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【ガーナ便り】村に新しく中学校を建設することが決まりました

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2015年9月14日から10月2日まで、ガーナに出張してきました。ACEが支援している地域では今、子どもたちの教育環境、特に学校設備がとてもよくなってきています。

ガーナ・カカオ生産地の子どもたち

 

新たに中学校を建設することが決まりました

ACEが支援しているンスオテム村には小学校しかなく、中学校に通うためには隣のタノドゥマセ村まで通わなければいけませんでした。そのため、村の人たちで話し合った結果、中学校を作ることが決まりました。行政と交渉し、小学校と同じ敷地内に新たに3クラス分の校舎を建設し、2016年9月の開校を目指します。

ンスオテムの中学校建設予定地

ンスオテム村の中学校建設予定地

 

また、カロンゴ村では新たな校舎の建設が決まりました。これまで小学校5年生までしか教室がありませんでしたが、校舎を増築することで6年生まで通えるようになり、小学校の課程をすべてこの学校で修了できるようになります。タノドゥマセ村でも、新たに高等学校(Senior High School)の建設が決まりました。

教員住宅の建設も進んでいます

カカオ生産地の子どもたちを取り巻く教育環境の問題の一つに、学校の先生が近くに住んでいないため、通勤が大変で先生がしばしば学校を休むという問題があります。問題解決の方法には、学校の近くに先生用の住宅を建てる方法があります。これまで教員住宅がなかったカロンゴ村と、不足していたジュレソ村で、新たに教員用住宅が建設されました。

カロンゴ村の教員住宅を建設している様子

カロンゴ村の教員住宅を建設している様子

 

特にカロンゴ村は、これまで教員が住んでいた場所と学校が非常に離れており、通う道も大変な悪路であったため、教員住宅の建設を強く求められていました。「これでようやく腰を据えて子どもたちに教えられる!」と先生も喜んでいました。

完成したカロンゴ村の教員住宅

完成したカロンゴ村の教員住宅

 

学校環境改善の取り組みから生まれた思わぬ波及効果

今ACEが支援している村の中で最も大きなタノドゥマセ村の長老と学校運営員会の集まりに出席していた長老の一人から「君たちのおかげで村は本当に助かった!」と言われました。

聞けば、「スマイル・ガーナ プロジェクト」が始まる前は、タノドゥマセ村では長老同士が対立している状態で、村人同士が協力して何かをすることはほとんどなかったそうです。ACEの支援が始まってからは、学校運営員会とPTAが組織され、長老同士や村人が自然と集まる機会が増えたことで、お互いを理解し、協力し合うようになったそうです。ACEの支援が始まった結果、ずっと先送りにされていた高校の建設が決まり、村人の共同作業も始まりました。村の子どもたちの支援を目的としたプロジェクトですが、村全体の問題解決にも貢献したのです。

タノドゥマセ村でのミーティング風景

タノドゥマセ村でのミーティング風景

 

「これからもみんなで話し合い、働く子どもを学校に行かせて、村がもっと良くなるようにしたい!!」と長老の一人が話していたのが印象的でした。

学校環境の改善は子どもたちの通学を促進

タノドゥマセ村での学校建設に参加した村人たち

タノドゥマセ村での学校建設に参加した村人たち

 

学校環境が良くなることで、学校へ行こうとする子どもが増えています。カカオ生産地の学校環境が良くなるように、これからもACEの活動への応援のほど、よろしくお願いいたします。

報告:ACE ガーナ・プロジェクトマネージャー 近藤 光

ガーナの子どもたちを笑顔にするために
応援よろしくお願いします!

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  • カテゴリー:子ども支援
  • 投稿日:2015.12.02

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