「世界フェアトレード・デー」は、毎年5月第2土曜日に世界中でフェアトレードをアピールする日です。毎年この日には、WFTO(世界フェアトレード連盟:World Fair Trade Organization)に加盟するフェアトレード組織と生産者組織を中心に、各国でイベントやキャンペーンが同時開催されます。 今年は、環境や人権などに配慮したサステナブルな繊維産業の普及活動を行う団体「Textile Exchange」、オーガニックコットンのウェアを中心としたフェアトレードファッションの世界的パイオニア「ピープルツリー」、コットン生産地から児童労働をなくすために取り組む「認定NPO法人ACE」3者共催によるイベントを開催いたします。 Textile Exchangeからは代表のLa Rhea Pepper氏が参加し、コットン農家としての経験や、世界の繊維・ファッション業界の動きをご紹介します。ピープルツリーからは、インドでオーガニックコットンとフェアトレードにおけるサプライチェーンの仕組みづくりと、日本で求められるものづくりのストーリーを。そしてACEは、インドのコットン生産地から児童労働をなくし、オーガニックコットンをつくる取り組みについてお話しします。 これらの活動は、今回のテーマにもなっている2015年に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)と深く関わっています。SDGsは、世界中の人たちが協力し、社会にある貧困、紛争、気候変動など、様々な問題の解決に取り組もうという約束です。いまを生きる私たちがより良い生活を送ることができ、それが未来にも続いていくことを目指しています。 オーガニックコットンとフェアトレードに関わる様々なゲストから、地球・人を想うテキスタイルをとりまくグローバルでの動きを学び、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献とつながりを身近に知ることができます。オーガニックやフェアトレードを広め、私たち個人個人がSDGsにどう取り組めるか、ご参加の皆様とともに考える時間としていきたいと思います。また、会場には物販コーナーを設けており、フェアトレード商品、オーガニックコットン商品等、実際にサステナブルな商品のショッピングを楽しんで頂けます。 学生の方、親子、どなたでも気軽にご参加頂けますので、お誘いあわせの上、ぜひお出掛けください。 開催概要日時 | 2019年5月11日(土)13:00 - 16:15(開場・受付・物販開始12:30) |
---|
会場 | 聖心女子大学4号館/聖心グローバルプラザ 3階 ブリット記念ホール *住所:東京都渋谷区広尾4-2-24 聖心女子大学4号館 *最寄: 東京メトロ日比谷線 広尾駅4番出口 徒歩1分 *URL:http://kyosei.u-sacred-heart.ac.jp/access ※フタつき容器(ペットボトル・水筒など)の飲み物に限り持込み可能。食事はご遠慮ください。 |
---|
参加費 | 学生:無料 / 一般:500円 |
---|
定員 | 200名 |
---|
主催 | Textile Exchange、グローバル・ヴィレッジ/ピープルツリー、認定NPO法人ACE |
---|
申込み (要事前申込み) | 以下の「参加申込フォーム」よりお申し込みください。 ※定員に達したため、申し込み受付を締め切りました。
|
---|
お問い合わせ | 〒110-0015 東京都台東区東上野1-6-4 あつきビル3F TEL:03-3835-7555 FAX:03-3835-7601 E-MAIL: cotton%acejapan.org (%を@に変えて送ってください) |
---|
申込期限:満席になったため受付を締め切りました。
プログラム(予定)1. 講演「コットン畑で何が起こっているの?~農家の経験から~」(仮) Textile Exchange 代表 ラレー・ペッパー (La Rhea Pepper )氏(逐次通訳あり) 2. 発表「児童労働のないコットンを目指して」 認定NPO法人ACE インド・プロジェクト・マネージャー 田柳優子 3. 発表 「サステナブルなコットンとは?」 Textile Exchange 理事 稲垣貢哉氏 4. 講演「作り手から買い手までをつなぐビジネスの挑戦」 ピープルツリー(フェアトレードカンパニー株式会社)代表取締役社長 ミニー・ジェームズ氏 5. パネルトーク「オーガニックコットンとフェアトレードの広め方を考えよう 」 <モデレーター> グローバル・ヴィレッジ 代表 胤森なお子氏 <パネリスト> ・Textile Exchange 代表 ラレー・ペッパー (La Rhea Pepper) 氏(逐次通訳あり) ・ピープルツリー(フェアトレードカンパニー株式会社)代表取締役社長 ミニー・ジェームズ氏 ・明治大学農学部教授 岡通太郎氏&岡ゼミ学生(予定) ・Textile Exchange 理事 稲垣貢哉氏 ・認定NPO法人ACE インド・プロジェクト・マネージャー 田柳優子 ※フェアトレード商品、オーガニックコットン商品等の物販コーナーあり。開場・閉会後や休憩時間にお買い物を楽しんで頂けます。 ※このセミナーは平成31年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します。 登壇者講演/発表 ラレー・ペッパー (La Rhea Pepper) 氏テキスタイル・エクスチェンジ 代表 テキサス州ラボック出身。コットン農家の5代目。1990年代初頭にオーガニックコットンの栽培を開始し、オーガニックコットン・ムーブメントにおける重要人物となる。 テキサス・オーガニック・コットン・マーケティング協同組合を共同設立し、現在までに40の生産者メンバーが年間10,000〜19,000エーカーのオーガニックコットンを育てるまでに成長している。 田柳 優子認定NPO法人ACE インド・プロジェクト・マネージャー 大学在学中にストリートチルドレンを保護するインドの現地NGOでインターンシップを経験。帰国後にACEのスタディツアーで再びインドを訪れ、児童労働の問題に関わるようになる。卒業後、企業での勤務を経て、2015年より現職。インドのコットン生産地の児童労働撤廃・予防プロジェクトの管理の他、日本で企業との連携によるフェアトレードやオーガニックなどのエシカルな製品の推進、消費者や学校向けに講演活動等を行う。 稲垣 貢哉氏テキスタイル・エクスチェンジ 理事 1987年興和株式会社入社。2003年11月オーガニックコットン製造小売事業“Tenerita”をスタート。2007年よりOrganic Exchange(現Textile Exchange)理事。2014年よりNPO法人ACEと協業でインドプロジェクト“Peace India Cotton”でオーガニックコットンへの転換事業で農業チャレンジ中。 ミニー・ジェームズ氏ピープルツリー(フェアトレードカンパニー株式会社)代表取締役社長 英国 オックスフォード大学 ベリオルカレッジ卒業。大学卒業後、ロンドンおよび東京の日系/外資系の大手金融機関に勤務。この間、サフィア・ミニーをサポートし、1991年11月NGO「グローバル・ヴィレッジ」を創立。1995年1月フェアトレードカンパニー株式会社(FTCo)を設立。2001年3月ロンドンに「ピープルツリーリミテッド-People Tree Ltd(PTLtd)-」を設立。2007年1月金融機関を退職し、ピープル・ツリーの活動に専念するため、FTCo及びPTLtdの取締役に就任。2008年1月FTCoとPTLtdの持株会社「ピープルツリーフェアトレードグループリミテッド-People Tree Fair Group(PTFTG)-」をロンドンに設立、同社の取締役に就任。2015年12月FTCoの代表取締役に就任(PTFTG の取締役は兼任)し、現在に至る。 パネルトーク<モデレーター> 胤森なお子氏グローバル・ヴィレッジ 代表
1999年ボランティア参加を経てピープルツリー(フェアトレードカンパニー株式会社)のスタッフとなり編集や広報を担当。フェアトレードのスポークス・パーソンとしてセミナー講師などを務める。2006年~2016年まで同社常務取締役。現在、同社の母体NGOグローバル・ヴィレッジにてフェアトレードの啓発・推進活動を担当。一般社団法人 日本フェアトレード・フォーラム 代表理事/NGOグローバル・ヴィレッジ 代表 <パネリスト> ラレー・ペッパー氏テキスタイル・エクスチェンジ 代表 (プロフィール上記) ミニー・ジェームズ氏ピープルツリー(フェアトレードカンパニー) (プロフィール上記) 岡通太郎氏明治大学農学部食料環境政策学科講師(共生社会論研究室) 明治大学農学部教授 1971年生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科卒業。博士(地域研究)。京都大学東南アジア研究所講師、ロンドン政治経済大学客員研究員を歴任。ゲーム理論、幸福の経済学、行動経済学などを用いた持続可能な市場についての実証研究。 稲垣貢哉氏テキスタイル・エクスチェンジ 理事(プロフィール上記) 田柳 優子認定NPO法人ACE インド・プロジェクト・マネージャー (プロフィール上記) お問い合わせ〒110-0015 東京都台東区東上野1-6-4 あつきビル3F TEL:03-3835-7555 FAX:03-3835-7601 E-MAIL:cotton%acejapan.org (%を@に変えて送ってください) お申込みは、以下の「参加申込フォーム」よりお申し込みください。 https://acejapan.org/form2019051 |