幸せへのチョコレート

カカオ畑に連れて来られたメアリーちゃん(ガーナ)

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ACEが支援するウルベグ村で、一人の男性が相談に来ました。彼の名はクワク・ニャメさん。カカオやトウモロコシを育てる大きな畑を持つ地主です。2013年、彼の下に一人の女の子が送られてきました。それがメアリーちゃん(当時13歳)でした。

子どものエピソード-メアリーちゃん

ガーナ北部からカカオ生産地域で働くために連れてこられたメアリーちゃん

 

「カカオ畑で働かせて、お金を仕送りしてくれ」

メアリーちゃんがカカオ生産地域に連れて来られたのは、病気のお母さんの治療費を稼ぐためでした。彼女の親は学校へ行かせたがらず、「カカオ畑で働かせ、そのお金を仕送りして欲しい」と言っているそうです。

彼女が住んでいたガーナの北部は、目立った産業がなく、カカオ畑のある南部と比べてはるかに貧しく、このように仕送りを期待して連れて来られる子どもは後を絶ちません。親は子どもが働けなくなると、途端に連れ戻し、別の地域へ働きに行かせるケースもあるそうです。

しかし、ニャメさんはメアリーちゃんを働かせるのではなく、学校に通わせたのです。

子どものエピソード-メアリーちゃん

左から、パートナーNGOスタッフのナナ、近藤、メアリーちゃん、ニャメさん

 

送り帰すことは問題の解決にはならない

子どものエピソード-メアリーちゃんニャメさんは、ウルベグ村でACEの支援活動が始まってから「児童労働はいけない」と教わり、少しずつ意識が変わっていったそうです。メアリーちゃんが連れて来られた時は、連れてこられる前に住んでいた北部に返そうかと思ったそうです。しかし、そのまま彼女を帰しても、また別の場所に連れていかれ働かされると考え、彼女を引き取って学校に通わせることにしたのです。

ニャメさんは自分が働いて得たお金の一部を、治療代が必要なメアリーちゃんのお母さんに送っています。まさにガーナの「あしながおじさん」です。

子どもが働く根本原因を解決するために

ACEが支援している地域では、児童労働はいけないということ、子どもの教育が大切であることが広く理解されるようになりました。しかし、児童労働や人身売買は決してこの地域だけの問題ではなく、ガーナ全体で取り組まなければいけないことを改めて痛感しました。

すべての人々が健康に暮らせる社会。それはいつも笑顔を絶やさないニャメさんの願いでもあります。そんな「あしながおじさん」の願いをかなえるために、ぜひACEの活動を応援ください!

ガーナの子どもたちを笑顔にするために
応援よろしくお願いします!

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  • カテゴリー:子どものエピソード
  • 投稿日:2015.02.23

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