【児童労働世界会議】最悪の形態の児童労働を撤廃する行程表を承認

【児童労働世界会議】最悪の形態の児童労働を撤廃する行程表を承認

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ハーグ(2010年5月11日)ー 5月10日から11日にかけて、国際労働機関(ILO)と協力してオランダ政府が主催し、ハーグで開かれた児童労働世界会議は、2016年までに最悪の形態の児童労働を撤廃するため、世界的な努力をさらに強化する行程表を承認して閉幕した。

行程表は、政府、労使の社会的パートナー、市民団体に対し、教育、社会的保護、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の機会を拡充することを呼びかけている。

政府に対しては「関連する政策が与える影響を評価し、期限付きの予防措置を導入し、撤廃のために十分な資金を国際協力を含み措置すること」を、社会的パートナーに対しては「児童労働に取り組む方針や事業計画などを通じて、緊急事項として最悪の形態の児童労働を禁止、撤廃する実効性ある措置を即時に講じること」を求めている。

ILOのカリ・タピオラ総局長は、「会議で話し合われた経験や考えは児童労働に対する私たちの意識、知識、約束を大いに向上させ、いつも通りのやり方では2016年までの撤廃目標は達成できないことを明らかにした」として、「行程表が手に入った今、やり遂げられるかどうかは私たち皆にかかっている」と語った。

会議に先立ってILOが発表した児童労働に関するグローバル・レポート『Accelerating action against child labour(反児童労働行動の加速化)』に示されるように、前回グローバル・レポートが出された2006年に比べて児童労働の減少スピードは落ちてきている。

このような中で開かれた今回の会議には、80ヵ国450人以上の政府高官、労使代表、国際機関、学識者、市民社会の代表、元児童労働者が出席し、閉会式にはオランダのベアトリックス女王陛下も臨席した。

出所:ILO駐日事務所ウェブサイト

 

 

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  • カテゴリー:児童労働ニュース
  • 投稿日:2010.06.03