「しあわせへのチョコレート」プロジェクトの活動報告書（2023～2024年）を作成しました

ACEは、カカオ生産における児童労働を解決し、チョコレートを食べる人と作る人、みんなが一緒にしあわせになり、「児童労働のないチョコレート」があたりまえに手に入る社会の実現をめざす「しあわせへのチョコレート」プロジェクトを2009年から実施しています。

この度、「しあわせへのチョコレート」プロジェクトの2023年4月から2024年3月の活動をまとめた報告書を作成しました。

ガーナのカカオ生産コミュニティで子どもやカカオ農家を直接支援する「スマイル・ガーナプロジェクト」の活動、ガーナ政府と進める「児童労働フリーゾーン」制度構築の取り組み、日本のチョコレート企業各社との協業の取り組み、「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」を通じた活動、学校の子どもたちや一般市民に伝える啓発活動やメディア掲載実績など、この1年の活動や成果をまとめています。

また、カカオ生産地の最新情報として、最近日本でも報道されている、西アフリカのカカオ危機（カカオの生産量の減少と国際価格の高騰）についても、その背景など詳しい情報をまとめました。

「しあわせへのチョコレート」プロジェクトの活動は、みなさまからいただく「チョコ募金」によって支えられています。日ごろからのチョコ募金へのご支援に心より感謝申し上げるとともに、これからも大きな目標に向かってこれからも活動を続けることができるように、引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

ACEはこれからも、世界第2位のカカオ生産国であるガーナで、そしてカカオ産業で児童労働を解決するひとつのモデルを作ることにより、国連が定める持続可能な開発目標（SDGs）の目標８のターゲット７に掲げられている「2025年までに世界であらゆる児童労働を終わらせる」ことに貢献することをめざしていきます。