【開催報告】東京レガシーハーフマラソン2023チャリティ「ランニング経験ゼロからフルマラソン完走！大村信夫さんと走る練習会＆トーク」

2023年10月15日に開催される東京レガシーハーフマラソン2023。ACEは東京レガシーハーフマラソン2023チャリティの寄付先団体です。

2023年7月19日の夜、大会に向けての決起会の意味も込めて、チャリティランナーのみなさんにご参加いただき練習会とトークイベントを開催しました！

ランニング経験ゼロからフルマラソン完走！？

ゲストは、家電メーカーに勤務しながら「片付けパパ(R)」「片付け部長(R)」「パラレルキャリア研究家」など様々な顔をお持ちの大村信夫さん。東京マラソンチャリティを通じてACEをご支援くださっているほか、様々なマラソン大会に出場されています。

イベントでは、そもそも運動が苦手だったという大村さんが同僚とノリで応募したことから参加を決めたマラソン大会をきっかけに、フルマラソンを完走するまでに至ったご経験を伺いました。また、大村さんが所属されているランニングチーム「RANVE」から村田智太郎コーチにもご参加いただけることになり、大村さんのアドバイスに村田さんが○×でツッコミを入れるスタイルで楽しくお話いただきました。

和気あいあいとお話を聞くことができました

まずは「宣言」することから

大村さんは、まずは周りの人に「フルマラソンに出場します！」と宣言し、SNS投稿もして自分を奮い立たせていたそうです。

また本番がスタートする前には、完走後にSNSに投稿する予定の文章の下書きもされていました。「途中くじけそうにもなりましたが、みなさんの応援のおかげで走り切ることができました！」など、リアルにイメージした内容の投稿をあとはボタンを押せば投稿できる状態にしておいてスタート。これが完走を後押ししたといいます。

この方法は、村田さんからも有効だ！とお墨付きがありました。ゴールのときの拍手や、誰かに祝ってもらっているシーンなどを五感を使ってイメージすることも効果的だそうです。
身体づくりだけではなく、宣言することでメンタル面を良い方向に持っていくことも実際のパフォーマンスに影響するのですね。

練習～本番に向けて

大村さんが実際に着ていたメッセージ入りTシャツ

練習についてもたくさんのアドバイスをいただきました。

村田さんのおすすめは朝、ゆっくり走ることだそうです！ゆっくり走ると筋肉の血管が発達し、酸素が届くようになります。また、食事を摂らずに走ると脂肪が燃えやすいこと、逆に糖質を摂ると先にそちらから燃えることも教えていただきました。

走る練習だけではなく、YouTubeにアップされている大会のコース動画を見たり、実際のコースを自転車で走ったりしてシミュレーションするのも良いそうです。

また本番にモチベーションを上げる方法として、走りながら「ありがとう」「頑張りましょう！」と声出しをする、「あと○km」と考えるより「あと○分」と考える、など具体的なアドバイスをいただきました。

大村さんは事前にTシャツに応援メッセージを書いてもらい、そのメッセージを背負ってフルマラソンを走ったことがとても励みになったということで、実際のTシャツも見せてくださいました。

トークセッション終了、いよいよ練習会へ

トークセッションの最後には参加者からの質問にも答えてくださいました。
今年初めてハーフマラソン大会に参加される方からの「毎日走った方がいいと聞くけれど、筋肉痛が来てもそうした方がいいのか、少し休んでから走った方がいいのか」というご質問には、無理して走らず歩くというアドバイスがありました。

質疑応答の後は、みなさんと一緒に東京レガシーハーフマラソン2023に出場するスタッフの田柳よりACEの活動をご紹介しました。今回初めてACEに興味を持って申し込んでくださった方やご友人の紹介で参加を決めてくださった方もいらっしゃり、マラソンを通じてみんながつながり、児童労働のことや子どもの権利のことをお伝えできるありがたさを感じました。

大村さんは、ご自身のチャリティランナー活動を紹介して寄付を集め、周りの人へチャリティを広めていることもお話ししてくださいました！