森永製菓「1チョコ for 1スマイル」報告会に参加しました

森永製菓「1チョコ for 1スマイル」報告会に参加しました

こんにちは。ACEスタッフの佐藤です。

今回は、2025年5月19日に開催された森永製菓「1チョコ for 1スマイル」プロジェクトの社内報告会で、ACEからの報告を行いましたので、その様子をご報告します。

「1チョコ for 1スマイル」とは?

「1チョコ for 1スマイル」は、森永製菓が取り組むチョコレートのサステナビリティ向上を目指す活動で、売上の一部がガーナのカカオ生産地域の支援に活用されています。ACEは2008年からガーナでの児童労働の撤廃と子どもの教育支援に取り組んでおり、本プロジェクトのパートナーとして、現地での活動を担ってきました。

報告会の内容

報告会では、まず2024年度の「1チョコ for 1スマイル」活動概要が森永製菓の担当者より紹介されました。その後、ACEからは現地支援プロジェクトである「スマイル・ガーナ プロジェクト」担当の赤堀と副代表の白木が登壇し、カカオ農家の現状や、ガーナ政府と連携して進めている「児童労働フリーゾーン(CLFZ)」構築の進捗について報告しました。

パネルディスカッションでは、ACEが企画したガーナでの現地視察ツアー(ラーニング・ジャーニー)に参加した森永製菓の社員3名が登壇。ファシリテーションは白木が担当し、現地での体験から得た気づきや心境の変化、そして自社内での取り組みの広がりについて語られました。実際に、小売業との連携や、支援地のカカオを使用した新商品の開発、出張授業プログラムの導入など、多方面で展開が紹介されました。

ACE支援地産カカオを使った「TAICHIRO MORINAGA クッキーセレクション with CACAO」(現在は販売終了)も会場で販売されました。

今後に向けて

報告会を通じて、企業による継続的な支援と、それを推進する従業員一人ひとりの思いが、確実に現地の変化につながっていることを改めて実感しました。また、児童労働のないチョコレートを目指すこの活動が、商品開発や教育、社内啓発などさまざまなかたちで企業文化として根付いていることに、大きな可能性を感じました。

ACEとしても、引き続き現地での活動を着実に進め、企業との連携を通じて持続可能な変化を生み出していきたいと考えています。

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  • カテゴリー:報告
  • 投稿日:2025.06.11