアでのボランティアを経験。大学卒業後、アパレル企業の人事部で約5年勤務。高校生のときに出会った写真が自分の原点となり、NPOサポートセンターの研修を経て、2012年経理・総務担当としてACEに入職。全体の予算管理や組織部門の進捗管理などを行う。

近藤光(ACE ガーナ・プロジェクトマネージャー)近藤光(ガーナプロジェクトマネージャー)

1973年生まれ。神奈川県出身。小学校のころから漠然と「世界」に興味を持っていたが、高校、大学では陸上競技に打ち込み、「世界」とは無縁の生活を送る。その後大学を留年したことを機に再び「世界」に関心が芽生え、意を決して大学院に進学しアフリカ政治を研究する。それをきっかけに青年海外協力隊員に参加しガーナとウガンダに滞在。その後公益法人嘱託職員、土木コンサルタント会社のウガンダ駐在員を経て、2012年より現職。スマイルガーナプロジェクトの進捗管理ほか、政策提言活動や学校での講義などを行う。2014年より市民ネットワークfor TICAD 世話人。2016年より関東学院大学非常勤講師。

成田由香子(ACEスタッフ)成田由香子(事務局次長/子ども支援事業チーフ)

1977年生まれ。福島県福島市出身。インドのタタ社会科学研究所ソーシャルワーク修士課程修了。労働組合、在印日本大使館(草の根・人間の安全保障無償資金協力外部委嘱員)での勤務を経て、2007年5月より現職。インド・コットン産業での事業の立案・実施管理・ソーシャルビジネス推進、日本の子どもの権利に関する政策提言等を担当。労働・人権分野の国際規格「SA8000」社会監査人コース修了。保育士資格取得。現在、日本福祉大学福祉経営学部医療福祉・マネジメント学科在籍中。

田柳優子プロフィール画像田柳優子(インドプロジェクトマネージャー)

1988年生まれ。東京都出身。国際協力とは直接関係のない学部に所属する大学在学中に旅をするうちに、海外に住む人々に関心を持つようになり、ストリートチルドレンを保護するインドのNGOでインターンシップを経験する。様々な環境で生きる子どもたちと接するが、問題を解決するために何をするべきなのか、渡航前よりもわからなくなる。帰国後ACEのことを知り、ACE主催のスタディツアーに参加し再びインドを訪問する。卒業後は旅行会社への就職・勤務を経て、インド担当スタッフとしてACEに入職。インドのコットン生産地での事業、講演やワークショップ、企業との連携事業などに携わる。

 

子どものエピソード(書籍「チェンジの扉」より)

ラクシュミさん(仮名)

ラクシュミさん(仮名)

ラクシュミさん(写真)は、インドのコットン畑で子どもの頃から働いていました。炎天下の中、農薬がまかれる畑で長時間働くため、体を壊して入院したこともありました。ACEの支援で、働くことをやめて学校に行くようになってからは「学校で学ぶことが今一番楽しい!」と、友達と一緒に元気に学校に通っています。
そんなラクシュミさんの変化を見て、おばあちゃんも変わりました。以前は「女の子は学校に行かず、10代で結婚して子どもを育てるのが普通だったから、ラクシュミもそうさせるつもりだった」そう。
友達の中には、働いたり結婚するために戻ってくるように親に言われて、学校をやめようとする子もいます。ラクシュミさんはそんな2人の女の子を説得して、途中退学を食い止めたといいます。

「生き生きしている女の子たちの姿が見られるようになって、村が明るくなった」 という声が村の人から寄せられています。
ひとりの女の子の「チェンジ」が、家族を変え、友達を変え、コミュニティを変えていったのです。

書籍「チェンジの扉」について

チェンジの扉 表紙のイメージ人生は選択でき、変えることができる。誰もが、そのきっかけを持っている。「チェンジ」のストーリーは、多様性の社会を生きていく私たちへの示唆に富んでいる。希望を取り戻し、人生を変えた子どもたちの物語。
子どもたち自身、そして彼らに向き合ってきたACEスタッフが体験した変化のストーリーを通し、多様性の社会を「私たちはどう生きるか」考える1冊です。
フォトジャーナリスト・安田菜津紀氏がインド、ガーナで撮影した写真を多数収録。

写真:フォトジャーナリスト・安田菜津紀(やすだ なつき)

1987年生まれ。studioAFTERMODE所属フォトジャーナリスト。カンボジアを中心に東南アジア、中東、アフリカなどで貧困や難民の問題を取材。2012年に「HIVと共に生まれる‐ウガンダのエイズ孤児たち‐」で第8回名取洋之助写真賞を受賞。

チェンジの扉について詳しくはこちら

認定NPO法人ACEとは

ACE(エース)は、世界中のすべての子どもや若者が、自らの意志で人生や社会を築くことができる世界を目指して活動する、国際協力NGOです。主にインド、ガーナ、日本で活動しています。

 
問合先:成田、白木、坂口
☎03-3835-7555(平日10~18時)
20rf % acejapan.org(%を@に変えてください。)


一般社団法人パチンコ・パチスロ社会貢献機構

この活動は、全日本パチンコ・パチスロ社会貢献機構の助成を受けて実施します。

子どもの権利条約キャンペーンロゴ

この活動は、「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」の賛同プログラムとして実施いたします。
#広げよう子どもの権利

         

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  • カテゴリー:お知らせ
  • 投稿日:2019.09.11